2014/09/30

JOBIM NIGHT 2014


今年も開催できることになりました、「JOBIM NIGHT」のコンサート。
小池龍平、YOSSY&icchie(YOSSY LITTLE NOISE WEAVER)からなる、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲をプレイするプロジェクト・バンドです。
つくば公演の開催日時は11月9日、日曜日の19時から。会場は千年一日珈琲焙煎所。チケットは前売りで2000円です((お席に限りがありますので、ご予約はお早めに!)。そしてこのツアーは「JOBIM NIGHT」名義での初音源リリースを記念した企画ということで、会場限定でCDを販売するとのこと。ライブとあわせて楽しみにしていてください。

ツアーの詳細はこちらでご確認ください。

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"JOBIM NIGHT"
小池龍平 : Guitar, Vocal
YOSSY : Piano, Vocal
icchie : Trumpet

20世紀のポピュラー音楽史に名を残す偉大な音楽家、アントニオ・カルロス・ジョビン。
彼の命日にあたる12月8日に、感謝と敬意の念を込めて行ったイベント、“ジョビン・ナイト”。
彼を心からリスペクトするミュージシャン達による、ジョビンの楽曲を全編カバーする一夜。
好評だったそのセッションをきっかけとして、トリオでのライブを続けています。

メンバーは、新しいブラジル音楽の息吹を感じさせた“Bophana” 、“Hands of Creation”の活動を経て、
現在は、畠山美由紀、アンサリーのライブ・サポート、
リトルテンポの土生“TICO”剛とのデュオ・ライブなどで活躍をしている
小池龍平(アコースティック・ギター/ヴォーカル)を中心に、
現在“EXOTIC SESSION BAND”のメンバーとして一緒にプレイをしている、
元“デタミネーションズ”のキーボーディスト、 YOSSY。
その“EXOTIC SESSION BAND”を主催し、多くのセッションで活躍中のトランペッター、icchie。
センス、スキル共、当代一の3人がこの日の為に全編ジョビンの楽曲をカバーするセッション!

彼ら3人は、ブラジリアン・ミュージックと並列して
ロック、レゲエ、スカ、ジャズ、ブラック・ミュージック等を聴いて育ったアーティスト達であり、
そうした意味でも、ジョビンを中心としたブラジル音楽をコミュニティー・ミュージックに閉じ込めることなく、
幅広い音楽ファンに、その魅力を伝える絶好の機会となること請け合いです。

2014/09/29

スクラップ・ブック!





PEOPLEのお兄さんショップ「本屋ブルッックリン」店主によるスクラップ・ブック(ファイル)。
これがすごく素晴らしい。こういうものを公衆の目に触れる場に出せることを光栄に思っています。買わずとも是非ご覧頂きたいです。そして、ここから生まれる発想を活かすことができたら嬉しいですね。ボクは個人の視点、選択にグッとくるんです。「チンケな客観よりもオレの独断!」と謳ったのは斎藤竜凰。この気概にいまこそ命を吹き込むべきでしょう。そう。好きなようにやればいい。オンラインでの相互監視、自己充実の表現活動、そんなつながりはいらないよなあと思うんです。だったら己の感覚をとことん研ぎ澄ますべし。

というのは、ボクの雑感。このファイルとは関係ありません。
センス良くまとまったスクラップです。気楽にめくってみてください。

2014/09/25

秋のパン教室! -ご予約受付終了しました!

※写真は昨年の「春のパン教室」から。良い風景です。

今年もやります! パン教室!
リトルテンポの土生“TICO”剛先生によるスティール・パンのワークショップです。
未経験者大歓迎。むしろ、はじめてさわる人にこそ来てほしい。音を鳴らすってこんなに楽しいことなのか! ときっと思えるはずだから。
普通に暮らしていたら、まず叩くことはない楽器でしょう。そんなスティール・パンを、ワイワイ体験できる希有な機会です。奮ってご参加ください。
日時は11月3日(月・祝)の15時からと17時から、参加費は2000円(変更しました!)。会場は当店、PEOPLE BOOKSTOREです。

各回の定員は5名です。ご参加希望の方は、お気軽にPEOPLE植田(mojomojo.people◯gmail.com)までお問い合わせください!
レッツ・ビギン! 飛び出せ、青春! 

