2016/05/31

『Spectator』36号


“この古いことばを、ほこりをはらって掘り起こし、わざわざ特集のタイトルにしたいと思った理由は、だれもが近視眼的になってあくせく時間に追われて暮らすネット社会の時代、「常識とされていること」を強く疑い、自分の眼で遠くを見据えながら生きる。いわば「コペルニクスの現代バージョン」が少数ながら、わたしたちの周囲にいることに気がついたことがきっかけです。”
-青野利光(“Dear Readers”より)

『Spectator』36号が入荷しました。
今号の特集は〈コペ転〉。え? コペ転? なんだそりゃと思ったのは、大丈夫。あなただけではありません。ボクもそう。コペ転なんて単語はまったくピンときませんでした。でも、上に引いた青野編集長のまえがきを読んで納得。さらに詳しく引用すると「コペ転とはコペルニクス転回を短縮したもので、むかし1970年前後、日本の若者たちのあいだで流行したことばです。(中略)やさしくいえば「CHANGE」、むずかしくいえば「思想転換のとき」を示した、時代のキーワード」とありました。

“これまで築きあげた人生をコペ転させることは勇気がいることです。常識を捨てて生き方の方針を大きく変えることはリスキーなことです。しかしあえてリスクを越えていかなければ見えてこない風景もあるのではないでしょうか?”

そうなんです。これまでやってきた当たり前のことを変えるのは本当に難しい。あれ? やり方を変えた方がいいのかな? なんて予感を得たとしても、実際に身体を動かすことはない。ぱっと浮かぶたくさんの面倒ごとに掴まってしまい、まあまた今度としらばっくれることばかり。それでもやっぱり、変えなくちゃいけないときはあるんです。そうしなければ、きっと自分はこのまま。なんとなく日々をうっちゃるだけ。ボクもそれが嫌なんだな。だから、じたばたともがくんです。

コペ転当事者として登場するのは全7人。ひとりあたり平均8時間を費やしたというインタビューはどれもかなりのヴォリュームです。どの雑誌にも似ていない誌面、圧倒的な文字数を前にして“オルタナティヴ文芸誌”ということばが浮かびました。

***

【特集・コペ転】
一般常識とされていることを強く疑い、人生や仕事の矛先をコペルニクスのごとく180℃転回させた7人の無名の人々。
その稀有なヒストリー & ライフに耳を傾けてみてください。
読み終わる頃には、頭の中身が「コペテン」しているかも?
■リンゴ売りと商売の法則
〈ムカイりんご店〉代表・片山玲一郎
取材・文/諫山三武
■僕はなぜエア・コレクターになったか?
〈マニタ書房〉代表・とみさわ昭仁
取材・文/石橋毅史
■誰も出さない本を出す
〈龜鳴屋〉代表・勝井隆則
取材・文/間宮 賢
■こうしてぼくは里親になった
漫画家・古泉智浩
取材・文/森山裕之
■独自の仕入れで本屋をつくる
〈誠光社〉代表・堀部篤史
取材・文/山本貴政
■麻から学ぶ 100年前のサステナブルな暮らし
〈八十八や〉代表・上野俊彦
取材・文/金田トメ善裕
■注目すべき人たちとの出会い
〈ホジャ・ナスレッディン〉代表・石川直樹
取材・文/ハーポb.
挿画・武藤良子
https://ja-jp.facebook.com/spectator.jp/

2016/05/30

翻訳家・柴田元幸『MONKEY vol.9』&『魔法の夜』刊行記念朗読会 -終了しました!-


ignition gallery」主宰・熊谷充紘さんの企画を当店と隣の千年一日珈琲焙煎所で開催する運びになりました。
翻訳家であり雑誌『MONKEY』を手がける、柴田元幸さんを招いての朗読会を行います。今企画は前述の『MONKEY』最新号のvol.9と柴田さんが翻訳をしたスティーブン・ミルハウザー『魔法の夜』の刊行を記念した催しです。ポール・オースターをはじめとして数々の海外小説を訳してきた柴田さんを迎えられるなんて! 熊谷さんにお声掛け頂いたときは驚きました。開催日は7月10日、日曜日。19時開始。入場料は1500円です。

