1月9日、月曜日。レーベル「WDsounds」とのやり取りが始まったのは、昨年の夏のこと。DJ HOLIDAY『SETAGAYA TALES』1&2の再発が決まったときだった。個人的に所有していたそのミックスを店に仕入れ、棚に並べることを思うと、妙にドキドキしたのをよく覚えている。お客さんからの反応も良く、その後に再発された『TUNES FOR RUDE BOY VINNIE.』も仕入れて、今に至る(『SETAGAYA~』は品切、『TUNES FOR~』は販売中)。
11月に同レーベルからリリースされた、東金B¥PASS『TAILRAMP』も印象深い。千葉県東金市を拠点にするヒップホップ・ユニットの2作目で全12曲、26分。耳にすると、数字以上の深みがある。基調となる音色は黒、灰。モノトーン。されど、強面ではない。不良の気配と、文化系っぽい雰囲気がある。そもそも対立していないそれらの要素が自然に混ざり、東金という土地の感度も加わって、愛嬌が生まれる。今も、身近に置いて愛聴している。
読書集団「Riverside Reading Club」のメンバーでもあるPhonheadによる檄文が刷られた紙片に加えて、限定特典のMIX CD-R付き。東金B¥PASS『TAILRAMP』、店頭在庫は残りわずか。オンライン・ストア〈平凡〉でも購入可能。
今日の営業は13時から18時まで。本の買取依頼は常時受付中。
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