2018/04/30

Today’s YouTube #229


北村太郎、トウヤマタケオ、高井康生の表現には風が通ってるよね。

今日、いちばん嬉しかったのはこのお知らせ。
こういう感覚のイベントがもっと増えると、いいよね。

2018/04/28

『楽譜と解説』


サボテン書房の新刊、杉本拓『楽譜と解説』が届きました。
本書を刊行した浜田氏によれば「杉本拓の楽曲について、といった体裁ですが、すぐ脱線して音楽論を披露していますので、音楽学、哲学好きの読者に興味をもっていただける内容だと思います」とのこと。

販売価格は3240円(税込)。こちらで試し読みができます。

***

杉本拓:ギタリスト。1965年12月20日東京生まれ。「ループライン・スギモト・シリーズ」、宇波拓、大蔵雅彦との「室内楽コンサート」を千駄ヶ谷ループラインで、「杉本拓作曲シリーズ」を明大前キッド・アイラック・アート・ホールで企画。レーベル slubmusic 主宰し、自身の作品のほか、宇波拓、木下和重、ラドゥ・マルファッティ、アントワン・ボイガーなどの作品をリリース。2007年より佳村萠(ヴォーカル)とのデュオ「さりとて」の活動も続けていて、これまでに2枚のCDを自主レーベル Saritote Disk から発売している。
http://www.japanimprov.com/tsugimoto/tsugimotoj/profile.html

2018/04/27

『神様のいる街』


夏葉社の最新刊、吉田篤弘『神様のいる街』が届きました。
こりゃあ、いい本。てのひらに収めるのにちょうどいい大きさ、手触り。読むのに負荷のない語り口。気をつけないと、するすると流されるように読んでしまう。「クラフト・エヴィング商會」としても知られる著者の、短編小説のような自叙伝です。

販売価格は1728円(税込)。三品輝起『すべての雑貨』も再入荷しています。

2018/04/26

「GOWST」


「GOWST」新作パーカの受注開始。お気軽にお問い合わせください。

5月連休中も通常営業です。


当店、PEOPLE BOOKSTOREは5月初旬の連休中も通常営業。平日から土曜日までは15時開店、21時閉店。日曜日は13時開店、20時閉店。つくばが地元の帰省組、遠方からのレジャー組、どんな理由かは問いません(そりゃそうだ)。お近くまでお出かけの際は気軽にお運びください。

週明けの月曜日、30日は店を開けます。13時開店、20時閉店の休日シフト。

2018/04/25

佐藤拓人ハンカチ原画展@H TOKYO三宿店


佐藤拓人のイラストがハンカチになりました。全3種、どれもとてもいい感じ。
手がけたのはハンカチ専門のブランド「H(ハッシュ)」。お店は三宿、丸の内、上野、京都にあります。発売にともない、現在、三宿店ではハンカチの原画と近作を展示中。今週末には丸の内店でオリジナル似顔絵切手のワークショップを行うとのこと。どこかのお店の近くにお出かけの際はなんとなく覗いてみてはいかがでしょうか。

***

【ワークショップ】
H TOKYO丸の内店にて、
オリジナル似顔絵切手のワークショップを行います。
日時:4.28(sat),4.29(sun) 13:00-17:00
開催店舗:H TOKYO丸の内店
イラストレーター
1984年生まれ。
イベントのフライヤーを描き始めたのがきっかけで、
夫婦で、友達のお店のBGM、ZINE、CDジャケット、
Tシャツ、トートなどを作り、マイペースに活動中。
企業向けのイラスト制作、各地で個展開催やイベントにも参加。

『Monthly Delights』


これは、問題作と言えるでしょう!
北浦和のカントリーマン、けんさんによる音源『Monthly Delights』が届きました。付属のライナーノーツによると、これはひとつの出会いの結晶。今はなき電子空間での交流から生まれた音の連なりであり、未知の友への手紙でもある稀有なもの。もし、気になったのなら直接封を開け、じっくりと味わった上で、自分なりの判断をしてほしいです。