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土生“TICO”剛

東京都国立市出身。趣味、釣り。
高校時代はサイコビリーバンド『エルビスロットン』でギターを担当。
1994 年に自動車事故でサンズの河を渡りかけるが失敗、無事生還する。
その後中古レコード店『ギャビー』でアルバイトをしながら音楽活動を続け現在に至る。

演奏、DJ、プロデューサー、流し等精力的に活動中。
現在リトテンの他、ブレスマークの二羽高次との夢のコラボレーション、『たけしこうじ』で全国をドサ回る日々を送る。
さらに、その甘いルックスで国内外を問わず女性達の熱~い眼差しは今日もTICO氏のハートに向けられている。


2014/09/24

『Spectator』の「禅 ZEN」特集号が面白い。


『Spectator』の最新号の売れ行きが好調です。今号の特集は「禅 ZEN」。
正直に言って、取っ付きづらいテーマだと思います。読んでみでも分かった気になりづらい、何を言っているのかよく分からない、そんな気持ちになりやすい特集なのかもしれません。それもそのはず。禅には形がありません。人びとはその無形のものを追いかけて、厳しい修業を行ったり、座禅を組んだりするのです。ぱっと読んで、なにかが分かった! とスッキリするはずもないよな、とボクは思います。そう、この雑誌は巷にあふれる「10分ですべてが分かるナントカ」とか「すぐに使えるナンチャラ」なんかとは全く違うつくり方なんです。

だからと言って難しい内容なのか、と自分に問い直してみると「そうではない」と応えることができます。いきなりすべてを捉えようとせず、まずは読んでみる。次々に出てくる高僧や偉人はたまた詩人や作家、有名人の名前を覚えようとするのではなく、ただ通り過ぎてみる。そしてまた読んでみる。気になった人物を注視してみる。またまた読んでみる。段々焦点が合ってくる。そうするうちにドンドン誌面に吸い込まれて、良い気分になってくる。そんな不思議な体験(トリップ!)を味あわせてくれる仕組みになっているんじゃないか、と、ボクは読みながら考えました。

まず、自分の興味に引きつけやすい語り手をみつけて、その人の言葉を追ってみる。そのあとでまた別の誰かの逸話を覗いてみる。それを続けていると、じわじわと「禅 ZEN」のサブ・カルチュア史での立ち位置がハッキリしてくるはずです。そしてそこから誌面に登場する人物の著作に入っていくと、面白い世界がかいま見れるのでは・・・という気がしています。ボクはとりあえず『禅ヒッピー』を読み返してみたくなりました(あと、『ナイン・ストーリーズ』も)。そういう意味で、ボクにとっては重松宗育氏へのインタビュー記事「ZENマインドはアメリカ文学にあり」が入り口になりました。

インサイド・ジャーナルを標榜する、「禅 ZEN」特集号。読んでみて損はないと思います。
そして前号、前々号の「ホール・アース・カタログ」特集にも出会ってみてほしいです。

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特集「禅とサブカルチャー」

『オン・ザ・ロード』のジャック・ケルアックも、
アップル創業者のスティーブ・ジョブズも、
サーフィンの神様ジェリー・ロペスも、
ブルース・リーもジョン・ケージも…
みんな禅マスターだった!
あのカルチャー・ヒーローたちは
禅の教えを、いかに学び、自らの活動に役立てたのか?
サブカルチャーや文学を通して
禅とは何かを紐解いた
スペクテイターの「禅」特集です。

スペクテイター 31号 CONTENTS

■ZENのコトバ
挿画/瓜生太郎・つげ忠男
■ 禅はいかにアメリカへ渡り広まったか?
漫画/UJT
■禅とサブカルチャー関連年譜
編集/赤田祐一(編集部)
■ZENマスター紳士録
挿画/東陽片岡
■瞑想のしかた
講師/三帰天海
撮影/伊藤和馬
■ビギナーズガイド 初心者のための坐禅体験記
取材・文/間宮賢
挿画/勝川克志
■ZENマインドはアメリカ文学にあり
重松宗育(禅僧・アメリカ文学研究者)インタビュー
撮影/三田正明
■日本のヒッピーたちは、ZENとどう向き合ったのか?
文/細川廣次(作家)
■マインドフルとは何か?
文/室謙二(ジャーナリスト)
■仏教的なコミューンをつくろうと思った
福村祖牛(わくせいサンガ主宰者・天台&臨済宗僧侶)インタビュー
■禅を知るためのブックレビュー
書評/桜井通開

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■描いて、描いて、描きまくれ!

