2020/12/16

『恥ずかしい料理』


飾らない、映えない、盛れない、とてもじゃないけど外に出せない。他の誰でもない、自分や家族のためだけにある料理の数々–

梶谷いこ/平野愛(写真)『恥ずかしい料理』が届きました。
この本の題名に一瞬ギョッとする方がいるかもしれません。ご安心を。恥ずかしい、料理についてのネガティブな本というわけではなく、何でもない家庭の料理、人それぞれのいつもの食事についてのエピソードとレシピ、料理のある生活の写真を収めた一冊です。手にしてページをめくっていて「いい本だなあ」と思わずひとりごちました。

販売価格は1980円(税込)。京都の書店〈誠光社〉の刊行物。いつもながら仲村健太郎さんのデザインワークが素晴らしい。

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