2024/04/01

鹿児島出張記③

3月31日。起きて、階下の湯湯に行くと、中村くんは歯を磨いているところ。近くの浴場への行き方を教えてもらって歩きだす。天気がいい。桜島も大きく見える。約5分の距離にある〈かごっま温泉〉はデカい音で演歌が流れていて、お客さんの年齢層はけっこう高め。入湯料は460円。一昨日、昨日で入ってきた温泉とは異なる雰囲気。最初はちょっと戸惑うも、いくつかの浴槽に浸かって身体をびろーんと伸ばす。店前の自販機で財宝(鹿児島のミネラルウォーター)を買って、一気に飲み干す。これはこれで、いい気分。

湯湯にもどる前に付近をぶらっと歩いてみると、昨夜の店の位置関係が掴めてくる。天文館、名山町の距離感もなんとなくわかってきた。店に帰ると、ちょうど泰尊くんも来たところ。やあやあ行って、パーティー「旅の途中」の準備がはじまる。

10時過ぎから、出店する人たちが続々と集まってくる。カレー屋、花屋、コーヒー屋、他にもぞくぞく。すでにパーティーが始まった感あり。ただ、立場の違う(ゲストだからね……)自分はちょっとだけ寂しくなり、温泉疲れもあって宿にもどって小休止。あとから、ここで休んでおいてよかったと思い知る。

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