また、出会ってしまった。
とんでもない才能と。半端じゃなくタフな男と。
写真家、天野裕氏。この人はもう、メチャクチャに面白い。
彼の作品、写真がすごい。その見せ方もすごい。
壁に貼りっぱなしの展示じゃない、ぶ厚い写真集-世界に一冊の!-だけ持ち歩く。
それを直接人に見せるだけ。ただ、それだけ。
それだけなのにとんでもない。
シンプルきわまりない。
何十枚、何百枚あったかわからないけど、その一冊はぶ厚い。
そしてその中の物語も、熱くて切ない。生々しい。
とにかく生きてる。写真が生きてる。
見る人はきっと、天野君の語る物語、彼が切りとる世界を生きてしまう。
身体がうずく。汗をかく。だから疲れる。
もう何百人の人がみたという、その一冊はみんなの汗で表紙が弱ったらしい。
これまたすごい話だろう。あんまりにもズルムケだ。
装飾も、ごまかしも一切無し。男の一本勝負。
うん、写真はメチャクチャ面白い。
はっきりとそう思った。
天野君、ありがとう。
□参考:
塩釜フォトフェスティバル公式BLOG
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