2018/02/28

とあるMix


年若の友人がくれたミックス音源が素晴らしくって驚いた。
ご覧の通り、飾りっ気ゼロのCD-R。つくってみたから持ってきた、という。まず、そのシンプルな動機に好感をもった。店で流すには暗いっすかねという本人の印象とはことなり、聴いていてとてもたのしい。異教のまじないのような声からはじまり、ながれ流れて気がつけば部屋のベッドの上だった! てな感じ。うーん、なかなか良くできている。

外見をちょっと工夫したら店でも売れるのでは、と勝手に思ってます。出来るだけ簡素に、安価で提案できたら、これはきっと面白い。興味をもってくれたり、アイデアあるよ! なんて方は気軽にお声かけください。

2018/02/27

『Cosmic Force betrayal chapter 2』mixed by Compuma


2005年にリリースされた「STRICTLY ROCKERS Chapter.13 BETRAYAL ~随ィ喜!随ィ喜!MIX」は「異型レゲエMIX」を謳っていたSTRICTLY ROCKERSシリーズの自由度と可能性を一気に拡大させた怪作だった。なんと、「いわゆるレゲエ」がほとんど入っていなかった!それから13年の時を経て、まさかのリリースとなる続編的レゲエMIXはしかし、レゲエの本道であり最もディープなところとも言えるルーツ・レゲエ&ダブのムードに覆われていて驚いた。だが、じっくりとRAWなテンションでドロリとうねるサイケデリック・ナイヤビンギ・ファンク・ダブにふと気がつくと珍妙な電子ノイズが絡み付いていて、いつしか不思議な宇宙空間に連れて行かれる、この奇怪でどこかファニーな独創的サイエンス・フィクション演出は紛れもなくコンピューマの世界。2018年のイマこそ響く(Echo”Space Is The Place” コンピューマ’s コズミックDUBワールドを聴いて静かに興奮してます。(NOOLIO

『Cosmic Force betrayal chapter 2』入荷しました。販売価格は1728円(税込)。

2018/02/26

『AI MY』


身近な人が創作物を持ってきてくれるのが、嬉しい。それが面白かったなら喜びはひとしおだ。
先輩であり友人のソニックさんが「NAT000」なる名義でつくった『AI MY』という音源を納品してくれました。9曲入りのCDR 。電子音、電機的に発生された音をつむいだにしては、ぬくもりがある。もちろん突飛でもある。やさしくって、少しばかりひょうきんな本人の人柄にとても近い。弾き語りとはまったく違っているけれど、これはフォークなのではあるまいか…。この音盤には一聴して「はい、オッケー!」とは、片付けられない容量があるんだと思います。

販売価格は1000円(税込)。手製のジャケットに、曲名を記した(?)紙片を封入。

2018/02/25

2018/02/24

『ATLANTIS zine』05


さあ、出立間近。『ATLANTIS zine』05号が入荷しました。
もう、ここまできて熱い、なんて喩えはいらないでしょう。とにかく真剣。本気で、これまでになかった雑誌をつくろうとする人が放つ熱気にのけぞりそうになりました。そう多くは出会えない、血の通った言葉の数々にガツンと小突かれたような気がします。こりゃあ、新雑誌『ATLANTIS』に期待しないわけにはいきません。

販売価格は1512円(税込)。創刊号以外のバックナンバーもございます。

***

■『ATLANTIS zine』05号
■コンテンツ:
– 特集「レイアウト作業を進める」
レイアウト会議(尾原史和×加藤直徳)/レイアウトする(西山勲)/デザインラフ考(田澤健一郎・井出幸亮・佐藤啓)
– 僕の好きなセンセイ#5 町口覚(アートディレクター・パブリッシャー)
– 編集長に会いにゆく#5 和田誠(コロコロコミック)
– 紙を決める〜製紙工場見学      and more…
■サイズ:A4変形(w200mm×h260mm)
■ページ数:64P
■定価:1,400円+税
■編集・執筆:加藤直徳(PLANCTON)
■アートディレクション:尾原史和(SOUP DESIGN)
■編集制作:PLANCTON
■発行:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS, LLC

