2017/12/29
『PARANOIA SLAPPYS』
“彼らは、すごく難しいトリックがメイクできる訳じゃないし、若くもないし、スタイリッシュでもないけれど、ここには大人ならではの、損得勘定の無い情熱と美しいストーリーがあります。何より、彼らとスケートを一緒に楽しむ中で、何歳からだって、頭の中でピュアにイメージできたことは実現できるという瞬間を、僕は目の当たりにしました。この写真集は、その、はかなくも確かに存在した瞬間の、ほんの一部をまとめたものです。”
-PANORAMA FAMILY
PANORAMA FAMILYの写真集『PARANOIA SALPPYS』が入荷しました。
スケートボード、背中で語る生活と現実。ストリート・カルチャーを題材にしながら、詩情も感じさせる希有な作品です。手に取ってくれるのなら、ゆっくりページをめくってみてほしい。きっと、何かを感じるはずだから。
販売価格は2800円(税込)。A4版のフルカラー、64ページ。
2017/12/28
「唄と演奏」
新春公演「唄と演奏」
出 演 伴瀬朝彦、family business (Issy and Mao)
日 時 2018年1月27日(土) 開場 18:00 /開演 19:00
会 場 千年一日珈琲焙煎所(つくば)
料 金 2300円 (当日 2800円)
会 場 千年一日珈琲焙煎所(つくば)
料 金 2300円 (当日 2800円)
予 約 1001coffee@gmail.com
ご予約
件名を「唄と演奏」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.ご連絡先
件名を「唄と演奏」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.ご連絡先
2017/12/27
中古レコード、3日間。
段ボールにつめたまま、放置していた中古レコード群に値段をつけました!
思いもよらず、手元に来てから数ヶ月。「売ってないの?」「欲しいのに!」なんてお声をたくさん頂いていながら、怠惰が極まりいまごろようやく販売開始。ざっと見て、バシバシ値段を決めていったので高いかもしれませんが安いのかもしれません。でも、良盤多数なのは間違いなし。掘り出し物は期待せず、のんびり探しにきてもらえたら嬉しいです。
とりあえず、今日・明日・明後日の3日間限定販売です! 年納めに一枚、いかがでしょう。
2017/12/26
2017/12/25
2017/12/24
ENTERTAINMENT的店舗内店舗“someone's collection blues”-終了しました!-
ENTERTAINMENT的店舗内店舗
“someone's collection blues”
2017.12/9(sat)〜12/24(sun)PEOPLE BOOKSTORE
茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E
営業時間 火〜土曜日 15:00-21:00 / 日曜日 13:00-20:00
ENTERTAINMENT
架空のミュージアムショップとして、2014年頃スタート。
アーティストブック、ZINE、アートグッズ、マルチプル作品や、オリジナルグッズ、アパレルなどを取り扱う。手売りで販売する傍ら、THE TOKYO ART BOOK FAIR(TABF)に参加。その他XYZ collective(アーティスト・ランスペース/東京)内の「DOSKOI」、名古屋「TUMBLEWEED」、京都「VOU」で展示販売などを行う。2017年のTABFでは、国立奥多摩美術館より業務委託を受け、共同で参加。念願のミュージアムショップ(一時的)となる。
http://entraim.thebase.in/
2017/12/23
Live at cox! -終了しました!-
画:河合浩 / デザイン:Shingoster LIVING
" Live at cox! "
「高橋ピエールさんを迎えます。」
会場:
cox / Shingoster LIVING
茨城県つくば市小野崎 448-1 tel:029-893-6075http://shingoster.com/
出演:
高橋ピエール
http://www.pierre-record.com/日時:
12月23日 (土曜)
17時開場/18時開演
料金:
3000円
E-mailでのご予約 : info@shingoster.com
件名を「ピエール」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
• ご予約申し込みメール受信後、 数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
• メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、 ご確認をお願い致します。
• お席に限りがございますので、 お早めのご予約をおすすめいたします。
企画:
Shingoster LIVING
***
高橋ピエール
音楽家、ギタリスト。強さとナイーブ、ストレンジとピュア、そしてイマジネイションとドライブ、ピエールギターとしか言い様の無い独特な音楽。 耳元から心深く艶やかな音を届けるノーブルロマニスト。
2017/12/22
出張円盤レコード寄席-終了しました!-
