スターとしての肉声の記録から、未知のメディアの可能性を探るような実験作まで、その振れ幅は、もしかしたら音楽家のレコードよりも圧倒的に広いのではないか、とも思えるのです。
円盤のレコブック『文学者とレコード』が届きました。
うーん、今回もすごい! 当店の大定番シリーズ「円盤のレコブック」最新作のテーマは、文学者。昭和の文学者や詩人、漫画家が吹き込んだ数多くのレコードに針を落とした結果、浮かび上がるのは作家それぞれのレコードメディアへの共感性。ただ歌っただけの人、喋るだけの人がいれば、時間の流れに対してのアクションを起こす人もいた。幅広い表現が刻まれた文学者たちのレコードを解説した約65ページ。読み応えあり。
販売価格は1100円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも販売します。
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