2021/01/31
『Sauce chien et la guitare au poireau』(LP)
2021/01/30
『JAMAICAN SOULDIES』vol.1
2021/01/29
『夜遊びに疲れてしまった』-完売しました!-
1/29 店日誌
彼らはどこかで聞いたような、賢い誰かの言葉で世の中を悲観的に語る。(略)他人の言葉を使って、自分の現状を悲観することはない気がする。
1月29日、金曜日。知人から不定期に送られてくる小冊子(と言うか、ペラ一枚)『respelatrol』が面白い。一昨日、ポストに入っていたのは「rebel with a cause issue」と題された4号。折りたたまれた誌面を広げていくうち、上記の一節を見つけてさすが! とうなった。家族のこと、観た映画や読んだ本、他者との会話などなどを個性的で上品、ときに野蛮な言葉選びで読ませてくれるこの方、本当にすごい才能だと思っている。先ほど手元にある号を確認したら、1号と2号は持っていた。3号はまぼろしか。
本格的な雪が降った昨日、今日は冬晴れ。日々変わる空模様、感染状況、色々ですが店はいつも通りに開けています。
2021/01/28
1/28 店日誌
1月28日、木曜日。自分が大学生の頃だから2001年から2004年頃、高円寺の雑居ビル(?)の二階に、「K」レーベルの音源だったりTシャツやステッカーなんかのグッズを売っているお店があった。当時の自分には、解らないものだらけだったのだけど、場の雰囲気に惹かれて何度か通った。あそこで買ったものではっきり覚えているのは、OBEYことシェパード・フェアリーのステッカーシート、ダブ・ナコルティック・サウンドシステムのCD。他にも何かしら買っているはずだけど、今はまったく思い出せない。
誰か、あのお店について覚えている方はいないだろうか。あの店に自分はつよく影響されている。
2021/01/27
『はみだしルンルン』
1/27 店日誌
1月27日、水曜日。昨日入荷を伝えた新刊『AA 五十年後のアルバート・アイラー』、『関西のスパイスカレーのつくりかた 2』、『蔓延する東京』等に加えて、古本、中古音源に入荷あり。品切れていたり、在庫が少なくなっていたものの補充もしています。日々、店には何かしらの動きがあるので「今!」と思ったときにご来店ください。
今日は20時まで開けています。通販、買取に関するお問い合わせはお気軽に。
2021/01/26
『AA 五十年後のアルバート・アイラー』
ニューヨークのイースト・リヴァーで変死体が発見されてから半世紀——未だ謎に包まれた天才音楽家アルバート・アイラーの魅力を解き明かす決定的な一冊が登場!
2021/01/25
2021/01/24
『酎酎DUB』
2021/01/23
2021/01/22
2021/01/21
『perception』
『関西のスパイスカレーのつくりかた 2』
お皿の上からその周辺へ。広がる、関西スパイスカレー・カルチャー。
2021/01/20
1/20 店日誌
雑誌づくりの夢は、いつしか、経済の夢にすり替わってしまった。雑誌とは、単なる紙の束でもないし、広告を載せるだけの容器でもないはずなのに。(略)経験上言わせていただくと、「なんだかよくわからないけど、おもしろい」と言って、つくりあげようという精神がないと、雑誌はおもしろくならない。-赤田祐一(「はじめに」・『証言構成 ポパイの時代』より)
1月20日、水曜日。昨日の朝、前触れなく『証言構成 ポパイの時代』の一説が頭に浮かんだ。そう言えば、最近読んでいなかったと思い、家の本棚から取り出してパラパラとめくってみるとすぐ面白い箇所にぶつかった。上記のテキスト中の「雑誌」を「店」に置き換えてみると、なんとなく物足りなさを感じる状況を説明できるような気がする。ほどよくお洒落で経済的なバランスもとれた場づくりは珍しいことではなくなった。ただ、そういう場所には、数値化できないものの気配は宿りづらい。自分としてはその傾向を面白いとは思えない。
本の買取依頼、大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
2021/01/19