https://www.shibuyabooks.co.jp/information/743/


2018/02/23

『Endless Beginning』


“オートモアイの宮殿へようこそ
彼女が蒐集した幻夢の回廊を彷徨い歩こう 無軌道なセックス、間断なき暴力とドラッグの センセイション、干からびたピザ、陰惨な犯行現場、 亡霊とのダンス、密室に穿かれた穴、動脈を切り裂く カウボーイナイフ、飛び散った銀色の精液、 孤独な惑星、静止した積乱雲、額縁から滴る血が ドーナツをコーティングしていく、彼女が放った モノクロームの炎が宇宙のすべてを焼き尽くす、 だがそのとき永遠はまだ始まってもいないのだ”
-高木壮太

※通販分は完売しました。ご了承ください。

オートモアイ、初の作品集『Endless Beginning』(焚書舎)が入荷しました。
とにかくデカイ。厚い。電話帳がすこし薄くなったようなサイズです。何よりも、絵がすごい。・・・ちいさな穴からのぞく異世界は、こういう感じなんだろうか。心してページを繰って頂きたい。

販売価格は4320円(税込)。何度見ても発見のある、圧倒的な作品量です。

2018/02/22

『アルテリ』五号


“さようならをいうと炎があがる
ほそいほそい声でうたを
さようならをうたう
すると わたしが発火して燃える
さようなら”
-石牟道子 (「夕焼け」より)

おかえり、文学。熊本の文芸誌『アルテリ』五号が届きました。
どすん、と腹に一撃くらったような感覚を覚えながらページを繰った。印刷された言葉ひとつに力がある。この文字のつらなりは、情報伝達の道具じゃない、心の振動をつたえるための灯火、揺らめき、生きる人間が発した声だ。「こころが、叫んでいる。それをことばにされたら敵わない」とは、編集人の田尻久子さん。

販売価格は1080円(税込)。234号バックナンバーの在庫もございます。

2018/02/21

『ウサギノフクシュウ』


小冊子『ウサギノフクシュウ』が入荷しました。
鎌倉でちいさな古書店「ウサギノフクシュウ」を営んでいた小栗さんがつづったいくつかの本や店のこと。お固い書評ってわけじゃなく、ある一冊から生まれた雑感やよみがえった記憶、ちょっとした小話なんかを軽やかな筆でおこした雑文集。ほどよく乾いた(適度に湿った)文体、洒脱な語り口なのでストレスなく読んでいけますよ。

販売価格は500円(税込)。ひもとけば、読み手それぞれにイメージの広がる余地、余白がある気がします。

2018/02/20

『Spectator』41号


“つげさんの作品は、何年たっても古くならないし、何年たっても新しい。”
-山口芳則(「あの頃の、つげ義春とぼく」より)

『Spectator』41号が入荷しました。特集は漫画家・つげ義春。
裏表紙まで、ほぼつげ義春で埋めつくされた本号には漫画作品「おばけ煙突」、「ほんやら洞のべんさん」、「退屈な部屋」の再録に加えて、つげ氏の年譜や貴重な絵コンテ、縁のある書き手によるいくつかの論考、関係者の証言が並びます。幕締めには昨年末に収録された、ご本人へのインタビュー「貧乏しても、気楽に生きたい」。これはお見事としか、言えません。

販売価格は1080円(税込)。つげ義春入門書の決定版、多くの方に読んでほしいです。

***

スペクテイター41号・2018年2月20日発売

特集:つげ義春 探し旅


私小説の手法をマンガ表現に取り入れ、唯一無二の名作を世に送り出してきた稀代の天才漫画家・つげ義春。作家本人へのインタビューや知人関係者への取材、論考などを混じえながら創作の根源に迫った「つげ義春」特集の決定版。どうぞ、お楽しみに。

