ソフィア真奈里と井の頭レンジャーズ『真夜中のドア』が届きました。
DIVA IS BACK! というわけで、約3年ぶりのソフィア真奈里と井の頭レンジャーズのタッグで送りだす楽曲は、“シティポップの聖杯”と呼ばれる松原みき「真夜中のドア」のカバー。B面には何とポール・マッカートニーの「Silly Love Songs」のロックステディ・カバーを収録しています。ダウンロードコード付きの7インチ・シングル。
販売価格は1650円(税込)。曽我部恵一と井の頭レンジャーズ『Born Slippy』も入荷しています。
2021/02/28
『真夜中のドア〜Stay With Me/Silly Love Songs』
2021/02/27
2021/02/26
『絵本のなかへ帰る』
髙村志保『絵本のなかへ帰る』が届きました。
長野県茅野市の〈今井書店〉店主・髙村志保さんのエッセイ集。『おやすみなさいフランシス』から『とうだい』まで目次に並ぶ27冊の絵本それぞれのお話、幼少期の記憶、本屋の仕事に就くまでのこと。現在の店での日々、絵本をとりまく状況、旅のことなどが綴られています。読む人それぞれの記憶の扉をノックするような、ぬくみのある一冊。
販売価格は1650円(税込)。岬書店の既刊『都会なんて夢ばかり』も一冊だけ、残っています(その後、品切れ)。
2/26 店日誌
「Photo Beachcombing:Found Photo Association」
篠塚祐介、ジョン・サイパルの2人によるファウンドフォト展
Snapshots from the collections of Yusuke Shinozuka and John Sypal
2021/02/25
『OctBaSS RECORDS CDs sampler』vol.2
『OctBaSS RECORDS CDs sampler』vol.2が届きました。
天久保一丁目〈OctBaSS RECORDS〉店主のエスプラ君が日々入荷するCDとジャンルレスに向かい合い、ひたすらに耳を傾けた中から選ばれた15曲で構成されたコンピレーション。昨年11月に製作された第一弾よりジャズ、ワールドミュージックの度合いが増して、ラウンジ向きの音源になっています。
販売価格は1000円(税込)。同作の第一弾、エスプラくんの諸作品も在庫しています。
2/25 店日誌
2021/02/24
『もうがまんできない』
2/24 店日誌
2021/02/23
2021/02/22
2/22 家日誌
2021/02/21
2021/02/20
「何処より来たりて、何処へ行くや」
矢吹純個展「何処より来たりて、何処へ行くや」最終日と言いつつ、このタイミングで新作も追加されています。今日は20時まで、明日は13時から14時頃までご覧になれます。ご都合が合えば是非ご来店ください。
2021/02/19
2021/02/18
2021/02/17
2021/02/16
『水辺の人』
2021/02/15
2/15 家日誌
涙・もろきろ・まんちすと。目に入って考えた。前部の「涙、もろきろ」というのは未知の形容詞。そうだとしても、後部の「まんちすと」とは何だろう。「あなきすと」のようなものかと考えながら、そのすぐ後に「旧式なろまんちすと」という言葉を見つけて思わず笑った。時間にして約十秒。まんちすと、なる概念が生まれて、消えた。
たぶん……と私は思った。第十九等官 及川均というおっさんは、芯の弱い気どりやの、涙もろきろまんちすとではなかろうかと。しかしその旧式なろまんちすと及川均氏というおっさんには、この年をしていまだに人見しりというやくたいもない宿痾を背負う私ではあるが(…)。–「半井康次郎・及川均」(天野忠『我が感傷的アンソロジイ』より)
この、及川均という詩人の『焼酎詩集』を読んでみたい。荻原魚雷『閑な読書人』でその存在を知って以来、なんとなく探している。
2021/02/14
『Chant de Recrutment』&『Poussee Anglaise』
2021/02/13
『Cats & Dogs(feat.カネコアヤノ)』–完売しました!–
2/13 店日誌
一人ひとりが好きなところを見つけて、自らの記憶と混ぜ合わせてシャッフルし、自分の物語を見つける。そんな舞台をつくろうとしているのだと思います。–曽我大穂
