2025/07/20

7/20 店日誌

7月20日、日曜日。突発的に開催した「マイケル・ハーレイ Tシャツ&ZINE」即売会は盛況のもと、無事終了。暑いなか来てくれた方々、机を貸してくれた〈千年一日珈琲焙煎所 CAFE〉の土田店長とスタッフのみなさん、本当にありがとう。思い付きに付き合ってくれた矢吹くん、拓人くんと悦子さんには感謝、感謝、感謝! またいっしょに遊びたいねえ。打ち上げを派手にやり過ぎた感はあるけれど、ひとまずは成功ってことで。

残ったTシャツ&ZINEは今日以降も販売します! ナチュラル、ホワイト、ブルーの3色展開で、小ぶりのZINE付き。先着購入分には矢吹純のサイン入り。ひとまずは店舗販売のみですが、連休明けからメール通販は受け付けます。ご希望があればお声がけを。

今日、明日の営業は11時から19時まで! お暇があればお出かけください。

2025/07/19

7/19 店日誌

7月19日、土曜日。夏がきた。蝉がジージー鳴きはじめ、空には入道雲が浮いていて、陽射しがジリジリ肌を焼く。暑いけど、心の奥の方が昂っている。ラジオから流れるビーチボーイズのコーラスワークがジワーッと沁みる。アルトン・エリスのレコードが空気に溶け込む。窓から入る風に撫でられてボーッとしている。夏フェス、選挙、展示、催事……あちこちが賑やかな連休だからこそ、のんきな気分に浸る余裕は持っていたい。夏休みは、のぺーっと時間が流れてたよなァ。

Kazuki Zeniya『STUDIOHWYL』刊行に際しての原画掲示が今日からスタート。いわゆる展示ってのとも異なるので明確な会期なし、作家滞在の予定もなし。おそらく今月中は貼ったままになるんじゃないかな〜と思ってます。矢吹純、佐藤拓人と共作したTシャツ&ZINEの突発的即売会は当店が会場で、15時頃から販売開始。

今日は11時から18時までの短縮営業! お暇があればご来店ください。

2025/07/18

7/18 店日誌

どう見られているのかを気にするスターと同じように、今の自分をどう語ればいいのかをいつも考えている武田鉄矢がいる。だからマイクを向けられると「待ってました」と語り出す。武田は日本一「語りたがっている」男なのだ。語るとき、武田の自己陶酔は成就する。あー、辟易。(ナンシー関)*

7月18日、金曜日。参議院選の投票日が迫った先週あたりからエモーショナルかつソウルフルな言葉が溢れかえっている状況に、戸惑い、明確な意思を示さない自分が悪人みたいに思えて小さくなっていた。窮屈で息苦しい。でも、このまま小さくなってりゃいいのである。オレは投票に行く。自分なりに考えて、票を投じるけど、アナタに対してとくだん呼びかけることはない。ポスターも貼らない。もちろん、割引や特典などの用意もない。

「語りたがっている」人を揶揄するつもりはないが、気をつけてほしいと思う。それ、自分が気持ちよくなってないか? 自己確認を怠ると、やたらに声がでかい立候補者や党首とそう変わらない状態になっちゃう気がする。

武田鉄矢が人気者であると思うたび、私は日本という国が嫌になる。武田鉄矢を受け入れるというのが日本の国民性だとするなら、私は日本人をやめたいと思う。(同上)

ナンシー関の眼の鋭さは、現代にあっても有効だ。この「武田鉄矢」を特定の政党、政治家に置き換えれば、今もまんま通じる。1993年、武田鉄矢は「自分で自分に陶酔できるパワーは必要だね」と語っていたらしい。アア、辟易の極み……とかナントカ書いていて、ションボリしたのは今朝のこと。限られた時間、やるだけのことをやった方がいいし、赤っ恥もかけばいい。そう思い直したのは午後のこと。

