2020/07/07

『SAMIZDAT SKOOL ZINE』vol.1


SAMIZDAT SKOOL『SAMIZDAT SKOOL ZINE』vol.1が届きました。
小野寺伝助(地下BOOKS)、須藤謙一(DA NOISE BOOKSTORE)からなる「SAMIZDAT SKOOL」によるファースト・ジン。約15ページに書き手それぞれの個人的な声が収められていて、読むうちにじわじわ高まるものを感じました。今号には主催の二人に加えて、しいねはるか、カナイフユキがゲスト参加しています。

販売価格は600円(税込)。今号の教科書ZINE、カナイフユキさんの『LONG WAY HOME』も在庫しています。

7/7 店日誌


医療とは人間が人間に対して行う一つのサービスである。サービスとは何か。まず頭をたれることである。何に対して? 生命の尊厳や不可思議に対してである。おそれを知ることである。−浜田晋「いのちの基礎にあるもの」

7月7日、火曜日。何気なく手にした本、『心をたがやす』を一気に読んだ。1926年生まれの精神科医・浜田晋さんが1994年に上梓したもの(文庫化は2010年)。自分は医療はもちろん、サービスにも疎い人間だと自覚している。けれど、上に引いた一説には、ふむ。まさしく。という感じで納得してしまった。一様な物差しでは測りきれない人の存在、生のあり様を伝える浜田さんの語り口に共感したからだろうか。

今日は19時まで店にいます。雨が続きそうですが、今週もよろしくお願いします。

2020/07/06

7/6 家日誌


寝ても、起きても、雨。車を持っていない自分は、こういう天気が続くと生活の組み立てが大きく変わる。移動するなら、家人と用事を合わせて送ってもらうか、公共交通機関を使うか、歩いて行くかを早い段階で決める必要がある。さて、今日はどうしようか。

出来るだけ、しずかに。ひっそりと過ごしたい月曜日。

2020/07/05

7/5 店日誌


7月5日、日曜日。昨日は来客、来店が多くて慌ててしまった。狭い店だしゴチャゴチャ散らかっているので、外から見て先客がある場合はお隣〈千年一日珈琲焙煎所〉で落ち着くか、近所を散歩するなどして様子を見て頂けると、いいかもしれません。少しでも本を見やすい状況でお迎え出来ればいいなあと思っています。

今日は13時から店にいます。お暇であれば、お運びください。

2020/07/04

『トラベシア』vol.5


音がどこでどんなふうに鳴っていようとも、あるいは鳴っていなくても、音楽の形をしていなくても、「音楽の現場」はさまざまな姿で存在しうるはず、と考えています。その多様性と可能性を、探ってみたい。

『トラベシア』vol.5が届きました。
およそ一年ぶりに届いた最新号の特集は「音楽と金」。雑誌の編集者、CDショップ店主、ライター、ミュージシャン、ライブハウスを営む人、台北とシンガポールのレコードストアのオーナー等々、何らかのかたちで音楽に携わり、お金のやりくりをしている方々の記事で編まれたミニコミです。

販売価格は500円(税込)。「日本語について」特集のvol.4も在庫しています。

***

○普通に読める日本語の雑誌|トラベシア|Vol.5|音楽と金

オン・チャイ・クーン|他人の靴
ケヴィン・スミス|銭湯と梅干しハイとライヴハウス!-ぼくが日本に住むようになったきっかけの話
佐々木美佳|2000ルピー札をポシェットで握りしめる
サミー・ミラー|使命感の大切さについて
柴崎祐二|繊細な経済圏のために 音楽と金をめぐって
ジョー長岡|瞽女をめぐる旅
ジョン・アリスン|我が父モーズ
杉本拓|本業と副業-妥協せずに芸術家として生きることは可能か?
鈴木並木|素晴らしいアメリカ音楽
たちなみえみ|うた 日々を綴る
詹宏翔|Music Makes Money, But Money Makes Me Moody
寺田俊彦|小さいからこそ続けられる-CDショップを続けること
原田和典|新たなる残骸
ひな|消費と愛用
森本アリ|新世界で橋が渡されグッゲンハイム
矢川俊介|それでも、音楽雑誌をつくる
安田謙一|カニコーセンに金の話ばっかり聞いた。
若木康輔|クロスワード・トラベシア

