2023/01/21

『闘う舞踊団』

Noismをめぐる18年間の闘いの物語は、この国の劇場文化の姿を伝える重要な事例であり、数十年後、あるいは100年後の未来、私やあなたがいなくなった世の中で、その時代を生きる芸術家の役に立つかもしれない。

金森穣『闘う舞踊団』が届きました。
つくばの出版社「夕書房(せきしょぼう)」の最新刊。新潟で日本初の劇場専属舞踊団「Noism Company Niigata」を設立、踊り、創り、率いてきた舞踊家・金森穣の18年の軌跡(以上、ほぼ帯の惹句を引用)を金森氏自身が語りおろし、加筆修正を施し、書籍化したもの。そもそも「舞踏(ぶとう)」と「舞踊(ぶよう)」の違いを認識できていない人も多いであろう(自分もそのひとり……)状況に、一石を投じるべく編まれた本だと思っています。

販売価格は2200円(税込)。青木海青子『本が語ること、語らせること』など、夕書房の本をいくつか在庫しています。

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