画家・五木田智央インタビュー
聞き手/角田純
■服から始まる生活革命
「ナリワイと服」ワークショップレポート
文/太田明日香
写真/宮脇慎太郎
■bororo 旅する宝石商
文/内田理惠

2014/09/23

『木漏れ日のうたが本屋をまわる』

photo:mapup.net

『木漏れ日のうた本屋をまわる』ツアーのお知らせ。
当店の在庫も僅か、うつくしきひかりと惣田紗希による7インチ+ブック『木漏れ日のうた』をライブで存分に楽しめる企画です。
名古屋『ON READING』、代々木上原『Los papelotes』という素晴らしいお店をまわる旅程に加えて頂きました。嬉しくも恐れ多い・・・ですが、しっかりと準備をして良い時間にしたいと思っています。早々にたくさんのご予約を頂いていますので、気になるよー! 行きたいよー! という方にはお早めのご予約をおすすめします。ライブは11月15日、土曜日。15日から24日まで惣田紗希さんのドローイング原画展も開催します。どうぞお楽しみに。

以下、公式情報を転載します。

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「秋の夜をゆっくりと過ごすうつくしきじかん、是非。」

7インチ・アナログ・レコードと28ページにわたるアートブックという形でリリースされた「木漏れ日のうた/うつくしきひかりと惣田紗希」。この静謐かつ愉しい世界が、パッケージを飛び出してあなたの街にまいります。今回、ライヴハウスではない本屋さんでの巡回展、それゆえ、より親密な空気を愉しんでいただけるのではないかと思います。惣田紗希による本作品のドローイング原画に加え、名古屋のON READINGでは、本作品の中でも使用されたカメラマン阿部健の写真も展示する予定です。もちろん『木漏れ日のうた』ツアーゆえ、うつくしきひかりのライヴもたっぷりと行ないます。空から降りてくる天上の歌声をお楽しみください。

■会場:PEOPLE BOOKSTORE(茨城県つくば市)
■日時:11月15日(土)〜24日(月・祝) 店内展示
    11月15日(土) うつくしきひかりライブ
17:00 open / 18:00 start
2,500円(ドリンク提供なし)
※9月22日(月) 12:00〜 メール予約受付開始。件名を『木漏れ日のうたが本屋をまわる 予約』として、お名前、人数をご記入のうえ下記アドレスまでお送りください。
MAIL: mojomojo.people@gmail.com
PEOPLE BOOKSTORE(営業時間 平日,土曜 15:00-22:00/日曜 11:00-18:00 月曜日定休)
〒305-0005 茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E
MAIL: mojomojo.people@gmail.com
URL: http://people-maga-zine.blogspot.jp/

2014/09/22

『ダンスについて』を販売しています。



染谷拓郎君の『ダンスについて』を販売しています。
朝をイメージさせる曲が多いからか、先日の朝ライブの影響か、ボクは一日のはじまりに聴きたくなることが多いです。
ご覧の通りに函入り仕様。歌詞カード、盤が綺麗におさまってピッタリ1000円。贈り物にも良いかと思います。
全10曲。soundcloudで試聴もできます。

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『ダンスについて』/ 染谷拓郎

1.朝の光
2.ダンスについて
3.ソング・サイクル
4.サンタ・ルチア
5.今となっては
6.8月
7.本を愛しなさい
8.また明日
9.歌のよう
10.行方不明の季節


染谷拓郎 プロフィール
 1987年2月4日生・A型・左利き・猫背。
 ツイッター: https://twitter.com/someyatakuro

2014/09/21

本屋ブルッックリンに入荷がありました!