ともちゃんインタヴュー|「推し」で世界が広がった

イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟
デザイン|村松道代
編集・発行|鈴木並木

『八角文化会館』vol.8


商店街は、昭和時代の買い物様式を後世に伝える遺跡です。地域の生活を支えた日常遺産であるとともに、街の中央に輝く都市の象徴でもありました。商店街は「道」であり「街」だったのです。

『八角文化会館』vol.8が届きました。
ファンの方々、お待たせしました。第8号の特集は「商店街ノスタルジア」。北海道から沖縄、台湾に残る商店街を歩き、味わい、記録に残してきた編集部(+ゲスト)による大力作です。パッと見は同じようにさびれ、人の少ない風景に見えますが、よく目を凝らせば見えてくるそれぞれの個性、独特の空気。ゆっくり、じっくりお楽しみください。

販売価格は1980円(税込)。前号、「パチンコホール」特集号も在庫しています。

7/4 店日誌


時代がカーヴを切ってまがっていったとき、それまでの時代とのっぴきならない関係を結んでしまった者は、いっしょにまがっていくことができないで、そこでおいていかれてしまう。

7月4日、土曜日。上に引用した一文は、三木卓『若き詩人たちの青春』(河出文庫)のなかで見つけたもの。残酷なまでの時間の流れ、時代の移り変わりを前に人は、詩人はどう振る舞い、その後の道をどう選択したのか。大正、昭和、平成、令和を生きた詩人の言葉は平易だけれど読み手を時に立ち止まらせて、沈思をうながす。力のある本。

今日は13時から20時まで開けています。お暇でしたらお運びください。

2020/07/03

「our lock down party」を配信します!


新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、通常営業ができなくなった〈Club OctBaSS〉は先月から、レコード屋〈OctBaSS Records〉として場を開いている。お世辞にも立派な設えとは言えないのだけれど、その仮設感がどうにも居心地が良く、足を運ぶとつい長居してしまう。店主のエスプラ君と缶ビール飲みつつあれこれ雑談をしている中で、ふと思った。「今、この状況でしか出来ないことを、やろうじゃないか」。動き始めている配信催事の場を借りて、何かやれることはないかと、話をはじめた。

まず、つくば市出身の音楽ライター・二木信さんに声をかけ、トークイベントに招きたいと申し出た。内容が定まりきらない時点での誘いに、二木さんはすぐに乗ってくれて開催は決まった。この催事は二部構成。トークとDJプレイを配信する。後者に招くのはDJサモハンキンポー。イベント名は「our lock down party」。7月12日、日曜日の夕方からゆっくり始めることにする。

第一部、トークのテーマは「ローカルストアのたたかい方」。つくば市の天久保地区に店を構えるエスプラ君と自分、植田の現状と展望。地元つくばを離れて、東京居住歴が長い二木さんから見える、この街の状況。これらをうまく絡められれば、今後の課題、向き合うべき事案が浮かび上がるのではないかと思っている。時間はおよそ60分。どれだけしっかり話が出来るか、ハラハラするけど、楽しみが大きい。

第二部。電撃的な誘い乗ってくれた(大感謝!)、DJサモハンキンポーこと松下源くんのプレイはたっぷり90分。配信を受け取る場所、それぞれの作法で楽しんでもらえたら、とても嬉しい。当日は会場に遊びにも来れる。ただ、マスク着用、対人距離の確保は必須。くれぐれも無理はせず、それぞれの判断をしてほしい。配信でも楽しめるよう、出来る限りの工夫はするつもり。

ひとまず、「our lock down party」開催の経緯はここまで。…と、忘れちゃいけない。イベント名とロゴを作ってくれたのは、tactsato (home made radio club)。同デザインのTシャツも、〈Club OctBaSS〉内のレーベルから近日中にリリース予定。バックプリントまで良い感じなので、続報をお楽しみに。

7/3 店日誌


7月3日、金曜日。昨夜、店に来た友人とこの音源の話で盛り上がり、その勢いのままマル・ウォルドロンのECMでの第一作を聴かせてもらいながら、車に乗って帰ってきた。正直、自分はジャズの詳しいことは分からないのだけど、この演者はいいですねえ、とかそういう話を聞くのは好きなのだ。

今日は20時まで店にいるつもり(天候次第では、変更もあり得ます)。

2020/07/02

7/2 店日誌


7月2日、木曜日。天久保一丁目の〈Club OctBaSS〉で始まった配信催事に一つ、企画で参加させてもらいました。題して「Our lock down party」。つくば出身のライター・二木信さんを招いてのトークとDJサモハンキンポーがプレイするパーティーの二本立て。詳しくはこのブログでも紹介しますが、まずは〈Club OctBaSS〉の配信スケジュールをチェックしてみてください。