販売価格は500円(税込)。佐藤拓人によるアートワークが、絶妙です。

2018/04/23

『First Demo』


Matsumoto Tomohito『First Demo』が届きました。
淡々とリリースをつづける「Senri RECORDS」らしくアコースティックでむき身、しずかに綴られた音源です。晴天ではなく曇りの日こそ。人が行き交う場ではなく、閉ざされた空間でこそ聴いてほしい。こういう小さな音を引き受けるレーベルがあるってことが大事ですよね。

販売価格は1000円(税込)。ダウンロード・コードも付いています。

***

Matsumoto Tomohitoは大阪のギタリスト、作曲家、即興演奏家。 
自身のソロ作では12弦ギターや10弦ギターを中心に演奏、即興性豊かでプリミティブな演奏を聴かせてくれる。 作曲作品を演奏するバンド「天体」では、Mujika Easel、Lavender Pillowなどの活動で知られる辰巳加奈(ピアノ)とともに2016年に「voyage」をリリース。 その他でも、Lavender Pillowでギターとして参加。 
今作は松本が学生時代に、映画音楽を録音する為に購入したという古いテープレコーダーで録りためた作品群を収録。 荒削りながらも、プリミティブで独創的な演奏である。 Ryuta Kobayashiがマスタリングを担当し、テープレコーダーのスーピーカーからの音をマイクで拾いデジタル化する手法を用いている。 
ジャケットはデザインは伊藤直美(Nomi Itou)が担当。

2018/04/22

『世界中の子と友達になれる』


松井冬子『世界中の子と友達になれる』が入荷しました。
2011年12月に〈横浜美術館〉でおこなわれた「松井冬子展–世界中の子と友達になれる–」に際して制作された展示図録。9つの章立てで構成され、各章の扉には横浜美術館の学芸員によるガイドを掲載しています。作家自身のステートメントに加え、八柳サエ、布施英利、山本聡美の論考もお見逃しなく。

やや使用感のみられる古書。表紙にわずかな汚れがありますが、通読・鑑賞に支障はありません。

2018/04/21

ここ最近の入荷から、3冊。




※※※あなたの本、買い取ります!※※※
PEOPLE BOOKSTOREでは本の買取を行っています。
ご不要になった本、大切だけれど置き場所がない・・・という蔵書がありましたら、お気軽にお声かけください。お声がけはメールでも直接ご来店頂いても構いません。預かった本は出来るかぎり早く査定します。

2018/04/20

『宮沢賢治 愛のうた』


夕書房の三冊目、『宮沢賢治 愛のうた』が届きました。
岩手の自然、風土を知り尽くすエッセイスト・澤口たまみによるあたらしい切り口の宮沢賢治の物語。表紙画、挿絵は当店ともかかわりのあるイラスレーター・横山雄によるもの。

販売価格は1944円(税込)。既刊の2冊、『家をせおって歩いた』と『山熊田』も在庫しています。

2018/04/19

『一緒に冒険をする』


西村佳哲『一緒に冒険をする』が届きました。
いまから3年前、2015年に〈奈良県立図書情報館〉でひらかれたフォーラムでのやり取りを軸に西村佳哲さんが約10名のゲストと交わした、働き方・暮らし方・未知のものへ向かう楽しさをめぐるインタビュー集(紹介文、ほぼそのまま本文から借りました)。

販売価格は1944円(税込)。「ライナーノーツ」、「あとがきの、あとがき」を収録した冊子も付いています。

2018/04/18

ここ最近の入荷から、3冊。




※※※あなたの本、買い取ります!※※※
PEOPLE BOOKSTOREでは本の買取を行っています。
ご不要になった本、大切だけれど置き場所がない・・・という蔵書がありましたら、お気軽にお声かけください。お声がけはメールでも直接ご来店頂いても構いません。預かった本は出来るかぎり早く査定します。

2018/04/17

『声のために』


私たちは、13の詩篇を選び出した。大声で読むための本である。目当ての作品が即座に見つかるよう、爪掛け式の索引方法(アルファベット順の)を思いついた。わがマヤコも賛成してくれた。
―エル・リシツキー(装丁家)

