2018/04/17

『声のために』


私たちは、13の詩篇を選び出した。大声で読むための本である。目当ての作品が即座に見つかるよう、爪掛け式の索引方法(アルファベット順の)を思いついた。わがマヤコも賛成してくれた。
―エル・リシツキー(装丁家)

マヤコフスキーとリシツキーの共作『声のために』が入荷しました。
詩とタイポグラフィーの共演は躍動的であり、クールでもある。1923年、ベルリンでの試みを国立マヤコフスキー博物館の協力のもと復刻したファクシミリ版。全編露文の本書の音読を味わってみたいです。この本が発火する瞬間をかいま見たい。

販売価格は3078円(税込)。リイシューの名手、土曜社からの刊行。

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