5月30日、木曜日。先週末、はじめて店にきた人。同時に3人組の男性がきてしまって(彼らもいいお客さんだった)、ちょっと居づらそう。このまま帰っちゃうかな……と心配したが、なんのこっちゃい店のあちこちを丁寧に見てくれる。1冊の本を選んでの会計時「神戸から引っ越してきました」と話してくれる。神戸の人たち面白いしセンスいいっすよね〜と返したのち、安田謙一さんの『神戸、書いてどうなるのか』も大好きですと言うと「たぶん、それ文庫になりますよ」「え!」「たしか……」なんてやり取りをした。
いざ、調べてみると本当だ! ちくま文庫から6月10日刊行予定とある。しかも、装画は坂本慎太郎。うーむ、やっぱりやるなあ、ちくま文庫。つい最近も洲之内徹のエッセイ集を出していた。あの本の表紙画もとてもいい(洲之内徹『絵のなかの散歩』で紹介されている、海老原喜之助「ポアソニエール」)。
定休日明けの水曜はいつも客足が少ない。昨日もぜんぜん人がこないので、『中原昌也作業日誌 2004-2007』を読みふける。18時過ぎに日が暮れてから知り合いの先生、大学院生が本を買ってくれてホッとした。ちょっと声をかわすだけで気分が変わる。
今日も書籍に入荷あり。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。
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