スペクテイター41号 CONTENTS

◆「つげ義春 インタビュー 「貧乏しても、気楽に生きたい」つげ義春氏の近況」取材構成・浅川満寛

◆秘蔵史料 つげ義春にの漫画スケッチ

◆漫画再録「おばけ煙突」「ほんやら洞のべんさん」「退屈な部屋」

◆「劇画の新たな展開 つげ義春の登場」構成・文 浅川満寛

◆「つげ義春の幼年時代」作画・河井克夫

◆「つげと僕が二〇代だった頃 遠藤政治氏に聞く」取材・構成 浅川満寛

◆「名作の読解法ーー「ねじ式」を解剖する」対談構成・藤本和也・足立守正

◆「つげ義春の「創作術」について」文 高野慎三

◆「いきあたりばったりの旅 正津勉、つげ義春を語る」聞き手・編集部

◆「日常系について」文・ばるぼら

◆「川崎長太郎のリアリズムとつげ義春のリアリズム」文・坪内祐三

◆「あの頃の、つげ義春とぼく」文・山口芳則

◆「つげ義春氏との想い出」文・菅野 修

つげ義春 略歴

1937(昭和12)年、東京都葛飾区生まれ。小学校卒業と同時に兄の勤め先であるメッキ工場へ見習工として就職。16 歳の頃から漫画を描きはじめ、65 年から漫画雑誌『ガロ』で作品を発表。代表作に「紅い花」(67 年)、「ねじ式」(68 年)、「ゲンセンカン主人」(68年)、「無能の人」(85 年)など。

2018/02/18

「Daily」準備中!





いよいよ本日から! 河合浩、西川亮太による二人展「Daily」がはじまります!
お隣〈千年一日珈琲焙煎所〉は11時、当店は13時に開店します。それまでに間に合うよう、ただいま準備の真っ最中。読みがいのある作品群、かなりの量がありますので直接、間近でじっくりと味わって頂きたいです。写真の状態から刻々と変化を遂げて、ぐ〜っと面白くなっていますので。

では、みなさまのご来店お待ちしております!

***

河合 浩×西川亮太 「Daily」 会期⚫︎2018年2月18日(日)〜3月11日(日) 会場⚫︎千年一日珈琲焙煎所&PEOPLE BOOKSTORE 住所⚫︎茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E,F,G
電話⚫︎029-875-5092

・電車でつくばまで
つくばエクスプレス(TX)秋葉原駅から快速45分「つくば駅」下車
・つくば駅からバスで
つくば駅A3出口をあがるとバス乗り場に出ます。
つくばセンター6番のりば(地図)より関鉄バス「筑波大学循環(左回り)」に乗車します。平日は20分間隔、休日は40分間隔で運行(時刻表)。7分揺られて「合宿所」という停留所で降ります(190円)。停留所からは徒歩3分です。
・つくば駅からレンタサイクルで
つくば駅構内のつくば市総合案内所で、1日500円(9:00~18:30)で自転車が借りられます。駅から約15分。緑豊かなつくばを散策するのにお勧めです。晴れの日にどうぞ。

2018/02/17

林青那個展「BOTTLE,APPLE」


〈Shingoster LIVINGで久しぶりの絵の展示。たぶん、鈴木恵美さん以来じゃなかろうか。
あちこちで作品をお見かけする(当店には『熊彫』があります)、林青那さんの個展「BOTTLE,APPLE」が今月末28日(水)からはじまるそうです。ギャラリーはもちろん、敷地内の食事棟〈cox〉にも大きな作品が出現すると聞いております。力強く、ずどんと! 墨でえがかれる絵をお楽しみに。

尚、同時期には河合浩×西川亮太「Daily」もございますので、是非つくばを巡回してください。道中、行く先々に点在するお店、公園、大学で休んだりお喋りするのも楽しいはず。自転車か車なら疲れずに回れます。

2018/02/16

『6SONGS』


王舟×マッティア・コレッティ『6SONGS』が入荷しました。
2016年に王舟とマッティアがおこなったイタリア・ツアー7公演、日本ツアー11公演の会場でのみ販売され完売していたミニ・アルバムの流通盤。声、音がその場の空気もろとも録音された、アンビエント・トリップさながらのちいさな実験。二人の音楽家の出会い、交流の記録とも言えるでしょう。

