photo:Tact Sato Blog
“お天気です。二日の酔いです。新しいZINEを作りました。イベントに持ってくとか、友達のお店に置いてもらおうかと思います。
売れたお金は、クラブ活動の部費に変わります。置いてくれるお店の情報等は、また、紹介しますー。じゃね”
昨年知り合った友だち、佐藤拓人君から『The Home Made Radio Fun Club』が届きました。
見ての通り、これはZINEです。いや、これこそが、こういものこそZINEってやつだよ! とボクは思いっきり膝を打ちました。可愛らしい風体と独自の発想、手にとりやすい値段。どれもが文句無し。この透明の袋のなかには『The Home Made Radio Funclub』という冊子と同じ名前のCDR、『Home Made RADiO TALK』と題された紙ぺらが入っています。どれから楽しむか、その順番はめいめい好きなように。
ここから先は、出来るだけフランクに。立ち話のように書いてみる。
いまボクは、封入されたCDRを流しながらキーボードを叩いてる。これがもう、お世辞抜きで最高の選曲なんだ。自分の店で流すのにぴったりだ。そして、ラジオ仕立ての『Home Made RADiO TALK』にも参ってしまった。久々に紙から声が聞こえた気がする。この感覚は北山耕平さんがつくっていた頃の『宝島』———1977年9月号、特集は「宝島共和国国営放送」(髪を伸ばせ! マリワナを吸え!)を開いたときに似てるんだ。紙面に登場するのはほとんど知らない人たちなのだけれど、その声を聞いたら友人になれたような気がするんだな。うひゃあ、めちゃくちゃにハイな気分だ。拓人君、キミは本当に良いセンスをしているよ。
ボクの話はかるく聞き流してほしい。でも、『The Home Made Radio Fun Club』だけは見逃しちゃいけないし、聞き逃すのはもったいない。
500円玉一枚か、100円玉五枚があればあなたはこの作品を手に出来る。それはきっと、そんなに難しくはないはずだよね。
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