メールでのお問い合わせは「ignition gallery」まで。当店店頭でもご予約を受け付けます。

***

翻訳家・柴田元幸さんが責任編集を務める文芸誌『MONKEY』vol.9「短篇小説のつくり方」と、柴田元幸さん翻訳のスティーヴン・ミルハウザー『魔法の夜』の刊行記念朗読会を、つくばの「千年一日珈琲焙煎所」で開催します。
日程:2016年7月10日(日)
会場:千年一日珈琲焙煎所(茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-F/G)
開場/ 開演:18:30/ 19:00
料金:予約/¥1500+1ドリンク/当日¥2000+1ドリンク
ご予約:
メール:ignition.gallery@gmail.com
件名を「MONKEY vol.9&魔法の夜』として、
お名前(ふりがな)・当日のご連絡先・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
*メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
店頭:PEOPLE BOOKSTORE店頭でお名前とご連絡先、人数をお申し付けください。
*お席に限りがございますので、お早めのご予約、お申し込みをお薦めいたします。
*当日無断キャンセルの方は、キャンセル料を頂戴しております。
プロフィール:
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。翻訳家。訳書にポール・オースター、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スティーヴ・エリクソン、ジャック・ロンドン、エドワード・ゴーリーなど多数。2013年10月『MONKEY』を創刊。
協力:PEOPLE BOOKSTORE
企画:熊谷充紘(ignition gallery)

2016/05/28

『CURIOSITY』


-最後に人生を面白くする方法ってある?
変な言い方かもしれないけど、人生が面白いとか好きなことができているのは何故かを理解すること。こうなる前は説明できなかったけれど、今はどうしてこうなったかはちゃんと説明できる。自分が今、何をやっているのか、そのとき周りから見てわからなかったりしても、自分はしっかりそれを理解しているってことが大事って思うかな。(Sapphire Slows)

インタビュー・マガジン『CURIOSITY』が入荷しました。
1989年生まれの山木悠さんが世界を旅し、興味を惹かれる38人に会って話をきいた旅の記録。その熱源は書名通り“好奇心”、みずからの直感に忠実であるからこそ実現した自費出版。『Whole earth catalogue』や『sputnik:Whole life catalogue』に受けたであろう影響をそのまま表現する素直さにも惹かれます。登場するのはリサ・ラーソンやピーター・サザーランド、世界一の朝食と評されるレストランを経営するビル・グレンジャーなど、ボク個人的にも興味を惹かれる人たちばかり。日本人ではペインター花井祐介、イデー創業者の黒崎輝男、エンジニアド・ガーメンツ代表の鈴木大器も(すべて敬称略)。

人生を面白くする方法は千差万別、ルールやマニュアルなんてあるわけもない。それでも、きっとヒントはもらえる。そう信じて行動した若者の熱に触れればあたらしい行動のきっかけになるかもしれません。刺激を求める若い友人に、落ち着き始めた同世代の友だちにも読んでみてほしい。ボクはこの本に思いっきり刺激を受けたし、励まされたような気分です。

販売価格は1620円(税込)。気軽に手にとってみてください。

2016/05/27

『歩きながら考える』step8


“いっそ黙って、世界を忘れるくらい没頭できたら。
自分のやりかたでマイペースに、熱狂できたら。
まわりからどう呼ばれるかは大した問題ではない。
ルートは自分のなかにある。

それはまだ名前のない道。”

リトル・プレス『歩きながら考える』step8が入荷しました。
特集を“まだ名前のついていない道を行く”として、その人なりの速度、方法で社会と接点を持つ個人を取り上げています。世間体や常識から距離を置いて生きていくこと。独自の方法で仕事を得ること。そのどちらにも定石はないということを、静かに伝えてくれる誌面構成。きっと、丁寧に話し手の声に耳を傾けているのだろうインタビューでの距離感も素敵です。

販売価格は756円(税込)。ふとしたときに開きたくなる冊子です。

***

歩きながら考える宣言

歩きながら発見すること
自分を新しくして
どんどんオープンになること

それが、私たちなりに暮らすコツ
ワクワクしながら生きるコツ
共有しながら生きていくためのコツ

この本をポケットにいれて
外へ出てみよう

今日は何をしようか?
どこへ行こうか?
誰に会おうか?
歩きながら考える

http://www.arukan.net/

2016/05/26

『IN/SECTS』vol.6.5


“立ち飲み屋、書店、フランス料理店、レコードショップ、銭湯などなど
“いい”お店はどうやってつくられているのか? そもそも“いい”とは?
今号では編集部が“いい”と考えるお店の知られることのない内側にグッと迫ります。”

http://www.insec2.com/

大阪発のインディーズ・マガジン『IN/SECTS』最新号が入荷しました。
特集は「いいお店のつくり方」。大阪・京都・神戸に居をかまえるフランス料理店、立ち飲み屋、銭湯、オルタナティブ・スペース、書店、珈琲焙煎所、オーディオ・メーカー、器と生活雑貨店、レコードショップの店主へのインタビューがぎゅぎゅっと詰まった濃い内容です。こういう特集には食い足りなさを感じることもありますが、そこは流石の『IN/SECTS』、頭からお尻まで飽きさせません。