2月13日、土曜日。昨年から販売している新刊書籍『したてやのサーカス』(夕書房)をとりまく熱がじわじわ高まっているような気がする。突然ドン! と機械的に跳ね上がるのではなくストーブの上の薬缶のような熱され方。当店でも少しずつ、気にする人が増えている。入り口がたくさん設けられた本なので、気軽に手にしてみてほしい。
また、春めいた空気の週末。のんびり20時まで営業しています。
2021/02/12
2021/02/11
2/11 店日誌
2月11日、木曜日。年中ビールを飲んでいる。そのような話をあちこちで吹聴しているからか、ビールを手土産に来店してくれる方もいる。誠にありがたいことなのだけれど、当方メーカー、銘柄には好みがある。メーカーではサッポロかキリン。銘柄はサッポロ黒ラベルで間違いなし。なのだが、最近、新・キリン・ラガーの美味さを知った(いつから新がついているのかは分からない)。このビールは黒ラベルとクラシックラガーの良いところを取ったようでスルリと飲めて、コクもある。
今日も通常営業。お暇があれば、ご来店ください。
2021/02/10
2/10 店日誌
2月10日、水曜日。富士正晴いわく、明治人間が昭和の初期に書いた手紙、それらの文章から流れ出て来る時間は、現代の時間よりゆるやかで、澄んでいる。「まだそこには人間が足で歩いて行くことによる時間があった」。対して、この文章が書かれた1970年、大阪万博に沸く日本社会には「人間の歩くということの自由がここにはない」。もう50年も前から、現代につながる高速度化は始まっていた。だから思う。自分たちは、もっと歩かねば。もう少し速度をゆるめて、ゆっくり考えよう。
つい最近読んだ、山田稔『富士さんとわたし–手紙を読む』(編集工房ノア)には手紙でのやり取り、文通でしか生まれない時間が封入されていた(上記の引用も同書から)。いくつか図版として掲載されている富士正晴さんの字、絵の魅力的なことと言ったら! いつか実物を見てみたい。
2021/02/09
『道順(どうじゅん)』
2/9 店日誌
遠くの方で起こっていること。その声を聴くために耳を澄ます。確かなことは、信じようとするかしないかの判断で、自分なりにきちっとイメージすること。曖昧な知識のまま、友人、知人の言葉だけに耳を傾けていると、寄り集まった安心感だけで、大きな綻びなどは見つけることはできない。
2月9日、火曜日。朝、昨年末に入荷した、永井宏『愉快のしるし』(信陽堂)をパラパラとめくる。散りばめられた言葉を気の向くままに拾っていく。読んでは飛ばし、を繰り返しているとオヤと気になる言葉を見つけられることがある。フムフムと思わせる箇所を見つけてメモをしたりすることもある。とにかく気軽に手に取れるのが嬉しい本である。ただ、帯にある「友人のような言葉」というのは、どうなのだろう。こんなにも軽やかに、本質を突いてくる友人はそうそういないのではないか。
2月の二週目。11日、木曜日は祝日のようですが、当店は通常営業です。
2021/02/08
2021/02/07
2021/02/06
『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』
2021/02/05
2021/02/04
2021/02/03
『もうひとつの今日』
いまひとつな今日も
振り返ればもうひとつ あるいは 諦めきれない悪あがき
2021/02/02
『帰郷の日』
2/2 店日誌
今、疑うと言いましたが、別の言葉で言うと、批評することです。町を歩いてショーウインドーの飾りつけを見て、私だったらこうするだろうと思うと同時に、その飾りつけのいいところ、おかしなところを、見つける習慣をつけて下さい。-串田孫一「やさしい芸術論」
2月2日、火曜日。先週末、古書店で購入した串田孫一『枯葉の踊り』(雪華社)の序盤、数箇所でうなってしまった。平易な語り口で本質を突く、書き手の姿勢に感服しながら味読している。上記のテキストを含む節はこう、締められる。「しかし、一番厳しく批評しなければならない対象は何か知っていますか。それはあなた自身です。あなた自身のなさる一切の事柄、これに厳しい目を向けて、あなたの芸術を育ててください」。
今日から2月。いつも通り、のんびり開けています。