ピープルのお友達ショップ「本屋ブルッックリン」に入荷がありました。
今回もヴィジュアル本を中心に面白い本が入ってきています。是非、お店で手に取ってみてください。
オンライン・ショップも順調に稼働しているようです。こちらもあわせてお楽しみ頂けると嬉しいです。

2014/09/20

北沢夏音による『SUB』全号解説 -終了しました!

写真:細田百合子

“表現することは気分がいい。自分の場合、それが雑誌なんや”-小島素治

“ぼくはspirit―精神、霊魂、気分、生気、時代精神、そして“強い酒”をも意味する―に呼ばれたのだ。『SUB』という一陣の風が飛ばしたイメージの種子は、今も、ぼくの宇宙のなかで星雲のように渦巻いている。”-北沢夏音(*)

“一人の何者でもない普通の青年が、若干三十歳前後の青年が、個人であれだけの雑誌を出したというのは、初めてだろうね。若者が自分の作りたい雑誌を創った第一号。彼にはその栄誉があるんだから。”-椎根和(**)

“「時代の〈最良の精神〉が発するメッセージを受けとめ、それに対するパーソナルな感応を宝石のように蒐めて、魂の記念碑(ソウル・モニュメント)を作り上げ〈雑誌〉というタイムカプセルに刻印する。編集者、小島素治の本領(エレメント)は「捧げること(トリビュート)」にあるのだ」。小島素治の仕事について、北沢氏はこう表現している。彼の今回の著作にそのまま当て嵌まる言葉だと思う。”-若松恵子(***)

『Get back,SUB!』展 朝日のようにさわやかに 特別企画
「北沢夏音による『SUB』全号解説!」

会場:
PEOPLE BOOKSTORE

出演:
北沢夏音×植田浩平(聞き手)

日時:
9月20日(土曜)
16時半開場/17時開演

料金:
1000円

お問い合わせ:
PEOPLE BOOKSTORE(メール受付)
 mojomojo.people〇gmail.com(担当:植田)

E-mailでのご予約 :
件名を「 9/20 トークショー 」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
• ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
• メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
• お席に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

企画:
北沢夏音 × PEOPLE

(*)「三十年後」より「/『Get back,SUB!』 
(**)「雑誌狂時代PART2」より/『Get back,SUB!』
(***)「web magazine 水牛のように」より 2012・1

2014/09/18

Today's YouTube #107



You will not be able to stay home, brother
家にこもってなんか居らんねえぜ兄弟
You will not be able to plug in, turn on and cop out
コンセント入れて スイッチひねって 責任逃れも出来ねえ
You will not be able to lose yourself on skag and
ヘロインで正体不覚 とか ビール取りに席立つとか
Skip out for beer during commercials
できねえぜコマーシャルの間
Because the revolution will not be televised
なぜって 革命はテレビじゃやらねえから


There will be no highlights on the eleven o'clock
夜11時のニュースみたく 「今日一日の出来事をまとめて・・・」お送りしねえ!
News and no pictures of hairy armed women
男の期待に逆らって腋毛剃らねえフェミニスト達の映像も
Liberationists and Jackie Onassis blowing her nose
元ケネディ大統領夫人のジャッキー・オナシスが鼻をかむところもねえよ!
The theme song will not be written by Jim Webb
ジミー・ウェッブや国歌「星条旗を永遠なれ」の詞を書いたフランシス・スコット・キーや
Or Francis Scott Key, nor sung by Glen Campbell, Tom
グレン・キャンベル トム・ジョーンズ ジョニー・キャッシュ エンゲルベルト・フンパーディング
Jones, Johnny Cash, or Englebert Humperdink, or the Rare Earth
レア・アース等作詞作曲の テーマソングなんざ革命にはねえ!
The revolution will not be televised