販売価格は1620円(税込)。PVとジャケットはアニメーター、山田遼志によるもの。

2018/02/15

『THE DIG』vol.7


音楽雑誌『THE DIG』1996年7月号、特集は「モッズが愛した音楽」。監修者は山名昇。
冒頭に置かれた“モッズへの視座 1996”、山名氏の10ページにも渡るクールな蘊蓄に胸がざわつく。イアン・デューリー、キンクス、ギャズ・メイオール。ジョージィ・フェイムやプリンス・バスターも忘れちゃいけない。とにかくカッコ良いことばかり、並んでる。「言われるまでもなく、映画『ア・ハード・デイズ・ナイト』の中で、メンバーが夜のクラブに遊びに行くシーンのリンゴの踊りを見るにつけ、あぁこいつら全然モッズじゃないな、と思うのだ」なんて書ける人が、他にいるか。

“彼はとても知的でセンスがいい。ただ彼自身は独創的なスタイルを持っているわけでもなければ、何かを作り出すことの出来る才能を持ち合わせているわけでもない。ただ彼に出来るのは、数多くある物の中から、センスの良いと思われるものを選びとることだけなのだ。”(*)

自分をモッド(モッではなく)の勘所に導いてくれたのは、小西康陽だ。小西氏による二本の短文、“山名昇氏を讃える。”と“身だしなみに無頓着であることが許されるのは。(*)”の収録部が名著『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』の一番美味しいところだと、信じている。若者はかならず読むべし。そうして憧れ、惚れ込んだものには存分にかぶれて、恥ずかしいくらいにカッコつけてほしいと思う。

2018/02/14

仕立て屋のサーカス:追加・東京公演に出店します!

©仕立て屋のサーカス(写真:三田村亮)

3月3、4日に開催される「仕立て屋のサーカス」追加・東京公演。
あらたな会場〈スパイラル・ホール〉、過去最多の出店数という新展開に当店ものぞむことになりました。初日は「シャビの恋」の再演、二日目は昼/夜の二回公演。過去の演奏、表現を踏襲しつつ、今回はどんな状況をつくり出すのか。これまでになかった各方面からの注目、関心にどう応えるのか。こうして思いをめぐらすのも、仕立て屋のサーカスに併走する醍醐味のひとつ。とにかく、楽しませてもらっています。

ご予約はサイトからでも、メールでも。もちろん、18歳以下は無料です(要予約ではありますが)。

***

今回の追加公演では、前回の東京公演で上演した「 跡 」を深化させた演目、そして仕立て屋のサーカスの幕開けでもあり根幹となる演目「 シャビの恋 」を、二日間に分けて上演。

また FOOD & DRINK & STORE が集うメルカドブースも更に充実させ、音と布と光の中に広がる幻想的な世界とともに、仕立て屋のサーカスの世界観を更に感じて頂ける内容となっています。

今公演は、2017年11月に開催されたスペイン公演、12月のインドネシア公演、そして1月に開催され四日間全てソールドアウトとなった東京公演の追加公演。その旅の匂いと息遣いを布に、音に、光に残したままの凱旋公演となります。


仕立て屋のサーカス " circo de sastre " 東京・追加公演
会場 : スパイラルホール ( 東京・青山 ) 
住所 : 港区南青山5丁目5−6−23 スパイラル 3F

▪︎日時
3/3 (土) - 演目「 シャビの恋 」
・夜公演 … 受付開始 : 17時 / 開場 : 18時 / 開演 : 19時
3/4 (日) - 演目「 跡 」
・昼公演 … 受付開始 : 11時 / 開場 : 12時 / 開演 : 13時
・夜公演 … 受付開始 : 16時半 / 開場 : 17時半 / 開演 : 18時半

▪︎入場料
一般 … 前売 ¥3,800 / 当日 ¥4,200
学生 … 前売 ¥2,500 / 当日 ¥2,800
18歳以下 … 無料 [ サイト・メールでのチケット予約が必要 ] 
幼児・未就学児童含 … 無料 [ サイト・メールでのチケット予約が必要 ]
https://www.facebook.com/circodesastre/

2018/02/13

2月13日


本日は代休をいただきました。明日からまたよろしくお願い致します。

2018/02/12

河合浩×西川亮太「Daily」は18日から!


