2023/01/03

河野友花が2022年を振り返る

 パートで働きながら、夫と小2男児と暮らしています。家でゆったりと本を読む……そういう余裕は全くないので、本を読むのはどこかへ出かける時。2022年、私と一緒に出かけた本は、重たい本が多かった。400gを超えるとずっしり感が出て、中年の肩腰に負担が……整骨院に通いながら読んだ中から、「何読んだの?」と聞かれた気分で10冊。それらをバッグに入れて観に行った映画を、「何観たの?」と聞かれた気分で10本。いつ誰に話しかけられても、その良さを明るく答えられる、2022年、私の10冊10本。

【本】重さ順;
  1. 『虚数の情緒 中学生からの全方位独学法』吉田武(東海大学出版部)※ キッチンスケールで計測不能
  2. 『黄昏映画館 わが日本映画誌』上野昂志(国書刊行会)※ キッチンスケールで計測不能
  3. 『井伏鱒二全集』第1巻、第2巻(筑摩書房)※ それぞれ998g、910g(函なし)
  4. 『三栖一明』向井秀徳(Gambit)※ 541g
  5. 『宝ヶ池の沈まぬ亀 ある映画作家の日記2016ー2020』青山真治(boid)※ 479g
  6. 『Spectator VOL.49 特集:自然って何だろうか』※ 356g
  7. 『カルチャーセンター』松波太郎(書肆侃侃房)※271g
  8. 『アニの夢 私のイノチ』津島佑子(P+B BOOKS)※ 249g
  9. 『HUSH!』全4巻 松苗あけみ(ホーム社漫画文庫) ※ 1冊約240g
  10. 『光の領分』津島佑子(講談社文芸文庫)※136g


【映画】観た順;
  1. スティーブン・スピルバーグ監督『ウエストサイド・ストーリー』2/24、3/17
  2. マイク・ミルズ監督『カモン カモン』4/22
  3. カレル・ゼマン監督『前世紀探検』5/3
  4. トム・ドナヒュー監督『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自主検閲〉版』5/19
  5. ラドゥ・ジューデ監督『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』6/23
  6. ポール・トーマス・アンダーソン監督『リコリス・ピザ』8/3
  7. ヨアキム・トリアー監督『わたしは最悪。』8/17
  8. ナンノ・モレッティ監督『親愛なる日記 レストア版』9/25
  9. 『チャーリー・バワーズ 発明中毒篇』10/10、10/23
  10. ペドロ・アルモドバル監督『パラレル・マザーズ』12/1

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