“お菓子屋さんの景品から大物歌手のオリジナル・クリスマス・ソングまで、日本の昭和を彩ってきた「クリスマス」をレコードから紐解いていきます。完全帰化したこのイベントは、本来の意味を離れ「ニッポンのクリスマス」となった!そんな醤油味のクリスマスへご案内します!” http://shucchou-enban.blogspot.jp/
「出張円盤レコード寄席-クリスマス編-」
会場:
千年一日珈琲焙煎所
茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-F/G 029-875-5092http://1001coffee.jugem.jp/
出演:
日時:
12月22日 (金曜)
19時開演予定
料金:
1000円
E-mailでのご予約 : mojomojo.people@gmail.com(担当:植田)
件名を「レコード寄席」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前・ご予約人数(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご希望の上映会(朝、夜表記でも構いません)
3.お電話番号
• ご予約申し込みメール受信後、 数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
• メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、 ご確認をお願い致します。
• お席に限りがございますので、 お早めのご予約をおすすめいたします。
企画:
千年一日珈琲焙煎所 × PEOPLE BOOKSTORE
2017/12/21
『My Final Fantacy』
乳白色が耳に染み入るオブスキュア・アンビエント・サウンドスケープ
(Merzbow)
BLACK SMOKER RECORDSのmix-cd最新作『My Final Fantacy』が入荷しました。
制作したのはマヒトゥ・ザ・ピ---zzz(マヒトゥ・ザ・ピーポー/GEZAN)。コンセプトは「人生の最期、瞼がおちるまでの数秒の間に見るといわれている映画、その架空の映画のアンビエント・サウンドトラック」とのこと。楽曲が途切れずに繋がっている、それだけがミックスじゃないんだなあ、と知らされる怪作。いつ、どこで鳴らすのがいいんだろうか。
販売価格は1620円(税込)。ジャケット写真は山谷祐介によるもの。
***
人生の最期、瞼がおちるまでの数秒の間に見るといわれている映画、その架空の映画のアンビエント・サウンドトラックとして制作。
BPMが剥奪された後、静脈を逆流するリズムのみを真空パックし、ギターやシンセなどすべて本人の手によって演奏されたある意味セルフMIXとも言える、チル・テープコラージュな音響作品。制作指揮はGEZANのフロントマンにして、青葉市子とのNUUAMMやpeepowとしてBLACK SMOKERでラップアルバムもリリースし、時代のレイヤーをまたぐ鬼才・マヒトゥ・ザ・ピーポー。
白光した終末に鳴らされる美学のサイケデリアの49分。その霧がかった最果ての向こう側に、関節のボキボキに折れた神の最後のため息を聞くことになる。
http://blacksmoker.cart.fc2.com/ca507/447/p-r-s/
2017/12/20
2017/12/18
12月、4週目。
さあ、12月も4週目。まだ年末とは言えませんが、その足音が聞こえるような気もします。
当店PEOPLE BOOKSTOREは年内29日(金)までの営業です。年明けはおそらく6日(土)から(6,7,8日の三連休は休まず営業します)。その前後いくつかの臨時休業、変則営業日以外は通常通りの時間で開店しますので、お気軽にお運びください。
以下に今週の営業予定を記します。
12/19 (火) 15:00-21:00
12/20(水) 15:00-21:00
12/21 (木) 15:00-21:00
12/22(金) 15:00-19:00頃 ※「出張円盤 レコード寄席」開催のため
12/23(土) 休業 ※「Live at cox!」開催のため
12/24(日) 13:00-20:00 ※「ENTERTAINMENT的店舗内店舗」最終日
12/25(月) 定休日
2017/12/17
明日の営業時間!
©ENTERTAINMENT
明日、月曜日は定休ですが営業します!
以前の告知で「11:00-18:00」と書いていましたが、「13:00-18:00」に変更します。
ややこしくて、すみません。昼飯を食べてから店を開ける方が落ち着くってことに気がつきました。きのう。
月曜日しか休めない! なんて方がいましたら、明日こそ「ENTERTAINMENT的店舗内店舗 "someone's collection blues"」にお運びください。通信販売ではくみ取れない質感、サイズを直接確かめられる希有な機会だと思います。しっかり紹介できていませんが、紙に落とし込まれた作品群、ZINEや写真集、作品集の数も多いんです。ゆっくり、じっくり味読して頂ければ。
2017/12/16
2017/12/15
WHERE CAN I FIND ENTERTAINMENT?
©ENTERTAINMENT
Where can I find ENTERTAINMENT?
