2013/02/23

メランコリックな怪物


2009年の自分と出会う。不思議な感覚。

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古本市で買った一冊。
どうにも最近は言葉への関心が強くなってる。
底にある温度を感じるような、ごまかしのない響き。
ボクは読んでも聴こえるような、声を探してるんだ。

『言葉殺人事件』もそうだ。
長田さんのこの時期の言葉は鋭い。
ずばりと嘘を見抜くような、若者の嗅覚だ。

どこへも出発しなかったひとに。自分の名前を思いだせないひとに。
何を知らないかを知らないひとに。包帯みたいに長い手紙を書くひとに。
不幸に借りがあるひとに。コルクで魂に栓をしたひとに。
生きるように生きたいひとに。どんな地図も手にないひとに。
土星のしたで考えるひとに。路上で本を読みたいひとに。


若いころのディランみたいだ。
ドント・ルック・バックなのだ。

路上派だもんな、この人。

□過去log:
言葉殺人事件
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長田弘
路上派。困難な時代の歌をうたって新しい世代に大きな影響をあたえてきた。詩集『言葉殺人事件』など。
きらいなもの、手帳と電話。好きなもの、コーヒーとキャベツとフクロウ。兎年。
詩を読まぬ人びとのために詩を書くことが、この詩人の仕事である。


http://blog.goo.ne.jp/yaroukai4649/e/685e8c9a0ff03e784d14126952c9d248

2013/02/05

JAZZ is...



なによりもいまを楽しむこと—それがジャズの始まりだった
http://www.shobunsha.co.jp/?p=1185

2013/02/04

一枚の写真といくつかのお知らせ。


自分の写った写真をブログに上げるのは恥ずかしい。
けれど、せっかくの良き思い出。とても嬉しい記録なのでえいやっと上げてしまう。
これは昨年の11月11日、原宿VACANTでの「sakana,mama! milk live」終演後。そこに居合わせた人たちが横に並んだ一枚。
たぶん、Peacenicのtoto君が撮ってくれたはず。

左からゆうこさん、ミネオ君、mama! milkの恒輔さん、植田、山口洋佑さん。
不思議な組み合わせ、なのだけどあたたかな安心感も感じた、魔法の夜。
みんながみんな笑ってた。何人かは泣いていた。

みなさま。
またどこかで、会いましょう。

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ふと、この夜を思い出したのは二つのお知らせをしたかったから。
ひとつはmama! milkとの「春の三夜」。ようやく情報を公開できます。
3月の三週目。15日と16日、17日の三日間。東京、横浜、つくばと夜を繋ぎます。
つくば公演の詳細はブログの一番上に上げてあるので、ご確認ください。
ボクは二日目の横浜、黄金町nitehi worksでは会場選曲も担当します。

http://www.mamamilk.net/schedule/

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もうひとつは上の写真のミネオ君とのこと。
昨年の11月に開催した「サタデーナイト・コンサート」に合わせてインタビューをしてくれました。
数年前から心地よい交流を続けている、ミネオ君。熱のこもった記事に仕上げてくれています。感謝感謝。
かれの運営する「meets PEOPLE」にも引き続き注目を。

ものすごく遅い報告ですみません。
もし、お時間があればご一読を頂けると嬉しいです。

http://www.meetspeople.org/2012/11/22/feature-7/

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右端に写っている山口洋佑さん。
素晴らしい絵を、色をみせてくれます。山口さんの青はものすごい。
すーっと吸い込まれて、遠いどこかに連れていかれるような気分になります。
今年中にはつくばでの展示を実現させますよ。

どうぞお楽しみに。

http://blogs.dion.ne.jp/bonfire/