@imissstandup suwa 

2014/09/17

『Play Map』1972年6月号から




言葉に頼るな。言葉はまったくの馬のクソだ。
行動によれ———いつでも徹底的にやれ。すばやく動け。
キミが一つのドラマにあまり時間をかけると、キミ自身も観客もあきてしまう。
彼らは退屈したら、興味を失ってシラケてしまう。
彼らは情報を得ていないわけだが、こちらがするのは彼らの注意をひきつけ、
いくつかのカギを残して消えてしまうことだ。
着るものを変えろ。身のまわりにあるものを活用せよ。いつも朝は裸で迎えよう。
自分の名前などどこかへ捨てて当局のリストから逃れ地下へもぐるのだ。
-アビー・ホフマン

PEOPLE BOOKSTOREで開催中の「『Get back,SUB!』展 朝日のようにさわやかに」に、出展中の一冊から。
本間健彦氏が編集長を務めた『新宿プレイマップ』改め『Play Map』の終刊号となった、1972年6月号で見つけた記事です。表紙をめくってまず現れるのが、ここで引用した言葉の発言主アビー・ホフマンのポートレイト。満面の笑み。まったく迷いの感じられないピース・サイン。これは本当に素晴らしい写真なので、是非現物をご覧頂きたいと思います(ちなみに撮影者は金坂健二氏)。それに続くのが、アビーの盟友“ミスターDO IT!”、ジェリー・ルービンによるアジテイト。いま、こんなに刺激的な雑誌が本屋に並んでいたら、どんな若者たちが反応するんだろうか・・・と思いを巡らせるだけで楽しくなってきます。ここには「失敗しない生き方」や「賢い選択」は欠片もなく、「やさしい生活」なんかも全くなく、「とにかくやっちまえ!」。ただそれだけなんです。 はっきり言えば危ないわけです。

***

“ラスト・イシューとなった六月号では、「恍惚革命」の煽動者、映像作家・評論家の金坂健二撮影による貴重な写真を大々的にフィーチュアして、「革命とは街頭演劇だ」と宣言、街路を駆け抜けたイッピーズのヒーロー、アビー・ホフマンを特集(!)。「終刊の弁」は一言も無い。街頭に出た途端狙撃され、路上で前のめりに斃れたかのような壮絶な最後だった。” -北沢夏音 『Get back,SUB!』より




2014/09/13

「ダンスについて」発売記念ライブ -終了しました!


ソメタクこと、染谷拓郎くんの新しいアルバム『ダンスについて』が完成したようです。
一足先に聴かせてもらったサンプルはとても良い仕上がりでした。何度聴いても不思議に飽きない。すーっとボクに生活に溶け込みました。
そんな染谷くんのレコ発ライブが決まっています。会場は隣の千年一日珈琲焙煎所。日時は9月13日。入場料は1000円です。
それぞれの生き方(それこそダンス!)について、考える良い機会になると思います。

以下、イベント詳細とサンプル音源です。

***


染谷拓郎 2nd Album 「ダンスについて」発売記念ライブ

 日 付 2014/09/13(土)
 時 間 開 場 18:00/開 演 18:30
 料 金 1,000 円
 会 場 千年一日珈琲焙煎所(つくば市天久保3-21-3 星谷ビル F/G)



染谷拓郎 プロフィール
 1987年2月4日生・A型・左利き・猫背。
 ツイッター: https://twitter.com/someyatakuro

2014/09/12

『山の方』が入荷しました!



片想いのブック+7インチ『山の方』が入荷しました!
税込み2000円で販売してます!

***

約1年ぶりとなる超待望のニュー・リリースは「本」+「7インチ」!!根本敬、いましろたかし、高浜寛、山田参助による書き下ろし作品、坂口恭平によるコラムなど収録した全36Pに及ぶ「本」にライヴでも人気の2曲を収録した「7インチ」が付属!!
FUJIROCK、Rising Sunとビッグフェスを駆け抜けた2014年夏の片想いの勢いがそのままパックされた超ビッグ・リリース!!豪華執筆陣による書き下ろし作品に加えて、その他充実の読み物、グラビアページも収録した片想い「本」にライブでお馴染みの「山の方から来てくれればいいのに」とStevie Wonder名曲カヴァー「いとしいな」を収録した「7インチ」が付属。なんと、録音とMixはillicit tsuboiが担当!!そして、デザインは大原大次郎が手掛けるという鉄壁の布陣。これだけは絶対マストです!!