マヤコフスキーとリシツキーの共作『声のために』が入荷しました。
詩とタイポグラフィーの共演は躍動的であり、クールでもある。1923年、ベルリンでの試みを国立マヤコフスキー博物館の協力のもと復刻したファクシミリ版。全編露文の本書の音読を味わってみたいです。この本が発火する瞬間をかいま見たい。

販売価格は3078円(税込)。リイシューの名手、土曜社からの刊行。

2018/04/14

いちご畑の音楽会 -終了しました!-

画:小林敦子

" Live and Strawberry picking! "

「つくばねファームが10周年!

会場:
つくばねファーム
茨城県つくば市和台原1494-24
http://tsukubanefarm.com/

出演:
長谷川健一
KUDANZ

出店:
つくば食堂 花
千年一日珈琲焙煎所

日時:
4月14日 (土曜)
14時開場/15時半開演 

料金:
3500円(ライブといちご狩り)
E-mailでのご予約 :  tsukubaneinfo@gmail.com
件名を「音楽会」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
• ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
• メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
• お席に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

企画:
つくばねファーム

***


まだまだ寒い日が続きますが 晴れた日にふと春を感じる そんな季節になってまいりました
久しぶりに 農園で イベントを開催いたします
ほんとうに素晴らしい二組のアーティスト 
長谷川 健一さん 
KUDANZさんを 
お迎えして いちご畑での音楽会です

2018/04/13

オリジナル・ステッカー、4種。




当店のオリジナル・ステッカーが出来ていました。
制作に関して、途中経過は一切知らず。先週末に「はい、できました!」と渡されたのが写真の3枚(もう1枚あるのですが、ここには出しません)。つまりこれはブートレグ、海賊版ってやつなんです。それにしては、カッコ良いし気が利いている。ふざけてるようで、よーく練ってある。エンターテイメントという名の激薬がキまったような、意匠に脱帽。クールです。 

販売価格は各300円(税込)。4枚セットで、なんと1000円(税込)なんですよ!

2018/04/12

『untitled』


2001年に開催された『untitled』公式ガイドブックが入荷しました。
“untitled”は東京を舞台にしたアート・イベント。一週間に及んだ期間中の参加作家はマーク・ゴンザレス、トミー・ゲレロ、マイク・ミルズ、バリー・マッギー、マーガレット・キルガレンetc...と華やかです。17年前の東京、スケート&ストリートカルチャーの動向を追体験できる貴重な資料と言えるでしょう(アーロン・ローズの映画映画『ビューティフル・ルーザーズ』のなかでも印象の残るシーンとして、活写されています)。

使用感のある古書。裏表紙にわずかな折れ。状態をご確認の上、ご購入ください。

『THE DEVIL MADE ME DO IT!』


NECKFACE『THE DEVIL MADE ME DO IT!』(OHWOW)が入荷しました。
グラフィティ・アーティスト、ネックフェイスの2009年刊行の作品集。KAWSによる序文で幕を開け、世界の路上に落としたグラフィティ、ペインティング、ドローイングに加えてフォト・コラージュのようなページも多数ご覧いただけます。

ごくわずかな使用感がございますが、古書としては美品。状態をご確認の上、ご購入ください。

2018/04/11

『Ango』


本書は、1947(昭和22)年に発表された坂口安吾の短編小説『桜の森の満開の下』に、森山大道が撮り下ろした桜の写真作品を加え、新たに編集し造本した“ 書物” である。

森山大道『Ango』(日本語版)が入荷しました。
町口覚による〈bookshop M〉謹製、非常に力のある書物。途轍も無い色気、妖気を含んでいるので一息にめくることができません。店頭で直接、手に取ってご確認ください。