今日は20時まで店にいます。ご来店、お待ちしております。

2020/07/01

『さよなら、俺たち』


さよなら、俺たち。決して簡単なことではないし、これからだって囚われてしまうと思うけど、自分と向き合い、他者と向き合うためにも、まずは「私」という個人になる必要があるだろう。

清田隆之『さよなら、俺たち』が届きました。
恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表によるはじめての本格的ジェンダー・エッセイ。これまでの収集活動を通して見聞きしたエピソードや、ニュースになった社会問題、本や演劇などを通じて更新せざるを得なかった「自分と男性性」。清田さん自身が「俺たち」という固まりから抜け出て、「私」個人になっていくまでの葛藤、困惑を記録した一冊です。

販売価格は1870円(税込)。「俺たちにさよならするための読書案内」と題された、特典冊子つき。

7/1 店日誌


7月1日、水曜日。小雨が降ったりやんだり、湿度は高め。梅雨らしい空模様。ジメジメした日が続くのは嫌だけど、猛烈に暑くなるのもキツい。5月頃の爽やかな空気が懐かしい。年をとったせいなのか、季節の変化についていくのが大変になってきた。

今月もよろしくお願いします。月曜定休以外は休まず開けるつもりです。

2020/06/30

『アナキズム文献センター通信』53号


自由は、個人の知性・創造性・尊厳を十全に花開かせるために必須である。他者に支配されることは、人が自分で考え、行動するチャンスを否定されることである。自分で考え、行動することが、自己の個性を成長・発達させるたった一つの方法なのだ。
−『アナキズムとは何か②』より

『アナキズム文献センター通信』53号が届きました。
通信に加えて『アナキズムとは何か?②』と題された冊子、海老原弘子さんによる「感染症×アナキスト」(教育編と医療編)の2枚もあるので合計4部。パッと見は強面かもしれませんが、読んでもらえば共感する部分が見つかるはず。お気軽にお試しください。

6/30 店日誌


6月30日、火曜日。6月最後は梅雨らしい雨、湿度。自転車移動には向かない天候ですが、気が向いたらお運びください。今日は入荷が多いです。古本、新刊、中古音源。少しずつ紹介していきます。

2020/06/29

6/29 家日誌


自分にとって唯一の飲み友達(酒を飲む用事以外では会わない!)、Kさんと久々に落ち合い、ちょうど良いペースで3軒をまわる。行き帰りのつくば駅からの道中も含めて、歩いて歩いて、歩いた一日。エネルギーを使った分、得たものも多かったように思う。

2020/06/28

『しるもの時代』


新しいレシピを探すことが億劫になり、過去の名作ばかりつくり続ける時期もあったりする。懐メロばかり聴きがちな状態と、よく似ている。それはそれで、自分にとってのスタンダードが定まったのだといえるのかも。

木村衣有子『しるもの時代』が届きました。
当店でも人気の『のんべえ春秋』以来、久しぶりに届いた文筆家・木村衣有子さんによるミニコミのテーマは家庭料理。ご本人の言葉を借りれば「台所からにじみ出したようなエッセイと書評集です。文中では、家庭料理にまつわる本を15冊紹介しています」。

販売価格は880円(税込)。文庫本サイズではありますが、しっかり読めます。

6/28 店日誌


6月28日、日曜日。朝から本降りでどうなることかと心配でしたが、今は小雨。天気予報によると午後から曇りとのこと。古本はもちろん、自主制作冊子にも新入荷がございます。6月最後の日曜日。お暇でしたらお運びください。

今日は20時まで、店にいます。明日月曜日は定休日。

2020/06/27

Today’s YouTube #336


『Station』


「2015年9月9日、オーストリア・ウィーン西駅。欧州から日本への帰途にあった私は、空港へ向かうバスに乗り換えるために降りた駅のホームで、あふれんばかりに押し寄せる人の波に突如としてのみ込まれた」
多様な人々が行き交う駅のホームでの3時間が写し出す風景に、いま私たちは何を見るのか。自らの新しい地図を描き出すためのレッスン。

鷲尾和彦『Station』が届きました。
つくばの出版社「夕書房(せきしょぼう)」の最新刊は難民を題材にした写真集。2015年9月9日、オーストリアのウィーン西駅での3時間。鷲尾和彦さんがカメラに収めたのは移動する人、時間、貼り紙…それら全てを抱えて、はきだす駅という場所。他人事とは思えない行列の写真を見て、現場の切迫感に思いを馳せました。2020年の日本だからこそ、意味を持つ作品集だと思います。