個性豊かな店主の方々のインタビューの間にはさまれるコラム「わたしにとってのいいお店」も、書き手それぞれの主観が出ていて面白いです。ボク個人的には巻末の「32歳、大阪の悩める店主たちの本音座談会」というコーナーが気になって仕方がないので(みなさん同世代だし!)、パソコンを閉じたらすぐに読みます。

販売価格は1188円(税込)! このちいさな雑誌を是非お手元に! 

2016/05/25

FANATIC TOKYO 2016


ニューヨークで生まれ、今年で15回目を迎える「FANATIC」。東京、ロンドン、ベルリン、ニューヨークで開催される、各都市のローカルコミュニティーやクリエイティブパートナーを中心としたフットボールトーナメントだ。今年は6/4の東京から始まり、6/11にロンドン、6/25にベルリン、そしてニューヨークは7/9に開催予定。
http://shukyumagazine.com/fanatictokyo2016/

2016/05/22

「NEIGHBORHOOD」-終了しました!-


高橋香緒理 絵本原画 個展 kaori takahashi solo exhibition
"NEIGHBORHOOD"
 2016/5/10/tue. - 5/22/sun.

 tue.-sat. 15:00-22:00
 sun.13:00-20:00
 PEOPLE BOOKSTORE
 茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E
 1-E, Hoshiya Bld., Amakubo 3-21-3, Tsukubashi, Ibaraki, JAPAN
  → http://people-maga-zine.blogspot.jp/

つくばの本屋、PEOPLE BOOKSTOREさんの
壁と棚の一部をお借りして展示をさせていただきます。
昨年インドTaraBooksより出版した、絵本「Knock! Knock!」*の原画とともに、
新作のイラストを展示します。
*(邦訳版「くまさんどこかな?」河出書房新社)
http://takhskaori.info/news/160510.html


2016/05/18

5月18日の入荷



“「美しい」は選べるものではない。「美しい」は疑問と共に生きることだ。答はない。「美しい」が見る側の目いかんだと言うのなら、鏡を見るのは時間の浪費? 答なしに生きていけるほど自分が勇気があるのか、自分の顔を見るのをやめられるのか、私には自信がない。”
-ダイアン・キートン(“1991年3月、美人の代償”『ダイアン・キートン自伝 あの時をもう一度』より 酒井洋子・訳)

5月18日の入荷です。
久しぶりにこの形の入荷の紹介です。サボっていたのもあるのですが、よりよい方法を探ってみたけれど、思い浮かばずなにも出来なかったというのが本音です。でもまた良い本が入ってきたので同じように書いています。なんとなく手にとったダイアン・キートンの自伝『あの時をもう一度』が素晴らしかった。ダイアンとその母親ドロシーの手記が混在しながら進行する不思議な自伝。ありがちな感想ですが、映画を観たような読後感がありました。

ではでは、店でいろいろ話しましょう! 

※※※あなたの本、買い取ります!※※※
PEOPLE BOOKSTOREでは本の買取を行っています。
ご不要になった本、大切だけれど置き場所がない・・・という蔵書がありましたら、気軽にお声をおかけください。
お声がけはメールでも直接ご来店頂いても構いません。預かった本は出来るかぎり早く査定します。

2016/05/17

『微花』2./春



ひょんなきっかけで取り扱いをはじめた『微花』。ぐるっと季節を一回りして、2巡目にはいりました。
今号「2./春」から植物研究家・塩津丈洋氏によるコラムの掲載もはじまり、ぐっと文字数が増えました。ページ数も40をかぞえ内容も深まったように思います。うちの店の近所には緑あふれる筑波大があり、筑波実験植物園もあるわけで(どちらも徒歩5分圏内!)、身近な植物を観察するのにはもってこいの環境なんだなとたった今気づきました。ほんの少し意識をかえれば、見える景色もかわるはず。歩きながら、もっといろいろ観察してみるとします。