販売価格は6264円(税込)。むき出しになったカバーの手触りもまた、特別。

***

虚空の下に
敬愛する二人の先人の其々の桜を、
一冊の本という空間の中で交配させてみたい、
という衝動で僕は、この本を編集し造本した。
そして、桜の花びらと
冷めたい虚空がはりつめているばかりの
書物が完成した。
何もない空間が、桜の森の満開の下にある
と教えてくれた坂口安吾さん、
何もない空間を、意味なきままに埋め尽くす
半世紀前の桜の花びらと現いま在の桜の花びらを手渡してくれた森山大道さんに、
深く感謝いたします。

『なnD』6


今年も届きました。リトルマガジン『なnD』の最新号。
前号からの文庫サイズはそのままに、内容はより厚く鋭くなったような気がします。腕利きの編集者、お三方(な・n・D)が手がけた記事はどれもこれも面白いので、春のお出かけの際はこの一冊! とおすすめしていくつもりです。

販売価格は972円(税込)。毎号早く無くなりますので、お求めはお早めに。

***

❶ 2018年の立花ハジメ 
  立花ハジメインタビュー

❷ Taipei People
  スパイキー(2manyminds Records
  Mangasick >
  nos:books >
  ヴィンセント・チェン(田園城市
  永岡裕介 >

❸ アイオワで過ごした10週間
  柴崎友香 インタビュー > 

❹ frames 
  後藤知佳(UMISHIBAURA
  ワダヨシ(ferment books
  檀上遼 >
  佐々木敦 >
  近藤恵介 >
  鹿角優邦
  宮里潤
  テンギョウ・クラ >
  しらいしかずや(まいわい
  宮田文久 >
  竹田和也(ニュートレド
  佐藤公俊(Mother Tereco
  苅部太郎 >
  河村実月(文藝誌 園
  髙橋政宏 >

❺ ブログドリームを達成した男
  平民金子の人生相談(平民新聞
  相談者:檀上遼 

❻ インスタ日記5(小林英治) >

❼ 『青春狂走曲』をめぐる青春、人生 
  北沢夏音×
  森山裕之(スタンド・ブックス

❽ キデンセン >
  三品輝起(FALL
  迫川尚子 >
  近代ナリコ

❾ 音から作る映画の行方
  七里圭インタビュー >


編集:森田真規(『なんとなく、クリティック』)、戸塚泰雄(『nu』)、小林英治(『DU』
編集協力:little fish、松村孝宏、檀上遼
デザイン:nu

2018年4月10日発売 144頁 文庫サイズ 900円

2018/04/10

新作Tシャツ、販売開始!

写真:西恵里

過日、4月8日に販売をはじめた新作Tシャツに好評を頂きました。早速お買い上げくださった方々、ありがとうございました。そのお気持ちが励みです。とはいえ、多めにつくったのでまだ在庫はございます。現状で欠品しているのは、黄色のLとXL、白のM。その他の色、サイズは余裕があります。

ご希望があれば通信販売も致します。商品代金2500円に加えて送料が360円(レターパックライトを使います)、合計2860円をお振込み頂く流れです。右記のアドレスまでメールを頂ければ、出来るだけ早く対応します。お気軽にお問い合わせください。

※今週末の土曜、14日は「いちご畑の音楽会」のため、店は休み。予めご了承ください。

2018/04/08

Say,Hello!

Illustration:tactsato

セイ、ハロー! こんにちは、みなさん。お元気でしょうか。

きたる4月8日で、当店は開店してからちょうど5年。なんとなくめでたい日。
いい季節、せっかくの日曜日ということで友人たちと何かやりましょうかと話しています。
内容がかたまり次第、ここで少しずつお知らせしていくので、なんとなーく気にして頂けると嬉しいです。
大げさなことはやりません! が、思いっきり遊びます。どうぞよろしく。

PEOPLE BOOKSTORE 植田浩平

Say,Hello! Tシャツ




セイ、ハロー! 5周年記念Tシャツができました。
佐藤拓人君がつくってくれたヴィジュアルを、3色のTシャツに落とし込みました。白、杢グレーの定番色にくわえて初の試み、黄色もございます。ボディはプリントスター、S,M,L,XLの4サイズ。販売価格は、やっぱり2500円(税込)です。

4月8日から販売開始! こりゃーみんなに着てほしいんだ!