*武田砂鉄(編)『ナンシー関の耳大全 77』所収「武田鉄矢」(1993年)より

明日からの3連休は以下のとおりの変則営業。19日(土)11時から18時まで。20日(日)と21日(月)は11時から19時まで。余裕があったらお出かけください。

今日は通常営業! 本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。

2025/07/17

7/17 店日誌

7月17日、木曜日。暑い! 店に向かって歩いてくる10分ちょっとで汗びっしょり。男女を問わず日傘をさす人が増えたのは近年の傾向か。たしかに直射日光の下にいると頭がクラリとしてくるし、肌がビリビリ焼かれるのもキツい。歩き続けるならば、オレも折りたたみの日傘を買うべきか。なんて書いてると、外からはビービージージーと蝉の声。ようやく夏っぽい雰囲気になってきた、のか……? 梅雨が明けたかハッキリしないまま暑くなるのも、近年の傾向なんだろうか。

通算16号目となる「ピープルブックストア日報」が完成。去年の3月18日(月)から4月2日(火)までの2週間が記録されていて、全体の7割くらいが鹿児島出張のこと。友人の中村くんが営む〈食堂湯湯〉の開店1周年パーティーや、泰尊くんが連れていってくれたローカルな温泉場のこと、出会った人や店のことなどが書いてある。

今週末、3連休は以下の通りの変則営業。19日(土)は11時から18時まで。20日(日)と21日(月)は11時から19時まで。初日のみ短縮営業で、後半2日はいつもより長く開けるのだけど、すっげー暑くなるみたいなので、お出かけは慎重に。

今日も通常営業。オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ。

2025/07/16

7/16 店日誌

7月16日、水曜日。傘をささずに歩いていると、急にドバーッと雨が降ってきた。軒下に避難して数十秒、みるみる弱くなっていくのを見てそろりと歩き出すと、またポツポツと降ってくる。こりゃ参ったな〜と思っていると、すぐに止む。安心して歩き出すと、いきなり風がびゅーんと吹いて雨がザーザー降ってくる。髪の毛はびしょびしょ。雨と汗とでTシャツはぐちょぐちょ。スーパーに避難すると冷房がキンキン。こりゃあ、なかなか難しい。どんな格好でどう動くのがベストなのか……。

今週末の3連休は、変則営業あり。7月19日(土)は11時から18時まで。20日(日)と21日(月)は11時から19時まで。初日は短縮営業なのだけど、お隣〈千年一日珈琲焙煎所 CAFE〉の机を借りてZINEの製作とTシャツの即売会を開催(セット売り)!  矢吹純、佐藤拓人&悦子がきて、わちゃわちゃやってるので、ぜひ遊びにきてほしい。

さらに、初作品集『STUDIOHWYL』が完成したKazuki Zeniyaの原画を当店壁に掲示予定! 19日(土)の開店時には3~4枚の作品が飾られているはず。展示ってほど大袈裟なものじゃなく、実物と作品集を見比べられたら面白いよね〜って感じ。現状、カズキの在店予定もなし。

てなわけで、今日も開店! 今週もよろしくどうぞ〜!

2025/07/15

7/15 雑記

いきなり雨がざーっと降ってくるから油断できない。ほぼ終日在宅。バロウズ本の値付けをしたり、トミー・マクック、マイケル・ハーレー、ビル・フリーゼルを聴きながら坪内祐三、田中小実昌、橋本治を読んでいた。

2025/07/14

7/14 店日誌

7月14日、月曜日。音もなく雨が舞っている。太陽が出てきたかなーっと思うと、サーサーと細い雨が降ってきて、困る。妙な天気に戸惑う。店に着いて、ラジオをつけると核融合党(なんじゃそりゃ??)の桑島某の政権放送が流れてきて、唖然。その後は元水泳選手の鈴木大地。今の日本には元気が足りないとのこと。子供たちに希望を、全世代の人たちに明るい未来を。そのためにスポーツや文化、芸術などの力を活かすらしい。むーーー、悪いことは言ってないけど、信用できるかと言われると、どうも首を捻ってしまう。

ラジオで聴く政権放送。顔が分からない分、声と言葉に意識が向く。次に出てきた辻健太郎って人はベーシックインカムを導入したいと話している。今のところ、この人の話がいちばんマトモに受け止められた。たまたまつけたラジオから流れてきたので、先入観なし。政党などの情報もなし(みんな、東京都選挙区の立候補者なのだが)。

今日はたぶん静かだろうから、コツコツ、少しずつでも古本をオンライン・ストア〈平凡〉に上げていく。しばらく寝かせてしまったウィリアム・バロウズ関連の本を出していくので、気になれば覗いてほしい。

今日も通常営業! 本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。