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「依存」と「独立」
“「自立」というのはほんとうに他の人に頼らずにすむこと、つまり「依存」(ディペンデント)ではなく「独立」(インディペンデント)であることをいうのだろうか。ちょっと考えればわかることだが、他人にまったく依存しないで生きてゆける人は存在しない。一からすべてじぶんですることはだれにもできない。とすれば、「自立」とは、いざとなったらいつでも支えあうことのできる(インターディペント)人的ネットワークをきちんともちえていることをいうのではないのか”
−鷲田清一『パラレルな知性』(晶文社) / p170「私的なもの」をめぐって より
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