PEOPLE BOOKSTOREの現場から。

©︎ENTERTAINMENT

PEOPLE BOOKSTORE の現場から、4月8日。

行われること↓
その1、記念のテーシャツが出るという事(重要)。イラストを描かせてもらいましたので、宜しくお頼み申し上げます。これを着てモテよう。
その2、ぼくとSHOZOくんのシルクスクリーンのワークショップを行います。その場で、いくつかある版の中から、好きなのを選んでもらって、その場で刷りまする。刷るものは、こちらで用意したもの(Tシャツ、トートなど)の中から選ぶか、何か持ってきてもらえれば、そこに刷ります。どうなるかなー。

その3、シルクスクリーンをやってもらえた方に、ぼくとSHOZOくんのお手製ZINEをさしあげます。内容は、二つのパートに分かれていて、SHOZOパートは、SHOZO的Tシャツの作り方ガイドになっていて、TACTパートは、TACTSATOのイラスト術になっております。ぼくのパートは、今回のPEOPLEのイラストがどういう風にできたかっていうのを、まとめてみました。現在爆裂編集中。

その4、去年の12月PEOPLEにて、POPUP SHOPを行ったENTERTAINMENTのみなさんによる海賊版ステッカーが発売されます(この前の打ち合わせという名の雑談から生まれた)。あと、ENTERTAINMENTによる物ブツも持ってきます。おそらくわさわさする感じだと思います。この前、アトリエ行って楽しかった。SMっぽいのがあった。

その他、カトシンによる何かだったり、ちゃんたくによる似顔絵だったり、夜まで、いろいろなんかやってる感じになると思うので、4月8日は、どしどしビールをもって、どしどしビールをもって、どしどしビールをもって、どしどしビールをもって、遊びにきていただけると良いかと思いますー。

http://tactsan.blog65.fc2.com/blog-entry-480.html

STAND BY ME,PEOPLE.


"STAND BY ME, PEOPLE"

4/8つくばPEOPLE BOOKSTOREのシルクスクリーンワークショップ用に拓人くんと作ったのはこの花の図柄です。胸にワンポイント、花。STAND BY ME, PEOPLE.とは、PEOPLEという古本屋、そしてそこで会う人たちへのメッセージです。刷りたいTシャツ持ってきてください。

4月8日のPEOPLE BOOKSTOREにて行われるワークショップ用のイラスト。
"STAND BY ME, PEOPLE"のPEOPLEは、PEOPLEに関わる様々な人たちへの感謝が込められています。とは、SHOZOクン談。今回は、SHOZOくんが持ってきたビジュアルに僕が、文字とデザインをしました。ひっそりとマイペースに活動している60%BOOKSの第二弾となっております。シルクスクリーン作成ガイドブック豆本も配布しますので、是非気にしていただけると助かります。

http://tactsan.blog65.fc2.com/blog-entry-482.html

2018/04/07

『Strawberry Moon』


ヒップホップのベースラインを下敷きに、SWING-O(ピアノ)、高橋結子(パーカッション)を招いて筑波山の残響が深い蔵で録音・制作した「ラッパーによる、ラップしないアルバム」。ボーカル曲はレイチェル・フクシマとのライブ版のみ。『Strawberry Moon』はつくばのいちご畑でみた、十牛図の「人牛倶忘」のような赤い満月からついたタイトル。

タカツキ実験室『Strawberry Moon』が届きました。
ラッパーによる、ラップしないアルバムとありますが、これが不思議な叙情をたたえています。コントラバス、ピアノ、パーカッションの3色が溶けあいにじむ、あたたかな音(インストだなんて括りたくない!)。おっきな月が浮かぶ夜に聴けたら最高でしょう。

