2019/04/23
『ルッチャ』第三號
社会ではマイナスに語られがちな「不安定」を、「全体」の中にアジャストさせる。このプロセスが土着です。そのためにはまず、「なんとなく」を復権させ、「全体を視る環境」を整えること。これは職場でも畑でも、東吉野村でもアムステルダムでも、宇宙でも家庭でも変わりません。
みんなの土着人類学がテーマの『ルッチャ』第三號が届きました。
奈良県東吉野村、通称(自称?)「ひがよ」で人文系私設図書館〈ルチャ・リブロ〉を運営する青木真兵・海青子夫妻を中心に編まれる冊子、手にするだけでかの地の温度、速度が伝わってくる気がします。建築家・光嶋裕介氏との対談「生命力を高める場」、当店隣の〈千年一日珈琲焙煎所〉で収録された鼎談「やりたくないことはやらない」に加えていくつかのエッセイを収録。
販売価格は810円(税込)。失敗や諦め、みずからのデコボコを受け入れてからはじまること。それも『ルッチャ』のテーマだよね。
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ローカルから普遍性を目指した、人文系私設図書館Lucha Libro(ルチャ・リブロ)の機関誌です。
第三號は、「これから」を生きていく上でのキーワード「生命力を高める」について、対談、鼎談、エッセイを通じて考えます。建築家の光嶋裕介さんとは「場」について、PEOPLE BOOKSTOREの植田さん、千年一日珈琲焙煎所の大坪さんとは「生き方・働き方」について話し合っています。
昔を昔と切捨てず、未来を未来と諦めず、ハッピーに暮らすためのヒントが満載!
目次:
地に足をつける
生命力を高める場(×光嶋裕介)
諦めた先の諦めなさ
図解 ルチャ・リブロ
落ち葉の裏のメッセージ
やりたくないことはやらない(×植田浩平×大坪茂人)
読書会「栗の木会」のこと
デコボコと富士正晴
「ひがよ」から社会を考える
https://luchalibro.base.shop/items/19116087
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