販売価格は3960円(税込)。美しくも可愛らしい、佇まい。直に手にしてほしい一冊です。

6/27 店日誌


やはり一番大事なのは、自分らの街は自分らで作るという「自治」。たとえば天変地異でも何でも、もし世の中が大混乱になったら、国なんかはある程度しか助けてくれない。結局のところ自分達の街を作っている人(住んでたり、働いてたり、遊んでたり)が、街をやりくりして守っていかなきゃならない。
−松本哉 「選挙公約」(『素人の乱』より)

6月27日、土曜日。来月に計画している配信企画のため、松本哉・二木信 編『素人の乱』(河出書房新社 2008)を久しぶりで読み返した。二度目の通読なのだけれど、刺激される箇所が多かった。素人の乱の真似はできない。されど、きっかけは得られる。上に引用した「自治の感覚」をそれぞれのやり方で発揮していくべきだと思う。

今日は20時まで、店にいます。ご都合に合わせてご来店ください。

2020/06/26

6/26 店日誌


6月26日、金曜日。いきなり暑い。アスファルトの照り返しを怨みながら歩く。汗だくで店に着いて、シャッターを開けてみると思いのほか涼しい。風も通る。扇風機をつけて甘めのレゲエをながせば、いい感じ。このまま、冷房をつけずに営業してみる。

サッポロ黒ラベルとキリンクラシックラガーを冷やして、待っています。

2020/06/25

AWP TEXT socks


「AWP TEXT sox」が届きました。
My loads are lightの新作は「ALWAYH(オルウェイス)」との共作。定番の型であるパイルソックスに入ったプリントは「ALL WEATHER PROOF」。夏は涼しく、冬は暖かい機能的な素材を使用しています。水に濡れると強度が増し、繰り返し洗濯してもヨレず型もくずれません。

販売価格は2200円(税込)。一度履くとクセになる、柔らかな履き心地。

6/25 店日誌


6月25日、木曜日。今日みたいな雨を驟雨とよぶのかと思っていましたが、全く違うと知りました。この状態は霧雨。驟雨は「急に降り出す雨。にわか雨」(google調べ)を指すとのこと。知ったかぶりして、使わないで良かった。

天候ふくめての状況次第で、20時まで店にいるかもしれません。

2020/06/24

Photo Beachcombing:Japanese Found Photos


“波打ち際にはたくさんの紙片が散らばっている。
沈んだ舟から打ち寄せられたもの、川に捨てられたどり着いたもの、ずっと前から海流を漂っていたもの。ここがフォトビーチだ。あなたはつめたい海水にくるぶしまで浸かりながら、忘れたことさえ思いだされない誰かの写真を拾いあげる

“カメラを持たずともスマートフォンで画面をタッチすれば誰でも綺麗な画像が納められる時代に、何をもって写真なのか、写真的なものになるのか。並べられた写真は撮影者の意図や撮影時の意味を離れ、別の意味を持つ”
−大宮麻比古

「Photo Beachcombing:Japanese Found Photos(from the collection of Yusuke Shinozuka)」
会期 2020年7月18日〜26日(会期中無休)11時〜19時
会場 gallery Y(つくば市天久保1-8-6グリーン天久保201)

6/24 店日誌


6月24日、水曜日。すこし前に、覗くだけのアカウントを持っていたSNSのアプリケーションをiPadから削除してみた。直後の数日は手持ちぶさたになった。その状態に慣れた結果、知らないことが増えた。誰かが、どこかで、何をしていたかを知る機会がほぼ無くなった。これはこれで楽なもんだ。

岬書店の新刊2冊を補充しました。店にいるのは、19時まで。

2020/06/23

6/23 店日誌


6月23日、火曜日。雨が上がって曇り空。湿度はちょびっと高いけど、涼しく過ごしやすい午後。用事があってもなくても、なんとなく気になったらご来店ください。ピタッとはまるものがあるかもしれません。

今日は19時まで、店にいます。今週もよろしくお願いします。

2020/06/22

6/22 家日誌


久しぶりに電車に乗って街歩き。記憶している限りでは最後に電車に乗ったのは2月後半。約4ヶ月、電車に乗らず、つくばから出ることもなかったことになる(店をはじめた2013年以降、月に2−3回は何かしらの用事で電車に乗っていたと思う)。勘が鈍ったのか、見込み違いがいくつかあり、悔いをのこしたけれど、こうでなくちゃ街歩きは楽しくない。

