9月30日、水曜日。秋晴れ。一昨日の日誌にも書いたけれど、この時期の快さはほどよい空気の乾燥具合ゆえ。もう少し季節がすすめばパッキパキに乾いてしまう。そのときに改めてマスク着用の意味が増すだろう。盲目的にならず、対人マナーも含めての使用意図をよく考えていきたいと思っている。
最近また、通信販売のご依頼が増えていて、嬉しいです。お気軽にお問い合わせください。
9月27日、日曜日。曇り空がつづく日々。そろそろスカッと晴れてくれたらいいなあ。9刷の『夜の木』、『大人になりましょう』はじめ新刊、音源に新入荷・補充あり。古本は日々入れ替わっています。通信販売も可能なので、お気軽にお問い合わせください。
今日は17時までの短縮営業。夕方から「Our lock down party」を配信します。
伊藤敦志『大人になりましょう』が届きました。
2019年に刊行された漫画『大人になれば』の副読本。伊藤さんが本作を描いたきっかけから影響を受けた本、映画、音楽に始まり作品中に貼られたポスターまで丁寧に解説、案内してくれています。小さいですが、中身がつまった暖かな一冊。
販売価格は1100円(税込)。『大人になれば』(3刷が近日入荷予定)と合わせてお楽しみください。
ジョン・コンヴァーティノ&ゲイブリエル・ナイーム・アモール『コレスポンデンツ』が届きました。
キャレキシコのドラマーとして知られるコンヴァーティノ、フランスのパリでの活動を経てアメリカはツーソンに渡ってきたギタリスト、ナイーム・アモールの2作目となるデュオアルバム。ときに華やかな音色を奏でるギター、セッションの土台となり空間づくりに寄与するドラム、二人の演奏は約2か月のオーディオ・ファイルの交換によって紡がれたもの。じっくり耳を傾けてほしい。
販売価格は2200円(税込)。渡辺享氏によるライナーノーツも味わい深いです。
当店と同じ天久保地区にあるお店ですが、歩くと約15分。自転車で10分弱、車なら5分ほど。遠方からつくば駅経由で来てくれるなら駅前で自転車を借りて頂くとスムーズに移動できます。
〈OctBaSS RECORDS〉
茨城県つくば市天久保1-5-4くいだおれ2号館1F
営業時間:13時−21時(月火休) ※催事開催時は変則営業。ツイッターでご確認を。
https://mobile.twitter.com/octbass_tsukuba
絵画集『夜の木』(9刷)が届きました。
日本語版、9冊目の表紙画に選ばれたのはドゥルガー・バーイーの「まもってくれる木」、どこにいてもまもってくれるキルサリの木を描いた作品です。ビニールの封を解けば、あふれ出すインクの香り。他のどれにも似ていない黒、夜の表情。それぞれの木がもつ物語。ゆっくり味わってほしい一冊です。
販売価格は3520円(税込)。吉祥寺の小さな出版社「タムラ堂」で年に一度、発行される特別な本。
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『つくづく』vol.6が届きました。
34×88cmのいわゆる普通のタオルにテキストが印刷されたタオル型雑誌。「雑誌と付録はどっちがメインなのか?」という疑問に真っ向から向き合い、考えだされたアイデアとのこと。本体に加えて、別冊付録がいくつか封入されています。気の利いたタオルとして使ってもいいですし、開封後そのまま本棚にしまってもいいと思います。
販売価格は660円(税込)。製本から梱包までを「金井制手工業」で行っているそうです。
吾等の生活は地より出で、地を耕し、地に還へる、是のみである。之を土民生活と言ふ。真の意味のデモクラシイである。地は吾等自身である。
大澤正道『石川三四郎 魂の導師』が届きました。
日本アナキズム運動の先駆者と称されながら、今や忘れられたに等しい思想家・石川三四郎。その石川が晩年に放った「光と薫」を一身に受けた大澤正道が1987年に上梓した評伝が33年ぶりの復刊。新版あとがき、森元斎による解説に加えて石川自身の「半農生活者の群に入るまで」を収めた冊子が封入されています。
販売価格は1650円(税込)。刊行元は「虹霓社」、静岡県富士宮市の出版社です。