テーマは、ど直球にトロピカル。秋に聴くのも悪くない。
北千住〈CURRY BAR GAKU〉でマイペースに活動している2YAMADA3TARO、先月31日のパーティー当日に配った特典音源を頂きました。ラテン、ファンク&ディスコ2曲を並べたシンヤさんの選曲にグッときて、アンソニー・ジョセフという吟遊詩人を教えてくれた健太郎くんには感謝、感謝。サン・ラで締める、遼太郎くんの洒落っ気に降参しました。
昨年のレゲエミックス『Cosmic Force -betrayal chapter2-』以来、久々のミックス作品は「モダンエキゾチックサウンズ」をテーマに編まれた一枚。去る8月31日に〈東京キネマ倶楽部〉で開催されたVIDEOTAPEMUSICのワンマンライブにおけるDJプレイを収録しています。序盤のエキゾチック・ムードから一転、陽のあたる浜辺に出たり、都市の夜景がのぞけたり。聴けば聴くほど発見があると思います。
岡本仁『続々 果てしのない本の話』が届きました。
雑誌『&premium』での連載「18 MILES OF BOOKS 果てしのない本の話」、3年分をまとめた一冊。旅をしながら本をひもとき思索を続け、人との会話や映画、展示で得られた驚きと発見を落とし込んだテキストの多くは、するりと読めてしまいます。されど、さり気なく織り込まれた鋭い一行、一言には思わず考えされることもあり。「すでに知っているつもりでいる自分」に再点検を促す、力があります。
[カンボジア編] ・それぞれの再起動(リブート)|インタビュー●802Films/Tiny Toones/Anti-Archive ・記憶を記録する|インタビュー●ボパナ視聴覚リソースセンター [ラオス編] ・新たなラオス映画史はここからはじまる|インタビュー●Lao Art Media ・闘わないやり方で|インタビュー●Lao New Wave Cinema
■パララックス・ビュー──マニラ、生活、天候、15年 ・8月のマニラ、ふたつのパン、少しさきの未来からきたお粥|インタビュー●Goto Lechon Know/Load na Dito/Tessa Maria Guazon/SILVERLENS|文_長谷川新 ・アーバン・プア・フィリピーノの戦略|インタビュー●リーロイ・ニュー ・死なないで生きていくための|インタビュー●ターニャ・ヴィリャヌエヴァ
三連休の日曜日、22日開催。「AARON GOLDBERG TRIO」つくば公演のチケットを当店でも販売しています。会場は天久保一丁目の〈Live house FROG〉で、20時開演。学割(2500円)もあり、一般の方でもインターネット経由よりお得な価格でご購入できます。ご希望の方は店頭でお声がけください。
近所で(店から徒歩10分強!)〈club OctBaSS/Bar DISCOS〉を営む友人、と言うかマブダチのSPRA(エスプラ)君が『Song of the N.E.A.R』というアルバムを発表します。「近所のうた」と題されたそれは、本当に題名のままに近場のことがネタになっていて驚きました。本人はラップしていますが、耳あたりはヒップホップと言うより、気のいい兄ちゃんの鼻歌のような…とにかくリラックスした雰囲気。のどかな風吹く、ここつくばだから生まれ得た音楽なのかな〜と思っています。