今日の目当てのひとつ、グレタ・ガーウィグ監督の最新作『ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語』がとても良かった。同世代のガーウィグ監督の心理描写はやけに自分の琴線に触れる。

2020/06/21

6/21 店日誌


6月21日、日曜日。ついにtactsatoによる作品展示「WILD PANTS CLASS」が終わってしまった。始まったのは3月22日、そこから怒濤のウイルス禍。その煽りを受けて作家在廊、作品解説を出来なかったのは残念だけど、ダラダラと会期が伸びていったのは愉快だった。壁に作品があるのを普通の状態にしていきたい。自分の店では、展示を特別なものにしたくないなあと改めて思う。

拓人くん、えっちゃん、お疲れ様でした。また一緒に遊びましょう。

2020/06/20

『Wetland』


Eisuke Yanagisawa『Wetland』(immeasurable)が届きました。
京都を拠点に活動する、フィールドレコーディング作家/音楽人類学者、柳沢英輔による録音作品。京都の深泥池(みどろがいけ)で録音された3つの音源はそれぞれ、雪が降った寒い日の朝、真夏の深夜、池の中を水中マイクで録音されたもの。

販売価格は1870円(税込)。パッケージデザインは、秋山伸(edition.nord)によるもの。

***

Artist Statement
京都盆地の北端に位置する池と湿地からなる深泥池。ここには多くの水生植物、昆虫、魚類、野鳥、哺乳類などが生息しており、中には氷河期 以来の種も含まれている。近年、ブルーギルなど人間が持ち込んだ外来種による在来種の絶滅や生態系の破壊が問題となっている。 湿地は市街地と国道に隣接しており、池の北西側を交通量の多い道路が走っているため、昼夜を問わず交通騒音(飛行機を含む)が聞こえてく る。都市ではよくある音風景ではあるが、氷河期にはどのような音が響いていたのか、現在に至るまでにどのように変化してきたのかを想像してみると、この混沌はその場所の澱(おり)として聞こえてこないだろうか。

『Around the Plywood』


edition.nord 堤あやこがキュレートした展覧会 “岡山・奉還町の new lagoon。” にて BGM とサウンド・パフォーマンスを行った salad( サラダ ) のドキュメント。

Salad『Around the Plywood』(immeasurable)が届きました。
ばばまさみと長井爪による音楽ユニット「Salad」による、岡山での展覧会「岡山・奉還町のnew lagoon」内でのサウンド・パフォーマンスをベースに再構成。Saladが本音源から聴き取った会場内での会話が印刷されたA3サイズのポスターが封入されています。

販売価格は1870円(税込)。アート・アソシエーション「immeasurable(イメジャラブル)」からのリリース。

6/20 店日誌


6月20日、土曜日。昨日から一転、夏のような気温、空模様。湿度はそこまで高くはないので、日が暮れるまでは風を通しつつ、出入口のドアは開け放したままにします。あんまりにも多く虫が入ってくるようならば、考えます。

換気、除菌対策をしつつ20時まで、店にいます。お暇があればお運びください。

2020/06/19

6/19 店日誌


6月19日、金曜日。起きると雨。昼間も雨。突発的な嵐のような降り方ではなく、一定量が落ちてくるような梅雨らしい雨だ。しずかに過ごすにはちょうど良い。エリオット・スミスの音楽を聴くのに、絶好の日和(彼のライブを観たのは2000年のフジロック、グリーンステージ。やはり雨が降っていた)。

今日は20時まで店にいます。岬書店からの新刊など、元気の良い本が届いています。

2020/06/18

『本屋さんしか行きたいとこがない』


島田潤一郎『本屋さんしか行きたいとこがない』が届きました。
刊行元、岬書店の島田潤一郎さんが『本の雑誌』に連載していた「本屋さんしか行きたいとこがない」と(ボツ原稿も混ざってる!)、『望星』での連載「本のゆくえ 小さな出版社が見る風景」をまとめ、加筆修正を加えたもの。小さくともしっかりと身のつまった一冊です。