販売価格は1500円(税込)。ジャケットと同じ、月のステッカーが付いています。

ダン・ヒックスと2つの展示



きのう、河合さんがくれたもの。ダン・ヒックスのCDと2つのチラシ。
前も知らせた〈SUNNY BOY BOOKS〉での個展は14日から。もうひとつ、元ウサギノフクシュウこと小栗さんが企画に携わったグループ展「Storytelling」。こちらは17日から29日まで、神宮前の〈タンバリンギャラリー〉でおこなわれるとのこと(河合さんの絵が見られるのは前期17日から22日まで)。

それにしても、ダン・ヒックスは格好良いね。お洒落ってこういうこと。

***

Storytelling
2018年4月17日(火)〜29日(日) ※23日(月)休廊
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
<トークイベント>
4月22日(日)16:00〜17:00
小栗誠史 × 村椿菜文「Talk about Storytelling」
出店: SWAN COFFEE http://swan-coffee.net/


Storytelling

物語を伝える手段としての言葉、そして絵。
それらは個々に存在し、時に交わりながら、
人々の人生をより豊かに、味わい深いものへと導いていきます。
鎌倉にて古書店「ウサギノフクシュウ」を主宰していた
小栗誠史氏によってセレクトされた本と、
ストーリー性のある作家の作品を同空間に展示します。
様々なアプローチからの物語を、ぜひお楽しみください。


2018/04/06

パンク・ロック



“トニー・フレッチャーが、ある記事の中でこんなことを書いてたんだ。フレッチャーの最後の一行はこうだった。「座り込むな。パンク・ロッカーだったらクラブを作れ。バンドを組め。雑誌を作れ。映画を作れ。自分の人生でできることを、なんでもいいからやってみろ」。ぼくはこの言葉ですべてを確信した。”
−アラン・ マッギー(パオロ・ヒューイット『クリエイション・レコーズ物語』)より

*
元気がでないときに、となえる言葉。
上にも引いてあるけれど、もう一度。「座り込むな。パンク・ロッカーだったらクラブを作れ。バンドを組め。雑誌を作れ。映画を作れ。自分の人生でできることを、なんでもいいからやってみろ」。こう言われたら言い訳なんかしてられねえ。自分だって好きなことを、好きなようにやってるんだぜ。

*
デイヴ・マーキーとジョーダン・シュワルツによる写真集『WE GOT POWER!』を眺めていると、力が沸く。なにが、どうしてと説明できないのだけど、やる気が出る。理由を求めず、まず動く。若き日にちかったことを思い出す。

*
ただ今、パオロ・ヒューイット『クリエイション・レコーズ物語』(太田出版)を探索中(発見済み! 10/31追記)。デイヴ・マーキー/ジョーダン・シュワルツ『WE GOT POWER!』は販売しています。マイク・ミルズの映画『21センチュリー・ウーマン』でも描かれていた、西海岸パンク・シーンを切り取った素晴らしい写真集。

2018/04/05

『MANNISH BOY』


ギターウルフによる、ギターウルフのための雑誌『MANNISH BOY』が入荷しました。
表紙のジョー・ストラマーにはじまりジョーン・ジェット、ラモーンズのジョニー・ラモーンといった海外勢、ホンコン・ナイフ、マッド3、ジャッキー&ザ・セドリックスといった日本のバンドも登場します。『狂い咲きサンダーロード』に主演した山田辰夫へのインタビューも、熱いです。

表紙にダメージ、最後部にわずかな背割れ。実物をご確認の上、ご購入ください。

2018/04/04

『ニッポンタカイネ』



吉永マサユキ『ニッポンタカイネ』が入荷しました。
日本にやってきたアジアからの留学生、僧侶、力士、塗装工、宣教師etc...の肖像、生活をとらえた写真集であり作品集、コラージュブックとでも呼ぶべき本。「なんたって我々もここに写ってる人々同様のアジア人なんですから。もっと流れに任せて気楽に生きましょうよ」とは写真家本人のあとがきから。その姿勢とこの題名、題材から読みとれるものは今も多いはず。

2010年に東京キララ社から復刊されたもの。古書のため若干の使用感がありますが、鑑賞・通読に支障はありません。