2024/11/12

11/12 雑記

秋晴れのなか、車を走らせて〈茨城県立歴史館〉に行ってきた。イチョウがきれいに色づいた公園が目的の人がいれば、小学生の団体もいる。いい天気。ロビーのベンチに座って本を読んでいるだけで気持ちがいい。目当ては開館50周年記念展だったのだが、ぐいっと引き込まれたのは常設展。小学生が沢山いるからまずは上に! と学芸員さんに言われて、そのまま2階に上がる。縄文~弥生~奈良~平安~室町~鎌倉と教科書通りの順で展示を見ていくと、だいぶ早い段階で支配者が現れる。貧富の差があっての職業と身分があり、使う人、使われる人の構図は大昔から変わっていない。

それにしても、茨城県という土地にしぼって歴史をさかのぼっていくのは面白い! 馴染みの地名が出てきたり、平将門の存在の大きさに興味がわいたり、足を止めながらじっくり見る。茨城や福島、栃木には反逆の徒が多かったのか……? 中央集権的な動きに反発、抵抗しながら生きた人のこと、大きな歴史の物語からこぼれ落ちた出来事、事件をもっと知りたいなーと思う。

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