今日は19時まで開けています。明日、月曜は定休日。
2020/11/29
2020/11/28
11/28 店日誌
今日は18時までの短縮営業。その後、配信催事「Our lock down party」に出演します。ご自宅等でお楽しみください。
2020/11/27
『ありあけ』
家にこもっている間に、配信ライブやオンラインでの制作以外で何かできることがないかと考えて、今作を作りました。Taiko Super Kicksのメンバー4人それぞれの家で吹き込まれた音の、生々しい雰囲気を味わってもらえれば嬉しいです。-伊藤暁里(Taiko Super Kicks)
Taiko Super Kicks『ありあけ』が届きました。
バンドメンバー間をカセットMTRを郵送で回していき、リレー形式に各人の自宅で録音、かさね録りされた音源。新曲「たった一本」に加えて既発曲のセルフカバー、5曲を収録。今、このタイミングでテープ・リリースする意味、意気を感じます。
販売価格は1650円(税込)。「TETORA RECORDS」からのリリース。
2020/11/26
『LIE LIE LIE(KARAMUSHI CHILLIN’ SOURCE)/MINOR SONG』
EXOTICO DE LAGO『LIE LIE LIE/MINOR SONG』が届きました。
待ってました! 当店人気のロックステディ〜エキゾチカ・バンド「EXOTICO DE LAGO」、久しぶりの音源は両A面の7インチアナログ・シングル。2018年発表の1st『EXOTICO DE LAGO』収録の「FOGGY CHILLIN’ SOURCE」にカラムシのヴォーカルを加えた「LIE LIE LIE(KARAMUSHI CHILLIN’ SOUCE)」と「MINOR SONG」の2曲を刻みこんだ、渋さ極まる音盤です。
販売価格は1430円(税込)。7インチ『Blue Bolero/Kung fu rock』も僅かに在庫しています。
2020/11/25
『STOP.LOOK.LISTEN』
泰尊『STOP.LOOK.LISTEN』が届きました。
鹿児島のラッパー、泰尊の3作目。実際に本人に会っている自分にとってのラッパー、泰尊は2曲目の「インディーズ」で描かれる通り(「MCだなんてカッコつけても、行動しなけりゃただの詐欺師」とか)。その他の曲の歌詞でうかがい知れるのは彼の生活、家族、友人、地元のシーン。泰尊の「ブルージーな自叙伝」と表現するのが伝わりやすいかもしれません。
販売価格は2020円(税込)。今週末、28日(土)に泰尊のライブ(とトーク)を配信します。是非ご覧ください。
2020/11/24
11/24 店日誌
11月24日、火曜日。きのう届いた『したてやのサーカス』(夕書房)はじめ新刊に入荷、補充あり。その他、リトルプレスやカレンダー、中古音源なども届いています。それらに加えて古本、Tシャツ、トートバッグなどほぼすべての商品の通信販売が可能です。ご希望のものがあれば、お気軽にお問い合わせください。
今週は金曜日までは通常営業。28日(土)は催事開催のため、18時までの短縮営業です。
2020/11/23
『したてやのサーカス』
これは、どこか息苦しさのある今の時代にこそ贈りたい、自分自身の物語を生きるためのアイデアとエールが詰まったおはなし集です。−高松夕佳(夕書房)
曽我大穂(監修)/高松夕佳(聞き手・編集)『したてやのサーカス』が届きました。
2014年4月に結成された「仕立て屋のサーカス」。この特異な舞台芸術集団が生まれるきっかけになった様々なこと、ひとをめぐった一冊。これまでの公演にゲストとして迎えたミロコマチコ、中嶋朋子、青柳拓次等との6つの対談、16のインタビューを収録しています(私、植田も参加させて頂きました)。
販売価格は2200円(税込)。世界の見方を変える、ヒントを見つけてくれたら嬉しいです。
矢吹純個展「何処より来たりて、何処へ行くや」
