2024/09/04

9/4 店日誌

9月4日、水曜日。ぱちりと目が覚めると5時半ちょっと前。そこから30分庭の草をきってシャワーを浴びる。パラリンピックのニュースなどを聴きながら、雑事を済ますと6時半。ラジオ体操を終えて、レコードに針を落とす。アルトン・エリス『シングス・ロック・アンド・ソウル』。アルトンの歌声とバッキングの演奏とのバランスが良くて何度聴いても瑞々しい。このレコードを買って、手放さなかった若い自分を褒めたい。実家に放置したままだったのを見つけたのは3、4年前。

SNSで見かけた、川勝徳重『痩せ我慢の説』を探して書店をハシゴするも見当たらず、店員さんに聞くも扱いなし。そのまま店内を回遊していると、河村祐介・監修『DUB入門 ルーツからニューウェイブ、テクノ、ベース・ミュージックへ』を見つける。カルチャー・ベースを自称する店はクオカードが使えたので、迷わずに購入。常設の中古レコードはそうじて値段が高くて、閉口する(1枚だけ、めっけもんあり)。

たしかにダブはトリップ・サウンドだ。しかしそこにはかならずスペースがある。(…)ダブには空間がある。……そうだな、その空間に飛び込みさえすれば誰だって自分を忘れることができるんだ。(アンドリュー・ウェザオール)

『DUB入門』を手にしてまず目を通したのは、野田努によるアンドリュー・ウェザオールへのインタビュー。上記の箇所につよく共感する。ウェザオールが話す「スペース」、「空間」はマイルス・デイヴィスの音楽にも通づるものがある。マイルスがもしダブと遭遇していたら……と考えるだけでゾクゾクするぞ。

今日明日、明後日は15時開店。些細なことでもお問い合わせはお気軽に。

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