2021/01/17
2021/01/16
2021/01/15
1/15 店日誌
マージナル、すなわち、周縁。マージナル・マン、すなわち、いずれの文化にも属さず中間に位置する人間。トムのスタイル観は、そのままニュー・ジャーナリスト、トム・ウルフにつながっている。-青山南(「訳者あとがき」『そしてみんな軽くなった』より)
1月15日、金曜日。今朝なにげなく手に取ったトム・ウルフ(著)/青山南(訳)『そしてみんな軽くなった』(ちくま文庫)で上記の一節を見つけて、オヤと思った。月曜日に書いた自分の店の中途半端さ。これを前向きに捉えれば「どこにも属さず(属せず)にいる個性」とも言えるのではないか、と。そう都合よく受け取ってしまう自分は楽天家なのだろうか。
日々、店には動きがあります。お暇があればお運びください。
2021/01/14
『蔓延する東京 都市底辺作品集』
『I shit ill/ Every little things』
2021/01/13
2021/01/12
1/12 店日誌
自分の店、PEOPLE BOOKSTOREについて考えた。現状は古本屋、新刊書店としても中途半端。チョイチョイ良いとこどりしたセレクト・オシャレ・ブックストアというので精一杯だ(それにしたって半端なのだ)。不意に己を客観視してしまい動揺しているけれど、落胆はしていない。当たり前ながら、店としてはまだまだ。これから変わっていける余地があるとして、どこに向かっていくのか、もう少しはっきり定めていくべき時機なのだろう。
同時に、これまで偉そうなことを話してきたし綴ってきてしまったなあ、と思う。恥ずかしい。それでも店は開けていくし、日々のことを書いていく。どう変わっていくのか、はたまた、何も変わらないのか、遠目にでも観察して頂きたい。ちょこちょことでも店に足を運んでくれたら、なお嬉しい。
※今日、1月12日(火)は休みです。
2021/01/11
1/11 家日誌
年末に手に入れて以来しょっちゅう針を落としている、Ernest Ranglin『ranglin roots』。大好きなジャマイカ人ギタリスト、アーネスト・ラングリンの未知の作品だったので、ジャケットの迫力にやや気圧されながらも購入した。メロウでスムース、軽やかな指運びで鳴らされるギターの音が聴くたび心を軽くする。レゲエらしからぬ音像の良盤だ。ただ、レコード全体に入ったザザッとしたノイズがどうしても気になる。返品するかどうしようか、数日かなり迷ったのだけれど、少し調べてハッとした。これはジャマイカ盤。そう気が付いた段階で、問題はほぼ解決。そんなことを気にするようならレゲエのレコードに手を出すな、と自分を戒めた。
ジャマイカ盤はノイズもセットでしょう! 盤に埃が溶け込んでいても、ジャケットがミスプリでも、
その後、とある方とのメールのやり取りでこの盤の話になり、上記の返信を頂いた。そう! そうなんだよなあ、とつよく納得。この感覚を持つとレゲエが、ジャマイカ音楽がより好きになる。今も、ラングリンのレコードを聴きながら、これを書いている。
2021/01/10
2021/01/09
2021/01/08
2021/01/07
2021/01/06
2021/01/05
2021/01/04
2021/01/03
1/3 家日誌
1月3日、日曜日。家にいて本を読んだりレコードをとっかえひっかえしていると時間を忘れ、現在地を見失いそうになる。そんな状態でビールなどを補給しに最寄りのスーパーに行くと人出に驚く。そうして、今は正月なのだと思い知る。
ここ数日、よく聴いたレコードはEarnest Ranglin『ranglin roots』、Gladstone Anderson&The Mudies All Stars『GLADY UNLIMITED』、Augustus Pablo『THIS IS AUGUSTUS PABLO』など。長年の探求盤、David Laibman&Eric Schoenberg『THE NEW RAGTIME GUITAR』ともようやく出会えた。
戸川昌士『猟盤日記』数冊、マイク・モラスキー『ひとり歩き』、扉野良人『ボマルツォのどんぐり』などを読んでいた。