2016/05/17

『微花』2./春



ひょんなきっかけで取り扱いをはじめた『微花』。ぐるっと季節を一回りして、2巡目にはいりました。
今号「2./春」から植物研究家・塩津丈洋氏によるコラムの掲載もはじまり、ぐっと文字数が増えました。ページ数も40をかぞえ内容も深まったように思います。うちの店の近所には緑あふれる筑波大があり、筑波実験植物園もあるわけで(どちらも徒歩5分圏内!)、身近な植物を観察するのにはもってこいの環境なんだなとたった今気づきました。ほんの少し意識をかえれば、見える景色もかわるはず。歩きながら、もっといろいろ観察してみるとします。

販売価格は756円(税込)。少しだけ値上がりしましたが、仕上がりをみればきっと納得してもらえるはず。

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記憶の春はうららかで、そらは青く、その青を、とりあうみたいにものの芽は萌え、百花は咲きひしめいていた。筈だった。

0. 西洋芥子菜
1. 雀野豌豆
2. 鬼田平子
3. 野芥子
4. 立金花
5. 蔓日日草
6. 西洋桜草

染井吉野
桜蘂降る
春落葉

7. 樟
8. 長実雛罌粟
9. 松葉雲蘭
10. 一初
11. 雲南黄梅
12.受け咲き君子蘭
13.鈴蘭水仙
14.土佐水木
15.枝垂柳
16.花水木


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