2026/01/31

1/31 店日誌


アンダーグラウンドでもインディペンデントでも、オルタナティヴでもなんでもいいが、そこがメインストリーム予備軍の溜まり場だとしたら、僕にとってこれほどつまらないことはない。

1月31日、土曜日。森本英人が2025年を振り返る。近年、「ZINE」にはじまり「アンダーグラウンド」「インディペンデント」「オルタナティヴ」なんて用語を眼にする機会がとても多いのだけど、どうにもお飾りのように思えてしまう。自己発信のメディアをとおして声を上げるのは大事なのはわかっていても、なにか違う、ピンとこないときもある。流行ってるから悪いわけじゃない。みんな同じで、別にいい。そもそも、自分にとやかく言う権利はないし、違和感があるなら距離を取ればいいだけなのだが……。

どれもとてもローカルで、ときにとてもパーソナルなテーマ、歴史のエアポケットに落ちたまま忘れ去られてしまった出来事にフォーカスしているのに、時間をかけて丁寧にホコリや泥を取りのぞいたさきに見えてくるものに、一転して親密な、現在の自分とどこかで確実につながっているという感覚を覚える。

なにが正しくて、間違ってるのか? 真贋を見極める眼がない自分には、こうして実感を伝えてもらうのがいちばん確かだ。惣田さんが書いていた「実存を確かめ合って、それから少しだけ対等でいられる」ってのを実践するには、ソーシャルネットワーク越しでなく、対面で言葉を交わす機会を増やしていくしかないのだろう。

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冷た〜い風の吹くこの数日、店はとても静か。その分、買い取ったものの仕分けや、値付け、棚出しが進んでいる。本を触って、棚を見てるときに浮かんだアイデアを試してみると見え方が変わる。それが何より面白い。

今日もいろいろ入荷あり。お暇があれば、ご来店ください。

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