エンターテイメントはどこでやっていますか? 今は、PEOPLE BOOKSTOREでやってます。このスウェットも売ってます。そして、明日は変則営業です。土曜日ですが11時から17時頃まで開ける予定。ややこしいですが、お間違いなく。時間をお確かめの上、ご来店頂ければ幸いです。
2017/12/14
『As the call,So the Echo』
-生きられる今へ より/ 竹内万里子
奥山由之写真集『As the call,So the Echo』(赤々舎)が入荷しました。
長野のとある村に住む友人と家族、その生活、光。本書は4つの章で構成されています。時間軸が独特なので、繰り返し味わうことで徐々に輪郭が見えてくる、かもしれません(勿論、そうでないかもしれません)。作家自身によるテキスト、批評家・竹内万里子による解説“生きられる今へ”にこの写真群を読み解くヒントが隠されている気もします。
販売価格は4860円(税込)。ゆっくりとご堪能頂きたい一冊です。
2017/12/13
『ふたりっ子バンザイ』
写真絵本『イエペは ぼうしが だいすき』や『やあ 小さな仲間たち』、高田敏子『詩の世界』などの表紙写真で知られる写真家・石亀泰郎のデビュー作を夏葉社が復刊。石亀氏自身の年子で生まれた子ども二人の成長記録であり、尊い時間が封じ込まれたあじわい深い作品集です。
販売価格は2160円(税込)。ひもとくうちに、心の奥がぎゅ〜っとしてきます。
***
『ふたりっ子バンザイ』
著者:石亀泰郎
デザイン :櫻井久
価格:2000円+税
版型:新書判上製
頁数:120頁
『ふたりっ子バンザイ』は若き日の石亀さんが
ふたりの息子たちを写した、数年間の記録です。
昭和の小さな家のなかで、子どもたちは笑い、泣き、遊びます。
そしてページをめくっていくと、少しずつ、成長していきます。
下の子が幼稚園に通いはじめるシーンを見ると、胸があつくなります。
ふたりの息子たちを写した、数年間の記録です。
昭和の小さな家のなかで、子どもたちは笑い、泣き、遊びます。
そしてページをめくっていくと、少しずつ、成長していきます。
下の子が幼稚園に通いはじめるシーンを見ると、胸があつくなります。
新書版、ハードカバーという珍しい判型です。
プレゼントにも向いています。
ぜひ書店にてお求めください。
プレゼントにも向いています。
ぜひ書店にてお求めください。
2017/12/12
『MOUTAKUSANDA!!! モウタクサンダ・マガジン』第二号
(必ずしも)旅に出ない旅行誌『モウタクサンダ・マガジン』第二号が入荷しました。
“毒と楽園”というテーマ通りのドギつさ。もう、ページを捲るだけで、目がくらむような構成なのですが記事それぞれの完成度は高いです。どうして、ここにこのテキスト? 写真? と、読み解くのも面白いと思います。是非、店頭でお手にとってご確認ください(腰がくだけるかもしれません)。
販売価格は1404円(税込)。毒とは、危険をはらむもの。
2017/12/11
someone's collection blues
©ENTERTAINMENT
2週間限定のミュージアム・ショップ「someone's collection blues」開店中。
本日、月曜日は定休ですが明日火曜から日曜まではフル回転、全力投球で営業予定です。週明けの月曜日、18日も短い時間ですが開店しますので、是非お運びください。以下、今週のスケジュールを記載します。
12/12(火) 15:00-2100
12/13(水)15:00-21:00
12/14(木)15:00-21:00
12/15(金)15:00-21:00
12/16(土)11:00-17:00
12/17(日)13:00-20:00
12/18(月)13:00-18:00
※上記で赤字の2日、16日と18日が変則営業です。
2017/12/10
『Didion』01
ライター・編集者である九龍ジョーの個人雑誌『Didion』創刊号が入荷しました。
今号のテーマは“ストリップ・ナウ”。踊り子自身の独白とインタビュー、ファンによるルポルタージュで現在進行形のストリップを切り取ります。シンガーソング・ライター前野健太の“流れ者の歌”で幕を開け、巻末の編集後記まで徹頭徹尾ストリップ。ここまでワンテーマで読ませる雑誌は珍しい。もうとにかく、お見事です。
販売価格は972円(税込)。筋違いの気配ただよう表紙写真は前野健太の「いつかのパン」。
***
『Didion』01
特集:ストリップ・ナウ
【インタビュー】石原さゆみ、結奈美子
【執筆者】井戸隆明、大島薫、西条昇、佐藤麻亜弥、中西陽子、蛭田亜紗子、前野健太、八幡南、矢沢ようこ、渡辺志保(50音順)
【カバー写真】前野健太
特集:ストリップ・ナウ
【インタビュー】石原さゆみ、結奈美子
【執筆者】井戸隆明、大島薫、西条昇、佐藤麻亜弥、中西陽子、蛭田亜紗子、前野健太、八幡南、矢沢ようこ、渡辺志保(50音順)
【カバー写真】前野健太
それぞれの風景を編むリトルプレス『Didion』、創刊。
創刊号の特集は、日本における誕生70周年を迎えた「ストリップ」。