写真:河合浩

気がつけば、一週間後に迫っていました!
河合浩×西川亮太「Daily」は18日(日)にはじまります。会場は当店とお隣〈千年一日珈琲焙煎所〉。自由に、お好きなように2店舗を行き来してほしいのですが、定休日が揃っていません。当店は(大体)月曜日。お隣は火・水曜日。少々ややこしいので、一点だけ心に刻んで頂きたい。「火、水曜日には行かない」と。うちの店は開けていますが、展示を見るには大分さびしい。ああ、物足りないと思ってほしくありません。

そして、(大体)月曜休みの当店ですが、2月26日は開けます(19日は休みます)。3月5日も開けたろうと目論み中。そのあたりも、決まり次第このブログ、ツイッターで報告します。しばし動静を見守っていただければ、幸いです。

***

河合 浩×西川亮太 「Daily」 会期⚫︎2018年2月18日(日)〜3月11日(日) 会場⚫︎千年一日珈琲焙煎所&PEOPLE BOOKSTORE 住所⚫︎茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E,F,G
電話⚫︎029-875-5092

・電車でつくばまで
つくばエクスプレス(TX)秋葉原駅から快速45分「つくば駅」下車
・つくば駅からバスで
つくば駅A3出口をあがるとバス乗り場に出ます。
つくばセンター6番のりば(地図)より関鉄バス「筑波大学循環(左回り)」に乗車します。平日は20分間隔、休日は40分間隔で運行(時刻表)。7分揺られて「合宿所」という停留所で降ります(190円)。停留所からは徒歩3分です。
・つくば駅からレンタサイクルで
つくば駅構内のつくば市総合案内所で、1日500円(9:00~18:30)で自転車が借りられます。駅から約15分。緑豊かなつくばを散策するのにお勧めです。晴れの日にどうぞ。

2018/02/11

亀山亮写真集『山熊田 YAMAKUMATA』

©夕書房

新潟県村上市山熊田。新潟と山形の県境に位置するこの小さな集落にあるのは、山と熊と田だけだ。山焼きに熊狩り、そしてシナ織。これは山とともに生きる人々の暮らしの、現代の記録である。”

夕書房の最新刊、亀山亮写真集『山熊田 YAMAKUMATA』が入荷しました。
新潟県の最北端に位置する集落、村上市山熊田の生活風景を写真家・亀山亮が記録した作品集。武骨で生々しく、力強い。モノクロでプリントされた写真それぞれに見応えがあります。巻末に収められた二本のテキストも本書を読み解くにはうってつけの内容ですので、お見逃しなく。

販売価格は3024円(税込)。クールなデザイン/装丁を手がけたのは鈴木聖。

***


遠い昔から続けられて来た彼らの営為に、強い生と死の手触りを感じるーー土門拳賞受賞写真家が写し出す、マタギの村の生業。 アフリカやパレスチナなど「戦場」の写真で知られる写真家・亀山亮の4年ぶりとなる新作写真集です。舞台は新潟県村上市山熊田。人口50人足らず。新潟と山形の県境に位置するこの小さな集落にあるのは、山と熊と田だけ。亀山はそこに暮らす人々が今も静かに続けている、生きるという行為、「生と死」をめぐる原初の生業を写し出していきます。 山焼きと熊狩り、そしてシナ織。これは山とともに生きる人々の暮らしの、現代の記録です。 巻末テキスト:亀山亮、山川徹(ルポライター)、大滝ジュンコ(アーティスト) 日英バイリンガル

2018/02/10

荒木経惟



“「眠る前に、頭の中でまだ撮っていない写真集のページをずっとめくっている。」話や、「家で目をつむってソファ寝してテレビの音だけ聞いていると、あ、いまアップになったな、とかカメラがパーンしてるな、とか見てないテレビの映像が全部浮かんでくる。」などの話をきいて、むしろゾッとしてさらにエネルギーを吸い取られる。(略)アラーキー怪物の全貌がだんだん見えてきて、震撼する。”
-神蔵美子(『たまもの』P.128)

