2020/01/24

『自家中毒』


つくづく休刊記念増刊号『自家中毒』が届きました。
編集者の金井悟さんが、雑誌に求める理想の形を徹底的に追求して生まれた実験誌『つくづく』。話題にならないことが話題の雑誌、その自作自演のPR誌として編まれたの本誌『自家中毒』です。こんな風に紹介すると、編集者の悪ふざけと受け取られるかもしれませんが、この冊子はマジで良くできています。本体『つくづく』も面白いので、この機会に是非お手にとりください。

単体での販売価格は330円(税込)。在庫分の『つくづく』をお買い上げで、一冊差し上げます。

『ブードゥーラウンジ』


鹿子裕文『ブードゥーラウンジ』が届きました。
ぶっ飛ばせ、貧老! 未来はそんなに暗くない。ってな惹句通りのパワーがあった『へろへろ』から5年、発売延期を経て、ようやく鹿子裕文さんの新著が登場。舞台はライブハウス〈ブードゥーラウンジ〉、はみ出し者たちの物語。血湧き肉躍る、ノンフィクション・エンターテイメント!(と、帯にあるまま書き写しました)。字と熱がパンパンに詰まった447ページ、読み出せばあっという間でしょう。

販売価格は1980円(税込)。装画・挿画を手がけたのは奥村門土(モンドくん)。

2020/01/23

1/23 店日誌


1月21日、火曜日。なんと累計1300冊(1/21時点)を売り上げたという『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書(通称:クソパン)』の著者であり発行人、小野寺伝助さんがご来店。追加注文分を直接納品してくれる。すでに四刷。なんたって面白いから仕方ない。今年、これからの「地下BOOKS」での活動予定、願望や希望など聞く。小野寺さん、気持ち良く相槌を打ってくれるので(打てば響く!)、ついつい話しすぎる。長々と引き止めてしまい、少し反省。

1月22日、水曜日。なぜか賑わった昨日から一転、しずか、しずか。開き直って本を読む。小野寺さんとも話題になった、ジェームズ・C・スコット『実践 日々のアナキズム』(岩波書店)を一気に読む。書かれていることすべてではないけれど、断片的に共感する部分、個人的に重要な示唆もある。断章を連ねる構成なので、これも著者のスコットのねらい通りに読まされた、ということかなと思う。

読み終えたところで、エスプラ君がご来店。もちろんビールを持ってきてくれる。サッポロ黒ラベルをのみつつ、3月に企画していること、今後の動向などお互いに確認する。とりあえず、3月に二人で関わる催事は三つ。3月8日(日)に小西康陽さんを招くパーティー(マジでダンスパーティー!)、22日(日)はハマの盟友『EL CINNAMONS』との共催、ピープルズ・パーク(これまでにないパーティー!)。その翌週、29日(日)には〈つくば食堂 花〉でのライブ制作のお手伝い。どれも良く練られた企画なので、是非遊びに来てほしい!

1月23日、木曜日。ただいま営業中。

※読んだ本、買った本
ジェームズ・C・スコット『実践 日々のアナキズム−世界に抗う土着の秩序の作り方』(岩波書店)
竹中労・貝原浩『FOR BEGINNERS 大杉栄』(現代書館)
ECD『ECDIARY』(Ready made)

2020/01/21

Today’s YouTube #319

https://diskunion.net/latin/ct/detail/1007622962

1/21 店日誌


マノ・ネグラの1994年作『CASA BABYLON(バビロンの家)』に封入されているライナーノーツ(書き手は、黒沢みこ)を読んでいて、「マノ・ネグラ」と「仕立て屋のサーカス」との近似性に気がついた。「その場に応じて柔軟、かつ臨機応変にプレイする」という主義を持っていたり、「キューバのように500人の所もあればメキシコでは7、8000人の観客を前に」するなど会場選びにこだわりがある点(逆か?)など、この二つの集団に共通することは多いと思う。

「マノ・ネグラは、いつでも変化してる。同じ所にずっと、とどまっているようなバンドじゃないんだ。ただ、その変化の方向性は当の本人の俺達でさえわからない。だから面白いんだけど」と語るのはマノ・ネグラのリーダー、マヌ・チャオ。これはまるで、仕立て屋のサーカスの中心人物、曽我大穂さんが日頃話していること、そのままじゃないか。ただ一点、付け加えるなら、仕立て屋のサーカスは今、どう変化するかに苦心している。次にどう動くか、自分たち自身で決めあぐねているように感じてしまうこともある。

「南米のように、すべてがまだゴッタ煮の大陸にいたら、俺達だってきっと変わっていくと思う。逆に、その半年後に何も変わってなかったら、俺達は何も見なかったし何も学ばなかったということになっちまう」とは、1992年の3月から7月までの約4ヶ月に渡る南米ツアー(移動はなんと大きな船!)に出る前のマヌの弁。昨年11月にフランス、スペインを巡った欧州公演から舞い戻った仕立て屋のサーカス。彼らの次なる変化がどう具現するのか、これを書いている今、とても気になっている。まさか、何も見なかったし何も学ばなかったということになっちまう、なんて事はないだろう。

仕立て屋のサーカス 東京公演は今週末の土曜日、25日からスタート。現状、完売の日もあるようだけれど、まだ席に余裕のある日もあるとのこと。予約完売の場合でも、ほぼ間違いなく当日券も出ると思うので、どうにかして会場まで足を運んでほしい。詳しくは彼らのホームページツイッターなど各種SNSでご確認を。

ちなみに『CASA BABYLON』はとても良い作品。曲間の音遊びが面白いし、カッコ良い。コラージュ的な仕掛けが多く、アルバム通して楽しめる。あっという間の54分。このバンドは、テンションの上げ下げ、火加減の調節が上手いんだな。

ここ最近の入荷から、いくつか。


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