販売価格は1100円(税込)。同時発売の『ブックオフ大学ぶらぶら学部』もございます。

『ブックオフ大学ぶらぶら学部』


『ブックオフ大学ぶらぶら学部』が届きました。
出版社「夏葉社」を営む島田潤一郎さんの個人出版レーベル「岬書店」の最新刊。そのテーマはブックオフ。武田砂鉄、山下賢二、小国貴司、Z、佐藤晋、馬場幸治、島田潤一郎の7人の寄稿に加えて、大石トロンボによる漫画を挟みこんだミニコミのような書籍です。面白くないわけ、ないんです。

販売価格は1430円(税込)。ああ、ブックオフがあって良かったなあ。

6/18 店日誌


6月18日、木曜日。数は多くなくても、人はそれぞれに何かしらの用事、興味を持って店に足を運んでくれる。その面白さを感じることが場を開くことの醍醐味だと思う(だから当然、面倒ごとも引き受けなきゃいけない)。

今日は梅雨らしい空模様。本を読んだり、考えごとをするにはちょうど良い日。

2020/06/17

6/17 店日誌


6月17日、水曜日。昨日、開店そうそうに来てくれたお客さん、グレイトフル・デッドのTシャツを着ていた方。言葉数は少なくとも伝わるものの多いやり取りが出来た気がする。こうした会話、交流は店があってこそ。この後に及んで、SNSを否定するつもりはない(そもそも、自分にその権利はないと自覚している)けれど、この数ヶ月、何かしらの場がもつ力を感じることが増えた気がする。

梅雨の中休み。天気がいいので、20時まで店にいます。

2020/06/16

『些末事研究』第五号


リトルプレス『些末事研究』第五号が届きました。
特集は「荻原魚雷 方法としてのアナキズム」。この並びならば、当店で取り扱わない理由がありません。2019年6月に荻窪の〈本屋Title〉で開催されたトークイベント「ライター生活30年と古本」の採録を中心に、本人へのインタビュー、縁のある方々の寄稿とで構成された、荻原魚雷ファンには嬉しい一冊。

販売価格は700円(税込)。「近代日本のアナーキストには名文家が多い」とは、巻頭の鶴見太郎氏のテキストから。

『Wool In The Pool』(CD)


Wool & The Pants『Wool In The Pool』(CD)が届きました。
2019年にアメリカのインディーレーベル「Peoples Potential Unlimited」からアナログ・リリースされていた作品をCD化。日本版CDの初回限定特典として、未発表音源「stoned #2」のダウンロードコードを封入しています。黒い、という一言では収めきれないファンクネス。ご体感ください。

販売価格は2200円(税込)。少数入荷なので、お取り置きは不可。ご了承ください。

6/16 店日誌


6月16日、火曜日。開店準備が整う前から、何やらかんやら慌ただしい。発送準備をしたり、届いたものを受け取ったり、この日誌用の写真を撮ったりするうちに、あっという間に15時だ。ようやくクーラーが効いてきた。はあ、涼しい。

さあ、6月も三週目。今週もよろしくお願い致します。

2020/06/15

6/15 家日誌


ローランド・アルフォンソを聴きながら、ビールを飲んでいる。19時前。心が軽い。
今朝早く、住んでいる所から高速で一時間強走って移動した。それだけで、楽になる。家や店から、自分を取り巻く関係、環境から離れていくのは爽快だ。広告的な情報の少ない土地、自然豊かな場所に足を踏み入れるのは、人間の根本的な活力につながるのだと気がついた。

帰宅後、さっそくメールを確認する。返信したり、思案したりと忙しい。そのいきおいで、この日誌をダダっと書けて、少しスッキリ。いい日だったなと振り返る。

2020/06/14

Today’s YouTube #335


『風の人、木立の人』


「芸術」と「衣食住」をひとつながりにとらえる「読むドキュメンタリー映画」 ―対話の相手は、「つくりて」として個人で活動している人である。旅人の眼差しで暮らしを見つめ、暮らしの中に旅をしている、風の人であり、木立の人である。

津田貴司・編著『風の人、木立の人』が届きました。
フィールドレコーディングや即興性に基づいた音楽活動で知られる、津田貴司さんによる15のインタビューと7つのエッセイを収録。インタビューは主にメールのやり取り(いくつかの対話、独白も)ですが、語り口は人それぞれ。簡潔にまとめた人がいれば、未整理のままのものもある。その間に、津田さんによる個人的な記憶にまつわるエッセイが置かれる構成で、読み手の視点も遠くに行ったり近くに来たり。低速で読み進めるのを薦めたい、一冊です。

