2024/02/28

『新居格随筆集 散歩者の言葉』

没後もずっと読み継がれるような作家なんて、文学史の中でも一握りしかいない。だけど、一握りからこぼれた作家にも素晴らしい文章を書く人はいる。新居格もそのひとりであろう。(「編者解説 高円寺の新居格」)

荻原魚雷・編『新居格随筆集 散歩者の言葉』が届きました。
吉行淳之介、梅崎春生、富士正晴のエッセイ集を手がけてきた荻原魚雷の編んだ新居格(にい・いたる)の随筆集。2017年10月に刊行された『杉並区長日記 地方自治の先駆者・新居格』も手がけた虹霓社からの刊行で、アナキスト、ユートピアン、ドン・キホーテを自称した新居の生き方、社会への眼差しに触れられる一冊。42の随筆、1つの詩を収録。

販売価格は2200円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも販売します。

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