2023/01/31

1/31 店日誌

天下に名のある美食家でも、私は大食いの記録をちゃんと残している人しか信用したくない。-種村季弘(「一品大盛りの味」より)

1月31日、火曜日。年始めの月は、長いようで短い。正月惚けがさめ(8日からの二週目)、日常の速度に戻った頃(15日からの三週目)からびゅんびゅん日がめくれていき、あっという間に最終週。時間がゆっくり流れる数日間、その後の平常運転の数週間が混ざるからか、振り返るのが難しい。でもまあ、特段の悔いはないから良しとしよう。

年末年始に種村季弘を読み、その後は乱読。この数日は、坪内祐三と小林信彦の書籍を読み耽っている。買ったまま放ってある、佐多稲子『私の東京地図』を読み出したいのだが、なかなか手をつけられない。じわり、じわりと永井荷風にも近づいている。

今週はどの日も通常営業。通信販売、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。

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