2024/02/24

2/24 店日誌

2月24日、土曜日。しばらく顔を見てないな、どうしてるかな。ふと思い出す人が何人かいる。そのうちの一人が亡くなっていたことを知る。上品で知的、おだやかだけど舌鋒するどい。急に本を持ってきてくれたこともある。鶴見俊輔を読んでいると話したら、加藤周一もいいと教えてくれた。あと古井由吉。何がしかの理由で、池澤夏樹にはがっかりしたと言っていたのも覚えている。素敵な人だった。

雪から雨にかわった昨日、この冬いちばんの寒さだった。16時すぎにきたHさんが中平卓馬の写真集と『アルテリ』最新号を買っていく。ありがたい。それだけで、もう十分。その後はずっと土方巽の伝記を読んでいた(閉店後に読み切る。かんたんな感想は読書日記に)。ちらほらときたお客さんたちにも助けられた。

コピー&ペースト。11年前の今日、店の天井のペンキを塗った。不器用な自分だが、いちおうの格好はついたことに自信を得て、そのままの勢いで店をつくった(相棒の中村くんと)。その日、30歳になったのだった。

三連休のまんなか、天気はわるくないらしい。いつも通りに営業中。

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