毎度、勝手に宣伝しているヤン富田氏の公演です。
ヤンさんが手にしている楽器(機械? 武器?)がとても、気になります。
すごい夜になるのでしょう。
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LIQUIDROOM 8TH ANNIVERSARY WITH AUDIO SCIENCE LABORATORY PRESENTS
"YANN TOMITA CONCERT"
出演:ヤン富田
2012 年 9 月 22 日(土曜日/祝日)
開場/開演:17:00 / 18:00 *17:30~The Sounds of Audio Science Lab.
会場:リキッドルーム
前売券(8 月 5 日(日)発売):5,000 円[税込・1 ドリンク代(500 円)別途]
当日券:6,000 円[税込・1 ドリンク代(500 円)別途]
* オールスタンディング/整理番号順のご入場になります。
前売券取り扱い : チケットぴあ[P コード 176-227]、ローソンチケット[L コード 74822]、イープラス、オトノマド、BEAMS RECORDS、bonjour records Daikanyama、
DISK UNION(新宿本館/新宿クラブミュージックショップ/渋谷クラブミュージックショップ/渋谷中古センター/高田馬場店/池袋店/お茶の水駅前店/下北沢店/吉祥寺店/町田店/横浜関内店/横浜西口店/津田沼店/千葉店/柏店/北浦和店/中野店/立川店)、GALLERY 360°、JET SET、Lighthouse Records、LOS APSON?、TOWER RECORDS SHIBUYA(1F)、windbell、リキッドルーム
photo : グレート・ザ・歌舞伎町
“未知なる知覚の扉を開け放つヤン富田。
そのミラクルな刺激に溢れた至福の時。
この 20 年余り、機会があればこの人の音楽に耳を傾けようとしてきた。
電子音楽家、プロデューサー、 スティール・ドラム奏者という肩書きだけでは
収まりきらない音楽の探究者として、いまではヤン富田は私の中でひとつのジャンル、
いや、深い森の奥へ誘うジャングルとなっている。
最初に触れたのは WATER MELON GROUP だったと記憶するが、
いとうせいこう『MESS /AGE』に衝撃を受け、
1992 年の初のソロ・アルバム『ミュージック・フォー・アストロ・エイジ』以降、
他の音楽では決して得られない ミラクルと刺激に夢中になった。
主に 20 世紀後半のポップ・ミュージックを聴いて育ち、
それがルーティンに なりつつあった頃、
ヤンさんの音楽はそれとは違う扉を開けてくれたのだと思う。
まだどこかに聴いたことがない 素晴らしい音楽があるのではないか。
あるとしたら、それはどんな音楽なのか。
そんな夢見がちな好奇心からヤンさんに近づいていった身ではあるが、
はたして類を見ない面白さで未知なる知覚を刺激され、時に洒脱なユーモアに笑い、
時に至福の音の洪水に涙した。
主宰するオーディオ・サイエンス・ラボラトリーのテーマである
「音楽による意識の拡大」 が成されたかどうかは不明なれど、
新しい音楽の楽しみ方と視座を注入されたのは間違いない。
20 世紀型の音楽産業が終焉を迎えつつあるいま、
「悲観するのは簡単じゃん」というヤンさんの言葉に私は眩しい くらいの光を見る。
ライヴという生命の輝く現場でその好運に授かりたいと思う。”
(佐野郷子/ Do The Monkey)