2020/11/22
2020/11/21
『DOROTHY』
DOROTHY(ドロシー)は、doron「贈り物」+theos「神」から成る「神の贈り物」を意味するギリシャ語のDorothea(ドロテア)から来ています。ドロシー彫刻は、魂の形をした小さな人形です。
村橋貴博『DOROTHY』が届きました。
名古屋の書店〈ON READING〉で開催中(明後日23日まで!)の同名展にあわせて発表された作品集。コラージュ、ブリコラージュの技法で作品制作する村橋さんが生み出した74体のドロシー彫刻を収録しています(うち8体はカラー)。「持ち主の日々の生活を助け、神と人のつなぎ役としてこの世界を訪れる超自然的な存在」とされる一体一体、それぞれの特異な存在感をご堪能ください。
販売価格は2200円(税込)。新刊にして、稀書と言うべき作品集。おすすめです。
2020/11/20
「Our lock down party」vol.3 −泰尊 3rd Album『STOP,LOOK,LISTEN』Release Tour in Tsukuba−
11/20 店日誌
歴史は、無数の人生の集積である。その歴史や人生が「大きな名前」(ビッグ・ネーム)で記憶され「小さな名前」もしくは「無名」(ネームレス)のものが、ほとんど忘れさられることに、異議をとなえつづけたい。−鶴見俊輔(『限界芸術論』「脇役 まげもの のぞき眼鏡」から)
11月20日、金曜日。『限界芸術論』(ちくま文庫)で見つけた、鶴見俊輔の主張につよく共感する。それが無意識に用いられる場合であっても「大きな名前」による圧力には抵抗したい。ぼおっとしていると、自分も他者に対してその種の力学を用いかねない。よくよく注意しておく必要がある。
さあ、また週末、連休がやってくる。今日はどんな一日になるんだろうか。
2020/11/19
「アナキズム カレンダー」2021年版-完売しました!-
アナキズムは怖い思想じゃない。人を差別しない、困っていたら助け合うという一番やさしい思想なの。千年かかろうと、そういう人が少しでも増えれば。−望月百合子
「アナキズム カレンダー」2021年版が届きました。
1930年に創刊された雑誌『婦人戦線』をテーマに構成する、2021年のカレンダー。高群逸枝、平塚らいてう、八木秋子、城夏子、碧静江、望月百合子、松本正枝、竹内てるよからなる8人の同人の紹介、陰木達也による「『婦人戦線』解説」等を収録しています。A4サイズ、28ページ。
販売価格は1200円(税込)。〈IRREGULAR RHYTHM ASYLUM〉の成田圭祐によるデザインがクールです。
2020/11/18
2020/11/15
2020/11/14
2020/11/13
『俺は現役だ』
反骨に徹した明治生まれの出版人の、部下を鼓舞する発言のかずかずが、若き、名もなき、金もなき、令和時代の編集企画者たちの胸いっぱいに鳴り響く。
神吉晴夫『俺は現役だ』が届きました。
“カッパの本”で知られる光文社の社長をつとめた神吉晴夫の箴言集。講談社から光文社へと累進し、編集者としてたたき上げたご自身の経験から生まれた言葉に装飾はなし。読んですぐ役に立つかどうかは確約できませんが、ズドンとお腹に響く言葉があるかもしれません。
販売価格は2198円(税込)。土曜社の人気シリーズ、土曜文庫の既刊なども補充しています。
2020/11/12
『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書3』
今回は3本ともアメリカの話、「アメリカ・イシュー」です。映画の話を通して、知っているつもりの「アメリカ」を新たに考え直すきっかけにもなりそうです。
小柳帝『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書3』が届きました。