販売価格は756円(税込)。少しだけ値上がりしましたが、仕上がりをみればきっと納得してもらえるはず。

***

記憶の春はうららかで、そらは青く、その青を、とりあうみたいにものの芽は萌え、百花は咲きひしめいていた。筈だった。

0. 西洋芥子菜
1. 雀野豌豆
2. 鬼田平子
3. 野芥子
4. 立金花
5. 蔓日日草
6. 西洋桜草

染井吉野
桜蘂降る
春落葉

7. 樟
8. 長実雛罌粟
9. 松葉雲蘭
10. 一初
11. 雲南黄梅
12.受け咲き君子蘭
13.鈴蘭水仙
14.土佐水木
15.枝垂柳
16.花水木


2016/05/15

Today's YouTube #170




「Quiet Session -宮野裕司×石井マサユキ×土生“TICO”剛-」

・日付:7月3日(日)
・会場:千年一日珈琲焙煎所
・開場/ 開演:18時 / 18時半
・料金:1500円(ご予約)/ 2000円(当日)
・住所:茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-F/G

・出演:宮野裕司、石井マサユキ(Tica,Gabby&Lopez)、土生“TICO”剛(Little Tempo)

2016/05/14

HOT DOG cap

©TACOMA FUJI RECORDS / Lodge ALASKA


HOT DOG cap designed by Shuntaro Watanabe

“JERRY鵜飼とTACOMA FUJI RECORDSによるドッグブランド、HOT DOG。
HOT DOG初のヘッドウェアはメッシュキャップ。
フロント部分はブループリントと赤い刺繍によるトリコロールカラー。
ツバの部分はフロントパネルと同系色にプリントが施してあります。
インナーノの肌に触れる部分はパイル生地を採用。”

TACOMA FUJI RECORDSの新ライン「HOT DOG」のキャップが入荷しました。
ご覧のとおり、シンプルなメッシュキャップ。でも、こういう普通に良いキャップってあんまりないんです。気楽にガシガシ被ってほしい。
販売価格は5184円(税込)。在庫は超!わずかです。

2016/05/13

Blackboardでも売ってます! -7/7追加納品しました!-

©Blackboard by karf

PEOPLE BOOKSTOREのオリジナルTシャツを「Blackboard」でも販売しています。
近所とは言えませんが、同じつくば市にあるお店です。天井が高くて抜けが良い。いつ行っても気持ちのよい風が吹いている気がします。選びぬかれたヴィンテージの家具や洋服、雑貨をあつかう物販スペースに、カフェも併設されています。つくばにお越しの際は是非、立ち寄って頂きたい場所のひとつです。

5月いっぱい、物販スペースの一角で当店の古書も販売しております!※終了しました!

2016/05/12

速報:PEOPLE'S SUMMER PARK!


もうすぐ夏だ。きっと、レゲエが聴きたくなる。
そんなわけで、また「PEOPLE'S PARK」で遊ぶことにしました。周年もなにも、なんの記念でもないですが、やるんです。夏の公園に迎えるのは名盤『mellowmood』のアナログ盤がまもなく発売になる、「asuka ando」のバンドセット。加えて、吉祥寺を中心に活動する稀なビート・バンド「M.O.J.O(武蔵野 One Jona3 Orquesta)」も遊びに来ます。DJチーム「2YAMADA3TARO」、「HOME MADE RADIO CLUB」も会場を彩りますので、乞うご期待。

おいしい食べもの、カチンカチンの甘いものも用意します! 

***





「PEOPLE'S SUMMER PARK」

・日付:7月15日(金)
・会場:OctBaSS / DISCOS
・開場/ 開演:22:oo
・料金:2500円
・住所:茨城県つくば市天久保1-5-4

・出演:asuka ando(band set),M.O.J.O,2YAMADA3TARO,HOME MADE RADIO CLUB and more!

2016/05/11

MY LOADS ARE LIGHT!


©MY LOADS ARE LIGHT

当店でもしずかに支持者を増やしている靴下ブランド「MY LOADS ARE LIGHT」の新作が届きました。
この度の入荷は映画『クロコダイル・ダンディー』にインスパイアされた“NEVER NEVER”と定番“MAINTENANCE”の新色です。「MY LOADS〜」の靴下は本当に良いはき心地。加えてデザインにも洒落が効いているので、文句無しかなとボクは思っております。販売価格は“NEVER NEVER”が2052円、“MAINTENANCE”が1944円です(共に税込み)。

贈りものにもおすすめします! お誕生日や入学祝い、引っ越し祝いに!

