2022/04/18

4/18 雑記

個人的、生涯保存号になっている『本の雑誌』2014年12月号の特集は「天才編集者・末井昭に急接近!」。伝説的雑誌を生み出した編集者・末井昭さんへのインタビュー、関係者へのアンケート、末井語録、借金グラフ等で構成されている。30ページ弱の特集ではあれ、密度がものすごい。数年ぶりに読み返しても圧倒的に面白い。規格外の生き様、編集術に驚かされるし、励みになる。自分は小せえなぁと思い知らされる。

一.企画は街で考える 一.机上で編集しない 一.思い付いたら人に話す 一.アイデアは貯金しない 一.飽きられる前に飽きる 一.二十四時間営業と思え

末井昭の「編集者十の大切」(2007年)より、後半部分。自分自身、編集者の自覚はないが、大きく刺激を受けた。「アイデアは貯金しない」というのと「時間は貯めておけない」ってのは近いものがあると思う(後者は確か、立川直樹×森永博志『シャングリラの予言』内で唱えられていた)。

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