5年振りの最新作、テーマはアメリカ。「A24映画はなぜ面白いのか」、「路上へ」、「カミング・オブ・エイジ・ムービーの現在」の三編で現在のアメリカ映画を解き明かします。それぞれ元になった講座を採録したもので、やさしい語り口。されど作品の解説、分析はズバリと明晰。はっきり言って、めちゃくちゃ面白いです。
販売価格は897円(税込)。同じタイミングで二刷となった『覚書2』も入荷しています。
『黒ダイヤ人別帳(キングレコード編)』
円盤のレコブック『黒ダイヤ人別帳(キングレコード編)』が届きました。
前回の東芝編から約一年、再び黒ダイヤシリーズが登場。「小さな町のバーやスナックからカラオケ教室まで、それぞれの事情でつくられた自主制作歌謡盤に、工場別番号順で無差別に向き合った音盤人別帳第二弾、キングレコード編」。レコブックすべてが田口さんにしか著せないものですが、この黒ダイヤシリーズが真骨頂! 心なしか筆もなめらか。読めばきっと楽しめます。
販売価格は1100円(税込)。レコブックのバックナンバー各種も在庫しています。
11/12 店日誌
11月12日、木曜日。昨日入荷した音源、坂本慎太郎『好きっていう気持ち』(完売御礼!)、COMPUMA&竹久圏『Reflection』、『OctBaSS RECORDS CDs sampler』それぞれに良い反応を頂いています。在庫があるものは通販もできますので、ご希望の方はメールにてお気軽にお問い合わせください。
お隣では鷲尾和彦さんの写真展「station」初日がはじまっています。
2020/11/11
『OctBaSS RECORDS CDs sampler』
SPRA『OctBaSS RECORDS CDs sampler』が届きました。
先日ちらっと紹介した音源が早速商品化、こういうスピード感こそインディーズの醍醐味だよなーっと手にして嬉しくなりました。天久保一丁目〈OctBaSS RECORDS〉店主のエスプラ君が日々届くCDの中から発見した15曲で構成したコンピレーション盤。90年代以降のロック中心の選曲でラフ&メロウに楽しめるムードになっています。
販売価格は1000円(税込)。エスプラ君自身の新作は11月28日(良いニアー)発売とのこと。
『Reflection』
かつて美しかった茶園がジャングルのように変貌した姿を前にして、お二人には様々な思いが去来したことと思います。そうした諸々を含めての「Reflection」。何が変わり、何が変わらなかったのか。−宇治香園 茶師・小嶋宏一(「Reflection」に寄せて)
COMPUMA&竹久圏『Reflection』が届きました。
京都の茶問屋〈宇治香園〉による音源企画「Tealight sound」の最新作。前作『something in the air -the soul of quiet light and shadow layer−』誕生の場になった茶園(現在は廃園)を5年振りに再訪、フィールドレコーディングを行うところから制作が始まった本作は、きわめて創造的。形として手にはできない光と音、空気、風。それらを二人の音楽家がどう表現し、音源として結実させたのか。耳を傾けて、その成果を確認してほしいです。
販売価格は2420円(税込)。五木田智央&鈴木聖によるアートワークもまた、素晴らしい。
『好きっていう気持ち』−完売しました!−
坂本慎太郎『好きっていう気持ち/おぼろげナイトクラブ』が届きました。
二ヶ月連続シングルリリース、第一弾。「好きっていう気持ち」のイントロを聴いて頭に浮かんだのは、盆踊り。そのリズムと間奏のロボ声、スライドギターとが掛け合わさって、これまでにないエキゾチックな響きを生み出しているような気がします。前触れなくラジオから鳴ると、ハッとさせられる曲。
販売価格は1430円(税込)。次作『ツバメの季節に』は12月2日(水)発売予定。お楽しみに。
2020/11/10
2020/11/09
11/9 家日誌