2014/09/11

PEOPLEの本棚・番外編


◯「『Get back,SUB!』展 -朝日のようにさわやかに-」がはじまっています。
◯今週よりも来週。会期の後半になるにつれ、展示内容が充実していくのかなと思っています。
◯とは言え、現状でも見応えは充分にあります。『Get back,SUB!』を読んでくれている方なら、すごく楽しめるはず。
◯20日の土曜日には「北沢夏音による『SUB』全号解説!」という企画を挙行します。17時開始。料金は1000円です。ただいまご予約受付中。
◯「何かさわやかなことをやろうというのが、今回の意図なんです」-小島素治(『季刊サブ』六号より)

2014/09/10

『SOUL PICNIC MAGAZINE』が入荷しました!


主な活動は「集合と飲酒」(最高!)だという、ガレージ・ソウル・ファンク・バンド「思い出野郎Aチーム」。
そんな彼らが仲間たちと編集した『SOUL PICNIC MAGAZINE』が入荷しました。これは、ひと夏の思い出がつまった文集みたいなものだと思います。そして、その「仲間たち」とは、高木壮太•videotapemusic•髙城晶平•Ackky•アクセル長尾•ひらのりょう•Y.I.M(水着グラビア)•マイケルJフォクス•山田遼志という雑多な面々。おそらく、こんなメンバーが誌上で集うのはこの先無いんじゃないかなーとも、ボクは思っています。高尚でも有用でもないけれど、こういう遊びって本当に大切。何よりも強く、ボクはそのことを信じています。

というわけで、『SOUL PICNIC MAGAZINE』をPEOPLEでも販売させてもらいます!





2014/09/09

サマー・デビル!



“LATIN/RESORTをテーマに十八番のBOOGALOOからMAMBO、JAZZ、REGGAE、SWEET SOULまでミッドサマーの幻想漂18曲を選曲。
現在廃盤となっているチャーリー宮毛&EL LATIN SWINGERSの1st青空とハイウェイに愛された名インスト曲、「Flamingo Motel」こっそりしております! さらに横浜のオールンザミックDJ、タカラダミチノブエンジニアを担当。あなたも“夏の悪魔”にり憑かれてみて如何か。”
-OFFICE Flaneur

コンセプト、内容どちらも文句無し。良い塩梅の隙は有り。つまりは最高ということ。
EL CINNAMONSによる選曲CD『SUMMER DEVIL(夏の魔物)』が本当に素晴らしい。秋風にも合うんだタイトルとは裏腹に。
夏の余韻に浸るにはもってこいの一枚。気になるあなたは今すぐに“ヨコスカクラゲ‘68Tシャツ”をゲットすべき(この音源はTシャツの特典なんです)。これを手がけた「OFFICE Flaneur」を主宰する田中元樹君、彼は同世代の刺激的な編集者。センスは抜群。人柄もベリーベリー・ナイス。

『STREETWISE』 につづく出版活動にも期待しています!

2014/09/06

NU WAVE!!! -終了しました!

illustration:Yutaka Kawai

" NU WAVE! "

「最高のパーティーを目指します。」

会場:
FROG Music,drink&fun  http://froginfo.blog55.fc2.com/
つくば市天久保1-6-7 歌舞伎町ビルB1

出演:
やけのはら(DJ)
TAKAO,SB10,CHIBA-CHIBA

日時:
9月6日 (土曜)
23時開場 / 23時半開演 

料金:
1500円※1drink 込、予約不要!

お問い合わせ:
FROG(電話受付)
029-851-5307
PEOPLE(メール受付)
mojomojo.people@gmail.com(担当:植田)

企画:
FROG&PEOPLE

***


やけのはら
DJ、ラッパー、トラックメイカー。『FUJI ROCK FESTIVAL』、『METAMORPHOSE』、『KAIKOO』、『RAW LIFE』、『SENSE OF WONDER』、『ボロフェスタ』などの数々のイベントや、日本中の多数のパーティーに出演。2009年に七尾旅人×やけのはら名義でリリースした「Rollin' Rollin'」が話題になり、2010年には初のラップアルバム「THIS NIGHT IS STILL YOUNG」をリリース。2012年には、サンプラー&ボーカル担当しているバンドyounGSoundsでアルバム「more than TV」をリリース。2013年、セカンドアルバム「SUNNY NEW LIFE」をリリース。最新作はリミックス(している方)ワークス「SELF-PORTRAIT」。
  

トーク・オデュッセイア 第2歌 -終了しました!