***




Crocodile Dundee 86'

focus socks pt.4はジャングルのシャーマン的存在のミックダンディーが所属する”ネバネバ探検社”にフォーカス。
「探検に出たら二度と戻れない」を意味するネーミング、現代そして未来へとリンクする方向性を感じます。
子供心、大人心をくすぐるネーミングセンスも◎。冒険心を胸にピュアでシャレのきかせられる大人を目指す全ての方へ送ります。
角度に寄って何回でも十分に楽しめる映画かと思います。


2016/05/09

DEVIL'S BACKBONE BY SWEET POTATO CLUB


『THE HOME MADE RADIO FUN CLUB』をつくる佐藤拓人くんがくれたCDR 。これがまたカッコ良い。
チープなビートで構築されたヒップホップ? 力の抜けたラップ? 朗読? のような声が入ってる。ジャケットを裏表丹念に観察しても収録内容の要点は掴めない。とにかく情報がすくない。「SWEET POTATO CLUB」、「NIGHT COMPUTER MUSIC」ってのは一体何なんだ。『DEVIL'S BACKBONE』ってタイトルは意味深だよな。なんて首をかしげながら、店でしょっちゅう聴いている。近いうちに彼らの正体がわかったらいいな。そして、そのあかつきにはみんなにも紹介したいと思ってる。

2016/05/08

2YAMADA 3TARO DISCOS THE CLASSICS vol.1


友だちがくれるCDR、その選曲が良いとすごくうれしい。
ただの白盤+袋セットでも文句はないけれど、ちょっとした工夫、例えば手製のジャケットや曲目表があったりすればその盤の意味は変わる。捨てられない、無くせない、かけがえのない一枚になる。それは、amazonでカートに入れてお金を振り込んで、段ボールといっしょに家に届くヤツとはけっこうちがう。曲目が分からなくても良いんだ。気に入ったメロディや詞はどこかに刻まれる。そのカケラとどこかで出会えば、身体がうずき「これは!」と驚きに震えることができるから。数年がかりでひとつの曲にたどり着く、それはなかなか楽しい旅だと思う(ぱぱっと検索できる動画やなんかを否定したいわけじゃない。あれはあれで、すごく楽しい道具だ)。

前口上はどうでもよい。ここで書きたかったのは、上の写真にうつっている『2YAMADA 3TARO DISCOS THE CLASSICS vol.1』が最高なんだってこと。このジャケットにピンとくる人なら、話は早い。そうでもなくても大丈夫。なんせこのCDRには収録曲目はもちろん各曲の解説まで付いている。へええ、とおどろき感心しながら身体を揺らすことができるってわけ。自分の印象をまとめれば、彼ら「2YAMADA 3TARO」は和製クァンティックであり、カレーが好きな陽気な人たちである。全員に会ったことはないけれど、ボクはそう確信している。

せっかくだから収録曲目も以下に記しておく。気になったあなたが、この盤と出会ってくれたらとてもうれしい。

***

1.El Recuerdo / Catalino Tejedor (1969)
2.Corveta / Djosinha (1973)
3.フラメンコかっぽれ / Hisaya Morishige (1964)
4.Ojai / Joe Lutcher (1949)
5.All Night Long / The Four Blazes (1965)
6.El Guajirito Contento / Celia Cruz (1951)
7.Yekatit / Mulatu Astatke (1974)
8.Sad Nile / The Polyversal Souls (2015)
9.Saudade vem Correndo / Stan Getz,Luiz Bonfa,Marita Toledo (1963)
10.Chocolate Buttermilk / Kool & The Gang (1970)
11.Home Cookin' / The Trend (1973)
12.Woman Of The Ghetto / Jennifer Lara (2007)
13.For Me You Are / Prince Fatty & Hollie Cook (2012)
14.the ghetto(live) / Donny Hathaway (1972)

2016/05/07

MOCKY JAPAN TOUR 2016


5/27日、福岡からはじまる「MOCKY JAPAN TOUR 2016」のフライヤーが届きました。
福岡、広島、岡山、名古屋、大阪、東京とまわる今年のツアー。昨年の東京公演は本当に素晴らしかった。だけれどきっと、地方というか東京以外の街でみるMOCKYはもっとずっと良いんだろうなあ、と感じたのはなんでだろうか。でもまあ、今年も自分は東京・渋谷WWWでのツアー・ ファイナルを観に行くし、それを存分に楽しんでやろうと思っております。

そんなわけで、6/3渋谷WWW公演のチケットを当店でも販売しています! 
長いこと売れつづけている『KEY CHANGE』も最新作『MOXTAPE vol.Ⅲ』もどうぞよろしく!