荒木経惟の書籍が入荷しました(写真の2冊以外にも、いくつか)。
写真論、エッセイ、紀行文、写真集と縦横無尽なアラーキー。氏がしたためるテキストには、外れがありません。どれを読んでも引き付けられます。これらの表現がどう生まれ、どうして荒木独自の着眼点を持ち得たのか。いまこそしっかり読み解き、探求するべきなのかもしれません。

2018/02/09

「REMADE」


来る3月2日(金)、近所の盛り場〈OctBaSS〉で「REMADE」なるパーティーが開催されるとのこと。出演はCRO-MAGNON、OMA、TACTSATO×SPRA(以上LIVE)、O.N.O、IGACOROSAS、HOSAKA、GUNPO(以上DJ)etc...。つくばでの演奏はおよそ一年振りというCRO-MAGNONの他にも、濃ゆ〜く黒い面々が集うようです。

入場料は写真のフライヤー持参で一般2000円/学生1000円と、お手頃な設定。気軽に遊びにきてください。きっと楽しめるはず、ですので。

***




REMADE
Open 22:00 Close 5:00
Door w/Flyer ¥2000(1Drink)Student or Entry was After3AM ¥1000(1Drink)

Live
cro-magnon
oma
TACTSATO&SPRA 

DJ
IGACOROSAS
HOSAKA
GUNPO

Remade Lounge “ONOBAR”
DJ
O.N.O from THA BLUE HERB
TOMO
KURITA
KANA from KRAIT

Live
MADARAH

2018/02/08

お知らせ、2つ。


黒磯の書店〈HOOK BOOKS〉の石井さんからイベントのご案内を頂きました。
韓国のアーティスト、イ・ランの来日・黒磯公演とそれにあわせて開催される「池田亜沙子 書展」。それぞれ 1988 cafe SHOZOの〈音楽室〉、〈tonari gallery〉が会場とのことです。2つのチラシ、どちらも店で配布しておりますので、気軽にお手にとり下さい。

HOOK BOOKSと雨乃日珈琲店、2つのお店の協力企画。なんかいいですねえ。

***



ライブ+映像作品上映
3月17日(土)栃木・那須塩原 SHOZO「音楽室」栃木県那須塩原市高砂6-7 1988 CAFE SHOZO隣り
出演:イ・ラン+イ・ヘジ
開場 6:00pm/開演 7:30pm
料金 3,000円(予約)/3,500円(当日)
予約・問い合わせ:HOOKBOOKS(ticket.hookbooks@gmail.com)*予約受付開始日時は2月1日(木)正午からとなります。件名を「3/17 LIVE」として、お名前(フリガナ)、ご連絡先、枚数をご送信ください。
共催:HOOK BOOKS、雨乃日珈琲店
協力:奈良美智、1988 cafe shozo

https://hookbooks-tochigi-japan.tumblr.com/

2018/02/07

『第3区間ピアノ』


終わりの見えない長い冬、このアルバムと過ごしてみては。
京都で活動するピアニストyatchiによるソロ・アルバム『第3区間ピアノ』が入荷しました。静謐かつおだやかな独奏ですが、どこか心弾むような指運び。うたた寝のお供にすれば、きっと良い夢が見れるでしょう。14曲それぞれにつけられた名前の意味を探りながら、聴いてみるのも一興かと。

販売価格は1944円(税込)。京都の書店〈誠光社〉からのリリース。

***



キャップにスニーカーの飄々とした風貌からは想像もつかない、クラシカルでエレガントなタッチで紡がれる奥行きのあるサウンド。独学の演奏ながら、GONZALES”SOLO PIANO”にもリンクする、知的でスムース、奥行きのある演奏はジャンルを超えた幅広いリスナーたちを唸らせるでしょう。架空の映画のサントラのような、なんてクリシェではとても言い表せぬ映像的な楽曲群。ゲストミュージシャンに吉田省念、アートワークに常本若菜のコラグラフ作品を使用、デザインは「御所東考現学」も手がけていただいた角谷慶が担当。手触りの良いスリーブケースに、厚紙のCDケース入りという特殊仕様。ぜひその質感とともにお楽しみください。
https://seikosha.stores.jp/items/5a66d7c23210d57eb9001e04