販売価格は2200円(税込)。かつての益子、〈スターネット〉という場所、その特別さに思いを馳せました。

6/14 店日誌


6月14日、日曜日。先日の大雨の日、帰りがけに覗いたポストに入っていたのがこの音源、『JOHN TO PAUL SINGS NEWMAN』。広島県呉市在住のシンガー、ジョンとポールさんが不定期に送ってくれるCD-Rの新作だ。その題名を、と言うか付属の紙を見なければ、自分はこれらの歌がランディ・ニューマンのものだと気がつけなかった。あ、これは聴いたことがある。そう思った数曲は既発の『ENGLISH-JAPANESE』収録のもの(バージョン違い)。ともあれ、こんな雨の日に流すにはぴったりの声、音、リズム。つい何度も聴いてしまう。

今日は20時まで、店にいます。明日15日は定休日。

2020/06/13

6/13 店日誌


6月13日、土曜日。朝から雨。ここまでしっかり降れば、あきらめもつく。今日は静かに家で本を読んだり、映画を観たりして過ごすのがいいでしょう。それでも店に来てくれるのなら、出来るかぎり歓待します。本を買ってから、お隣〈千年一日珈琲焙煎所〉でゆっくり過ごすのもおすすめです。

雨の様子を見ながら、20時まで店にいるつもりです。

2020/06/12

『PLAY ON MR.MUSIC』(LP)


ドキュメンタリー・フィルム「ROOTS ROCK REGGAE」のレコーディング・シーンが、世界中のレゲエファンを魅了した伝説の一曲 「PLAY ON MR. MUSIC」がついに音源化!ブラック・アーク、そしてリー・ペリー全盛期コンピ!

V.A『PLAY ON MR.MUSIC』(LP)が届きました。
ジャケットに大きく写るリー“スクラッチ”ペリーが運営していたスタジオ〈ブラック・アーク〉で録音された楽曲を中心に構成された12曲。この音源に耳を傾けているとレゲエ・ミュージックの持つ幅、懐の深さの一端を感じられるような気がします。ルーツ、ダブ、アコースティックなメロウチューンまで取り揃えた、レゲエ入門編としても機能する完成度の高いコンピレーション。

販売価格は3080円(税込)。LPよりも2曲多く(どちらも良い曲!)収録したCDも在庫しています。

『I LOVE THE WAY YOU LOVE』(LP)


ジャマイカで最もソウル、ファンキーを意識したグループの2枚目のアルバム。素晴らしい内容であったが、ボブ・マーリー等の人気からラスタムーブメントが盛り上がり、ルーツロック大流行の陰に隠れてしまったアイランドソウル決定盤。

THE CHOSEN FEW『I LOVE THE WAY YOU LOVE』(LP)が届きました。
レゲエ・ボーカルグループが1975年に発表した2枚目のアルバム。「ジャマイカで最もソウル、ファンキーを意識したグループ」と公式解説にありますが、軽く揺らしてくれるロックステディと言ってもいいと思います。針を落とせば、梅雨入りと同時にグッと上がった温度、湿度がもたらす不快感を少しばかり和らげてくれるでしょう。

販売価格は3080円(税込)。「ROCK A SHACKA」レーベルのサイトで試聴ができます。

6/12 店日誌


6月12日、金曜日。どう書き出しても、何かしらへの文句みたいな言葉しか出てこず、何度目かの書き直し。とりあえず今日も暑い。久々に歩いてみたら、店に着く頃には汗だくだ。扇風機と冷房、甘いレゲエ・ミュージックでひとまずクールダウン。これから雨になるのだろうか。

今日は、20時まで店にいます。お暇があればお運びください。

2020/06/11

Today’s YouTube #334


『popeye』879号


一昨日、書店に並んだ『popeye』879号に寄稿しています。今回載せてくれたのは、ポパイ創刊の1976年から続く連載ページ「POPEYE FORUM」。ニューヨーク、ベルリン、ロンドン、福岡、東京から届けられた街ネタに交ぜてもらえて光栄です。店を通して知り合った、イラストレーター・矢吹純くんのことを書きました。

記事内でも紹介して頂いた矢吹純、出田祥蔵と共作したトートバッグ、Tシャツ、JUN YABUKI名義での作品集『NOTHING』を引き続き販売しています。通信販売も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

6/11 店日誌


6月11日、木曜日。ちょうど店に行こうかというタイミングで大雨、大風。道ゆく人、自転車に乗る人はびしょ濡れだ。立ち止まって途方に暮れたり、雨風に負けず走ったりと人それぞれの対応を車から眺めながら「これが梅雨かね…」と呟いた。よく言われているけど、これはスコール。いいかげん、旧来の季節感を更新しないといけないのだけれど、いまだに受け入れ難い。

