これ、絶対観よう。
・・・だけどさ、なんでレイトショーなのよ。遠いよ、遅いよ。
こんな映画をつくばで上映したいよ。
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「シンセが導入される直前のファンク、
逆にシンセが導入されたばかりのジャズ、ドゥワップ、ブルースが“ソウル”に化けた瞬間、
そして‘94年辺りまでのヒップホップ・・・
職業柄色々な音楽を聴くし、また聴こうとはしているのだけれど、
僕の耳はいつもこの辺りに帰って来る。
これらの音楽には原初の叫びがあり、既存の枠を破らんとする情熱があり、
そして「あるいはこのサナギは蝶にならないのではないか」という不安がある。
少なくとも僕にはそう思えるし、僕はそこに強く魅かれる。
僕はそういう音楽を愛してやまないのだ。
その混濁寸前のるつぼの豊潤さを。
まだ名前のない、生まれたばかりのきらめきを」
―椎名純平(『nbsa+×÷ 自然発火』 ライナーより)
思い出すのはこんな言葉。
これ大好きなんだよな。自分の魂でもある。新たにイベントを立ち上げるときの合言葉代わりだった。
・・・よし、原点再確認。