2018/02/04

ここ最近の入荷から、数冊。





売り物であっても、放っておけない本たち。ついつい読んでしまうんだな。
お、これこれと手にとった『滝田ゆう落語劇場(全)』を繰りはじめると、どうにも止まらない。愛すべき江戸っ子たちが右往左往、てんやわんや。読む方も一緒になって冷やっとしたり、ほくそ笑んだり。人間たぁ、なかなか変わらんもんで。どうりで自分も朝湯、昼酒が好きなわけだ。

今日、日曜日は20時まで開けています。明日と明後日は月にいちどの連休です。

2018/02/03

亀山亮写真展『山熊田 YAMAKUMATA』

©夕書房

今日、「夕書房」の高松さんに見せてもらった『山熊田 YAMAKUMATA』の見本版がめちゃくちゃ良かった。表紙中身ともにクールだし、受け手を選ばずに距離を縮められる要素も詰まっていたように思う。写っているのは現代社会では知る由も接点もない、けれど、どこかで知っていた気もする風景、人、獣。微調整を経て、来週7日に刷り上がるらしい書籍もきっと良いものになるだろう。

7日から、『山熊田』刊行記念の展示が開催されるとのこと。新井薬師〈スタジオ35分〉にて。 

https://www.sekishobo.com/2018/01/07/%E4%BA%80%E5%B1%B1%E4%BA%AE%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%9B%86-%E5%B1%B1%E7%86%8A%E7%94%B0-yamakumata-%E5%88%8A%E8%A1%8C%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%B1%95-2-7-24-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA35%E5%88%86/

2018/02/02

『Endless Beginning』

©焚書舎

メールが届いて、座った腰が浮きかけた。いや、少しだけ浮いた。
以前から気になって仕方がなかった、オートモアイ。無表情のようでいながら、そっと忍ぶ肉感、毒性。しれっとエロスも混入された、この方の不思議な作品をもっとたくさん見てみたい! と、思ってたところに舞い込んだ展示のお知らせ。それに合わせて、あの「焚書舎」から画集も刊行されるとのこと。これは黙っていられない。当店でもオートモアイ初の作品集『Endless Beginning』を販売させて頂きます。

個展「Endless Beginning」は恵比寿〈OVER THE BORDER〉で、明日からはじまります。作品集は今月中旬の入荷予定です。ご予約も受け付けますので、お気軽にお問い合わせください。

2018/02/01

『保守と立憲』

©STAND! BOOKS

STAND! BOOKSの最新刊、中島岳志『保守と立憲』が入荷しました。
本書の副題は“世界によって私が変えられないために”。どんな態度で、生きていくのか。この本には、自分なりの視点でこの世界を見渡すためのヒントがあるような気がします。例えば最終章の表題“思想とは態度である”を体現した鶴見俊輔。「本当の保守は、時代に阿(おもね)らない」とした鶴見の思想、その真髄に触れるにも良いきっかけをくれるでしょう。

販売価格は1944円(税込)。STAND! BOOKSによる既刊2冊も在庫しています。

***


保守こそリベラル。なぜ立憲主義なのか。
「リベラル保守」を掲げる政治思想家が示す、右対左ではない、改憲か護憲かではない、二元論を乗り越える新しい世の中の見取り図。これからの私たちの生き方。柳田国男、柳宗悦、河上徹太郎、小林秀雄、竹内好、福田恆存、鶴見俊輔、吉本隆明らの思想=態度を受け継ぐ。

<目次>
一、 保守と立憲――不完全な私たち
二、 死者の立憲主義
三、 リベラルな現実主義――対談・枝野幸男
四、 保守こそがリベラルである――なぜ立憲主義なのか
五、 思想とは態度である


 中島岳志(なかじま・たけし)
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院淳教授を経て、現在は東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大仏次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『ナショナリズムと宗教』、『インドの時代』、『パール判事』、『朝日平吾の憂鬱』、『保守のヒント』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『下中彌三郎』、『親鸞と日本主義』他。『報道ステーション』のコメンテーター等、メディアへの出演も多数。