2016/05/06

最近の「本屋ブルッックリン」




当店の草サッカー友だち的ショップ、「本屋ブルッックリン」のここ最近。
またしてもどこぞやから魅力的な品々を仕入れてきたようです。この度の入荷はモデル、ケイト・モスの写真集『kate』(ペーパーバック)、Stussy booksから刊行されたジョシュ・チューズの『Rockers Galore』、ジグマー・ポルケによる『不思議の国のアリス』展図録、ダミアン・ハーストの展示図録などなどです。それ以外にも雑誌や洋書などもちょこちょこ交ざって、棚をにぎわせています。

そして、方々からの問い合わせが絶えないオリジナルTシャツも、色とサイズによってはデール価格になっているものもあります。それらは是非、店頭でご確認頂ければと思います。先月紹介したオリジナル・キャップも今月中にはお手元に届けられるはず、です。

ウェブ・ショップでも上記の商品が購入できます! 要チェックです!

2016/05/05

『荒唐無稽音楽事典』(第六版)



“徹頭徹尾、ものすごい密度のナンセンスギャグが詰まった話題の超爆笑本。
膨大な知識量とユダヤ的ユーモアの織り成す狂気の事典。破壊的なギャグに抱腹絶倒しながら読み進むうちに、いつしかあなたは深い深い音楽の森に迷い込んでいるだろう。一家に一冊、常備すべき永遠の知的財産書籍。”

高木壮太氏による『荒唐無稽音楽事典』第六版が入荷しました。
この版から表紙は光沢PP加工でピカピカしています。持ち歩いてもすぐにはぼろぼろにはならないでしょう。誇張ではなく「あ」から「ん」までの全ページ笑えます。巻末の「音楽史年表」までじっくりお楽しみください。初版の2014年から亡くなった大物の項目をチェックするのも一興かも(いささか不届きですが)。

販売価格は1080円(税込)! これが一家に一冊あったら、ちょっとはいい世の中になるのかな。

2016/05/01

『ぼくは愛する』


マヤコフスキー叢書の最新刊『ぼくは愛する』が入荷しました。
見ての通り、カッコ良い表紙です。そして本書はとても薄い。ひとつひとつの詩が短く切れ味が鋭いので、どのページをひらいてもズバッと斬られるような感覚を覚えます。刊行元である土曜社によれば「1922年、二十代最後の年に、詩人は出版社マフ(モスクワ未来派協会)を組織する。集うアセーエフ、トレチャコフらの喧嘩友だち。生まれたばかりの版元の〈詩人叢書〉第一弾として2000部が世に出た、306行の小型の長詩」。そりゃあ、ほとばしってるよね。マヤコフスキー。

前半は詩が並び、後半は「マヤコフスキーの手紙」という構成です。販売価格は1028円(税込)。

***


ヴラジーミル・マヤコフスキー Влади́мир Влади́мирович Маяко́вский
ロシア未来派の詩人。1893年、グルジアのバグダジ村に生まれる。1906年、父親が急死し、母親・姉2人とモスクワへ引っ越す。非合法のロシア社会民主労働党(RSDRP)に入党し逮捕3回、のべ11か月間の獄中で詩作を始める。10年釈放、モスクワの美術学校に入学。12年、上級生ダヴィド・ブルリュックらと未来派アンソロジー『社会の趣味を殴る』のマニフェストに参加。13年、戯曲『悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー』を自身の演出・主演で上演。14年、第一次世界大戦が勃発し、義勇兵に志願するも、結局ペトログラード陸軍自動車学校に徴用。戦中に長詩『ズボンをはいた雲』『背骨のフルート』『戦争と世界』『人間』を完成させる。17年の十月革命を熱狂的に支持し、内戦の戦況を伝えるプラカードを多数制作する。・・・ http://bit.ly/1pUKNRn