" talkin' bout SUB CULTURE! "

「文化水流探訪記、つくば篇。」
トーク・オデュッセイア 第2歌 〜普通じゃないものに今でも夢中さ〜
やけのはら×北沢夏音トークショウ&ミニライブ

会場:
PEOPLE BOOKSTORE  
つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E

☆電車でつくばまで
つくばエクスプレス(TX)秋葉原駅から快速45分「つくば駅」下車

☆つくば駅からバスで
つくば駅A3出口をあがるとバス乗り場に出ます。
つくばセンター6番のりば(地図)より関鉄バス「筑波大学循環(左回り)」に乗車します。
平日は20分間隔、休日は40分間隔で運行。(時刻表)7分揺られて「合宿所」という停留所で降ります(190円)。停留所(地図)からは徒歩3分です。

出演:
やけのはら × 北沢夏音
やけのはら http://yakenohara.blog73.fc2.com/
北沢夏音 https://twitter.com/getbacksub
日時:
9月6日 (土曜)
17時開場 / 17時半開演 

料金:
1500円  (30名限定!)
※北沢夏音著『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』、または、
 やけのはら『SUNNY NEW BOX』をご持参の方は500円割引。
 当日購入された方も同様です。

お問い合わせ:
PEOPLE(メール受付)
mojomojo.people@gmail.com(担当:植田)

E-mailでのご予約 :
件名を「 9/6 トークショー 」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
• ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
• メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
• お席に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

主催 :
PEOPLE×『SUB』研究会

***


やけのはら
DJ、ラッパー、トラックメイカー。『FUJI ROCK FESTIVAL』、『METAMORPHOSE』、『KAIKOO』、『RAW LIFE』、『SENSE OF WONDER』、『ボロフェスタ』などの数々のイベントや、日本中の多数のパーティーに出演。2009年に七尾旅人×やけのはら名義でリリースした「Rollin' Rollin'」が話題になり、2010年には初のラップアルバム「THIS NIGHT IS STILL YOUNG」をリリース。2012年には、サンプラー&ボーカル担当しているバンドyounGSoundsでアルバム「more than TV」をリリース。2013年、セカンドアルバム「SUNNY NEW LIFE」をリリース。最新作はリミックス(している方)ワークス「SELF-PORTRAIT」。




北沢夏音
1962年、東京都生まれ。ライター・編集者。1992年、ユース・カルチュア誌『バァフアウト!』創刊。のちにフリーランスとなり、『クイック・ジャパン』『スタジオ・ボイス』などのカルチュア誌を中心に企画・編集・執筆を行う。著書:『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』(本の雑誌社)/監修:『80年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)/CDボックス・ブックレット編集執筆:『人間万葉歌 阿久悠作詞集』三部作(ビクターエンタテインメント)、やけのはら『SUNNY NEW BOX』(Felicity)など。

「『Get back,SUB!』展」開催にあたって


どうにかしなくちゃ、と思ってる。何がってボクたちの文化のことだ。
まったく畜生。放射能のことなんかいくら考えても答えは出ない。どこぞの首相の顔は好きになれないし、思い出したくもない。有名なあのおじいさんは中国と戦争がしたいと言っているらしい。まったくもう。まったく嫌になる。そんなことばかりだ。そして、ボクが煩雑なニュースに頭を抱えているあいだに、ものすごく大事なやつがどこかに隠れてしまったような気がしてきた。あの、非効率で無駄ばかりの文化、カルチャーってやつが、どこか遠くに行ってしまったように思えるんだ。気のせいだよね? そんなことないよね? と何度も自分に問うてみる。でも、やっぱり彼らの居場所はすぐには見つからない――—。