今日は19時まで、店にいます。突然の雨、風にはくれぐれもお気をつけて。

2020/06/10

『大人になれば』(第二版)に関して


第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の新人賞を受賞した、伊藤敦志さんの『大人になれば』。現在、第三版を準備中(6月末出来)とのことですが、当店に第二版が残っています。店頭での販売にあわせて、通信販売も可能です。ご希望であれば、お気軽にお申し付けください。

以下のアドレスでご注文を受け付けます。
mojomojo.people@gmail.com(担当:植田)
件名を「大人になれば」としてメールをご送信ください。速やかに返信します。

販売価格は2750円(税込)。レターパックライトで送るので、送料は370円です。

『こどもたちは まっている』



いつもの風景、季節の移ろい、突然の雨、特別な一日。
繰り返す日々のなかで、みんな、いつもなにかを待っている。

荒井良二『こどもたちは まっている』が届きました。
ページをひらけば、よみがえるいつかの風景。べったりとした汗。水のつめたさ。布団のあたたかみ。絵本作家・荒井良二さんの最新作は、長新太『ちへいせんのみえるところ』に捧げられています。

販売価格は1760円(税込)。入荷分はサイン入り。ポストカード2枚付き。

6/10 店日誌


6月10日、水曜日。二日酔いでないって素晴らしい。まともに動けて話ができる。その喜びを感じた午前中。少々休んだあとに、本屋に寄って今日発売の雑誌『アイデア』を買う。「リトゥンアフターワーズ」特集と銘打った実験号、友人の磯山進伍が制作に携わったと聞いていて、発売を楽しみにしていた。

今日もまったく暑いですが、店内は冷房をかけて涼しくしています。お暇でしたらお運びください。

2020/06/09

『Peregrine -20th anniversary edition−』


モノやヒトがまだ綺麗に整えられておらず、生々しくて、どことなく荒っぽかったころ。自分たちの音楽を宣伝のために使わせたり、ましてやエンタメだとも思っておらず、何かの真実を発掘しようと思ってやっていた。
−タラ・ジェイン・オニール

Tara Jane O’Neil『Peregrine』が届きました。
2000年にリリースされたタラ・ジェイン・オニールのファースト・アルバム。制作時(1998−1999)に持ち歩いていたテープレコーダーで録音された断片的な曲のアイデア、音のエッセイに加えて、ライブテイクなどの秘蔵音源で構成されたボーナス・ディスクが付いた2枚組。「私と同じ名前の人がいくつか前の前世につくったアルバム」と、語っているのはタラ本人。

販売価格は2750円(税込)。参加ミュージシャンが寄稿しているライナーノーツまで、ゆっくり味わってほしい作品です。

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タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O’Neil):米ケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライター/マルチ演奏家。現在はカリフォルニア州ロスアンジェルス在住。ポスト・ハードコアの嚆矢のひとつ、ロダンのベース奏者としてキャリアをスタート。バンド解散後もソノラ・パイン、ファルスタッフといったグループで活動しながら、充実したソロ活動も続けている。『Peregrine』(2000年)を皮切りに2017年の『Tara Jane O'Neil』含めて9枚のソロ・アルバムをリリースし、その他、辣腕演奏家として、セバドー、アイダ、カム、マイケル・ハーレー、ジャッキー・O・マザーファッカー、パパMなど客演作品多数。日本にもたびたび来日し、二階堂和美との共作アルバムを2011年にリリースしている。

『LITTLE HEAVEN』


Aru-2『Little Heaven』が届きました。
ラッパーへのトラック提供、楽曲プロデュースを数多く手がけてきたビートメイカーによるフルアルバム。本人によるヴォーカル曲に加えて、Campanella、ISSUGI、JJJ、KID FRESINOをフィーチャーした楽曲も収録した全12曲。

販売価格は2640円(税込)。限定数量入荷のため、通販・お取り置きは不可。ご了承ください。

6/9 店日誌


二日酔い。ここ最近で一番大変な症状で昼まではまともに動くことも出来ず(立ってるだけで眼が回る!)、横になること数時間。ようやく起きて、いま店を開けたところ。こうなってみて感じるのは、横になることの力。人間、横にならないと何も出来ないと言ってもいい。

横にはならず、なんとか店にいられそうです。今年、初のクーラーで心地よく営業中。