時代とともに劇場数は激減する一方で、新たな表現を模索する踊り子や若い女性ファンを中心に、いま再びストリップに注目が集まっています。
時代とともに劇場数は激減する一方で、新たな表現を模索する踊り子や若い女性ファンを中心に、いま再びストリップに注目が集まっています。
内容は、石原さゆみ、結美奈子ら踊り子へのロングインタビューをはじめ、前野健太(ミュージシャン)が新曲誕生のきっかけともなったある踊り子との出会いを綴ったエッセイ、蛭田亜紗子(小説家)による体験的鑑賞入門、大島薫(男の娘タレント)によるゲイ・ストリップへの誘い、西条昇(大衆芸能史研究家)が解説するお笑いとストリップの切っても切れない関係史、渡辺志保(HIPHOPライター)が紹介する全米人気ラッパーを輩出するストリップ・シーン、銀杏BOYZのMV出演(「恋は永遠」)でも話題となったストリッパー・矢沢ようこのフォトエッセイ……ほか。
編集長は、ライター・編集者の九龍ジョー。
ストリップの「いま」が感じられる一冊です。
ストリップの「いま」が感じられる一冊です。
2017/12/09
2017/12/08
明日の店舗内店舗
©ENTERTAINMENT
いよいよ明日からはじまります。
図案化集団ENTERTAINMENTによる「ENTERTAINMENT的店舗内店舗 "someone's collection blues"」。9日(土)から24日(日)まで、当店内に約2週間だけ出現するミュージアム・ショップです。評判が多い写真のコップ、人気のパーカー、Tシャツ、トートバッグはもちろん新作もお目見えするでしょう。当事者である自分もただただ、楽しみとしか言えないのは、現時点ではどんな空間が出来るのか全く予想がつかないから。
とっ散らかったこの場所を、彼ら、ENTERTAINMENTがどんな風につかってくれるのか。それは明日の開店後、15時からの搬入作業後に分かるのでしょう。ボクも、彼らも、きっとキビキビとは動いていません。思案にくれながら、ダラダラしていることもあり得ます。ですので、ご来店は余裕をもってゆっくりと。17時頃を目標にして頂けたらと思います。
お土産持参の激励、通りすがりの冷やかしも歓迎します。気軽にお運びください。
2017/12/07
2017/12/06
2017/12/05
2017/12/04
「PARANOIA SLAPPYS」
PANORAMA FAMILY、ゴメスさんから展示の案内を頂きました。
本日から、渋谷宇田川町〈OL Tokyo〉にて写真展「PARANOIA SLAPPYS」がはじまります(いま、こうしてタイプするまで「PANORAMA SLAPPYS」と勘違いしておりました・・・)。とあるスケーターとその友人を追いかけた5年間の記録とのこと。
同名の作品集を当店でも販売する予定です。お楽しみに。
2017/12/03
2017/12/02
RAILWAY SOX
©MY LOADS ARE LIGHT
MY LOADS ARE LIGHTの新作「RAILWAY SOX」が入荷しました。
その名の通り、ある電車をモチーフにした作品とのこと。とは言え、それが何か? どこの路線か? なんてことは分からなくていいと思います。ただ、当たり前に良いデザイン、抜群の履き心地をお試し頂ければ。一度足を通せばきっとクセになりますので。すご〜くお気軽に、お気楽な気分になれるはず。
販売価格は2160円(税込)。グレーとベージュ、2色ございます。
2017/12/01
『熊彫 −義親さんと木彫りの熊−』(2刷)
『熊彫 〜義親さんと木彫りの熊〜』が入荷しました。
本書は木彫りの熊のガイドブック。木で彫った熊にまつわる物語、年譜、図版、コラム、関係者へのインタビューで構成されています。「あの、床の間にあるやつね」なんて調子で、既知のものと認識してそれを凝視、観察することもなかったボクですが、この本には正直に言っておどろきました。何も知らなかった熊彫の歴史。作り手の思い。発祥の地、北海道八雲町のお話。どれも骨太の記事なので、一つひとつ、これから味読してみるつもりです。
販売価格は1620円(税込)。小冊子『八雲 木彫熊の作り方』の付録つき。
***
北海道土産の木彫り熊=「八雲の熊彫」として最初にブランディングに成功したのが、徳川義親が支援した現在の八雲町でした。本書はそのルーツを辿るテキスト、インタビューと、柴崎重行や茂木多喜治を始めとする北海道八雲町の作家たちの作品を収録したガイドブック的一冊です。
単なる土産品に留まらない「八雲の熊彫」の創造性は、柴崎重行や茂木多喜治らによって命脈を保ち、現代の我々の眼を今もって驚かせてくれています。
木彫り熊たちは、ときに愛くるしく、ときに厳しい姿をみせていますが、これらを彫りあげた一工人であり一作家である彫り手たちの意志、そして、義親がどんな思いで一農民である彼らの暮らしを支えたのか。彼らの生きた時代、その思いを、このささやかな書を通して思い描いて頂ければ幸いです。
装画・題字:林青那
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