サブ・カルチュアなんて無かった。仮にあったとしても、政治や資本に全部絡めとられていく。-草森紳一

この国の文化は、メイン対サブという区分が意味をなさなくなって以降も、消費されるスピードに創造が追いついていないという点で、ますます疲弊しているように見える。古典だけじゃない。この国では、ありとあらゆるものが絶ち切られたままだ。-北沢夏音

北沢夏音氏による『Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂』は2011年10月に上梓された。その発売を知り、ボクはすぐに近所の書店に注文をして購入した。そして読んで、驚いた。この書物に込められた熱は相当のものだった。北沢氏による文化-文中ではサブ・カルチュアと表記される-への愛情、とてつもなく大きなこだわりに触れて、目が覚めたような気がした。圧倒的な断絶を目前にし、埋めようの無い大きな溝の前に立ったとしても、この本の筆者はあきらめない。心の声に導かれて、一つずつ扉を開いていくその姿に、ボクは感動した。いや、感動では言い足りない。ボクも北沢氏と同じ熱に取り憑かれ、興奮し、鳥肌を立てながらページをめくっていった。

何度も読んだ。その度に新しい発見があった。
ボクは思った。どうにかしなくちゃいけない。ここで文化を絶やしちゃいけない。俺はこの人に会って、話を聴かなきゃいけない。そして、ボクはその思い込み(素っ頓狂な勘違い)に導かれて、北沢夏音氏に会うことになる。

2013年の1月7日に神保町で落ち合った、植田浩平と北沢夏音。終わらない、本当に終わらない話を二人は続け、ボクはひとつの提案をした。『Get back,SUB!』にまつわるイベントをつくばで開催しましょう。北沢さんともう一人ゲストを招いて、文化について話をしましょう、と。熱にまかせた若造の提案を北沢氏は快く了承してくれた。ぜひやりましょう。必ず実現させましょう。そして、ひとつの曲を教えてくれた。これは『Get back,SUB!』のテーマ曲だと思ってるんです、と。

それがこの曲、“BLOW IN THE WIND”だ。

視点を変えて 目線を変えて
何か 違うことを やってみようぜ
視点を変えて 目線を変えて
何処か 違う場所へ 行ってみようぜ

気まぐれ飛行船も いつしか地上へ
裏路地の少年も 大人になって夕暮れ
連なってる 繋がってる 思い出をかすめて
しなやかに ひそやかに そっと風は舞って

普通じゃないものに今でも夢中さ

それから一年と七ヶ月。ようやく、あの時の約束を果たせることになった。
9月2日から14日までの約2週間、自分の店「PEOPLE BOOKSTORE」で、2012年に神戸・海文堂書店で行われた『Get back,SUB!』刊行記念イヴェントをきっかけに結成された『SUB』研究会とPEOPLEの共同プロデュースによる展示「『Get back,SUB!』展」と「トーク・オデュッセイア」を開催することになったのだ。ゲスト・トーカーとして迎えるのはやけのはら氏。上述の“BLOW IN THE WIND”という曲をつくった張本人だ。もちろん喋るだけじゃない。ミニライブもあるし、アフターパーティーではDJだってやってくれる。さらに言えば、やけさんと北沢さんのコラボレーションだって予定している。とにかく盛り沢山。普通じゃないものばかりを楽しめる、そんな企画が実現するのだ。

そう! ここまで長々と書き連ねてきたけれど、言いたいことはシンプルなのだ。
9月2日からはじまる「『Get back,SUB!』展」をどうぞお楽しみに。9月6日のイベントのご予約はお早めに。それだけだ。
でも、それを言うには自分の思いを整理しなくちゃいけなかったし、告知を前に覚悟を決めなくてはいけなかった。と言うか、本当はこのイベントの開催概要をまとめなくてはいけなかったのだ。その為に長文をつかって、あらましの説明をしてきたのだけれど、どうだろうか。これはイベントの内容説明ではなくて、ボクの個人的な思い出話でしかないよな、と思う。展示の詳細は改めて知らせるので、もう少しだけ待っていてほしい。

とにかく今日はここまでだ。言いたいことは言えたような気がする。
ボクは文化はどこに行ったんだ! という話がしたいんだ、ということだ。