2016/09/28

『世界をきちんとあじわうための本』



“世界はあたりまえのようにあって、すでに誰もがあじわっているけれど、それをきちんとあじわおうとすれば、いつもと違った「何か」が必要です。本というものは、そうしたきっかけをあたえてくれるもの。この本は、どのページを開いても、特別なものは何もなく、呼吸や靴や掃除といった、ありふれた日常の話があるだけですが、世界とはそのようなものです。(略)この本をきっかけに、気づく、探る、指し示すの単純な流れに沿って、みなさんも、毎日の営みのうちにある、それらのあじわいに出会ってもらえればと思います。” -「はじめに」より

人類学者の山崎剛、木田歩、坂井信三を中心メンバーとするリサーチ・グループ「ホモ・サピエンスの道具研究会」による『世界をきちんとあじわうための本』が入荷しました。刊行元はON READINGの出版レーベルELVIS PRESS。販売価格は1836円(税込)です。

尚、荻窪の「本屋 Title」にて、ホモ・サピエンスの道具研究会の展覧会『生活と研究 -世界をきちんとあじわうために-』が開催中とのこと。会期は10月3日(月)までなのですが、その前日には『階段をのぼる』というイベントがあるそうです。いわく「このイベントでは、本屋Titleさんにある階段をのぼります」。・・・とても、興味深いこころみだと思います。

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