昨日は店を早じまいして、「大工哲弘・沖縄島唄コンサート」に出かけてきた。会場はつくば駅近くの〈つくばカピオホール〉。前後左右がしっかり空いた指定席。おかげで一部、二部ともじっくり堪能できた。伝統的な八重山民謡が披露された前半は風呂につかるような感覚で終始脱力。大工さんの駄洒落、パラパラ起きる微妙なテンポの手拍子に身体をマッサージされたような気分になる。休憩をはさんだ後半、ゲストのロケット・マツさんのピアノソロから引き込まれ、リズム多彩な演奏を楽しむ。近場でこういう演奏を体験できるのは贅沢なこと。もっと多くの人にこの催しのことを知ってもらえたら、なお良かった。
あの会場で、自分が何かを企画するなら、誰に声をかけるだろう。そう考えながら帰路につくも、これぞという着想はなし。とにかく、もっと多彩な催事が増えたらいい。
2020/11/08
EXOTICO DE LAGO『LIE LIE LIE/MINOR SONG』
EXOTICO DE LAGO『LIE LIE LIE/MINOR SONG』(ROSE RECORDS)を当店でも販売します。デラゴ、久しぶりの音源は両A面の7インチ・アナログシングル。2018年発売の『EXOTICO DE LAGO』収録の人気曲「FOGGY CHILLIN’ SOURCE」のヴォーカルバージョン「LIE LIE LIE」と「MINOR SONG」の2曲を収録しています。
販売価格は1430円(税込)。11月27日(金)発売予定。ご予約も受け付けています。
2020/11/07
11/7 店日誌
11月7日、土曜日。この数日で入荷を伝えた『都会なんて夢ばかり』、『ブックオフ大学ぶらぶら学部(新装版)』、『平野甲賀と』といった新刊に加えて古本、音源にも新入荷がございます。当店では入荷後、即品切というパターンは少ないですがお問い合わせを受けた時には売れた後ということが、たまにあります。気になるものがあれば是非ご来店ください。
今日は「大工哲弘・沖縄島唄コンサート」のため、お隣は短縮営業。すでに閉店しています。
2020/11/06
『ブックオフ大学ぶらぶら学部』(新装版)
新装版『ブックオフ大学ぶらぶら学部』が届きました。
今年6月に「岬書店」から刊行され、好評のちに完売した本が「夏葉社」からリイシュー。ブックオフをテーマにした武田砂鉄、山下賢二、小国貴司、Z、佐藤晋、馬場幸治、島田潤一郎の7人の寄稿に加えて、大石トロンボによる漫画を挟みこんだ内容はそのまま、ボーナストラック的に横須賀拓×島田潤一郎の対談「あとがきにかえて」を収録しています。
販売価格は1430円(税込)。カバーがついて、ちょっぴり立派になりました。
『都会なんて夢ばかり』
世田谷ピンポンズ『都会なんて夢ばかり』が届きました。
1984年生まれのフォークシンガー・世田谷ピンポンズの初エッセイ集。冒頭の「もっと文学を」からスッと本との距離が近づくような気がします。シンガーであり本好きの、とある若者による38つの小さな話。読めば、記憶の扉が開いていきます。
販売価格は1430円(税込)。6曲入りのCD『世田谷e.p.』が付いています。
大前チズル A piece of JAZZ quartet つくば公演
2020/11/05
2020/11/04
2020/11/03
2020/11/02
11/2 家日誌
柏の〈キネ旬シアター〉でマイルス・デイヴィスの映画を観たのち(想像以上の作品だった!)、お約束の流れで〈ディスクユニオン〉に足を運ぶ。ここ数ヶ月、意識的に耳を傾けているブルースマン、ライトニン・ホプキンスのレコードを買う。その途中に新刊書店に寄り坪内祐三さんの遺作(になってしまった)『玉電松原物語』も購入。つくば到着後に〈大成軒〉で瓶ビールとレバー炒めでほっと一息。これぞ休日らしい休日だ。
帰宅後にiPad を開いてみると、遠巻きに眺めている自分ですらモヤモヤさせられた「大阪都構想」関連のことでスズキナオさんがツイートしていた。共感する内容だったので少しだけやり取りをさせてもらう。これは、他人事で片付けてはいけない問題だ。