2015/12/15
野坂昭如の本
“2011年12月10日の晴れた午後、永福町の野坂昭如邸に荒木経惟、黒田征太郎が向かった。
「野坂さんを男前に撮りたい」荒木が言った。”
- 『Coyote』編集長 新井敏記 (“ある晴れた日、野坂昭如に会いに行く”より)
『エロトピア』、『好色覚え帳』、『敵陣さらに深く』、『ぼくの余罪』・・・。
こんなタイミングで、と言うのもなんですが野坂昭如の著作がまとめて入ってきました。
右下にある『12のアップルパイ』は“ユーモア小説フェスティバル”と冠で筒井康隆が編集した小説集。装丁もサイズも内容も、ボクの好みです。
遠藤周作、星新一、田辺聖子、五木寛之、北杜夫、吉行淳之介などの面々に加わって、野坂も短編「ああ水中大回天」を寄稿しています。
上に引いた『Coyote』の特集は「今、野坂昭如」。2012年の秋冬号です。
野坂氏らしく本の内容はそれぞれですが、どれも手に取りやすい値段なので、気軽に読んでみてほしいです。
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