9月11日、水曜日。目が覚めて5時5分。庭の草刈りはせず、本を読む。途中ですこしうたた寝をして気がつくと5時50分過ぎ。ラジオの気象情報を聞きながら、雑務を済ましてラジオ体操。暑い日がつづくけど身体の調子は悪くない。なんとなく目に入って針を落としたレコードは、KELLY HARRELL & The Virginia String Band『ST』(Self TitleってよりNo Titleっぽい)。今年4月に開催されていた展示の会場〈Coffee Ontario〉で矢吹くんから買ったもので、中身(1920年代のカントリー・ミュージック)もいいが、外見もいい。簡素だけれど工夫があって、地味ではない。
いま、読んでいるのは坪内祐三『続 酒中日記』。最新刊『日記から 50人、50のその時』を読み返したのをきっかけに同著者の日記シリーズの再読はじめたのは今月頭。6冊目まできて2011年3月11日(金)の記述にぶつかる。1998年からはじまる日記を追いかけるのは、なかなか大変だけれど、得るものも大きい。本の中では赤瀬川原平、松山俊太郎、小沢信男、中川六平なんて方々が存命で、その振舞いに触れられるのも貴重だ。
昨日の雑記に書いたM野さんからの買取を含め、古本の入荷多数。文庫と雑誌が中心だけれど、比較的安価で状態のいいものが多い。どんどん店に並べていくので、お暇があればご来店を。
今日明日、明後日は15時開店。オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。
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