2024/04/11

4/11 店日誌

4月11日、木曜日。店にきてポストを覗くと郵便物がたくさん入っている。おなじみのスマートレターは滋賀県彦根の〈山の湯〉が発行する『ゆうびん山』、封筒に手書き文字のもう一通は河野友花さんがつくる『respelatrol』。みずからの眼と耳、心をつかって世界と相対する人が書くテキストが読める手製媒体。立派とは言いがたい体裁でも、中身はめちゃくちゃに魅力的だ。

感受性のアンテナに触れたもの、こと、ひとについて書かれた言葉の連なりに読み手の心も暖められたり、ヒヤッとしたり。有用、無用の物差しだけ測られる情報伝達とはことなる作用がある。

呪われた水曜日……と、恐れながら開けた昨日は、平日にしては上々の客入り。本を見て、選んで、買っていく。本屋にして当たり前と思われるお客さんたちが多くて助かった。開店11年ってのを書いたSNSへの投稿に想像以上の反応があり、ややたじろぐ。

今日明日は15時開店。オンライン・ストア〈平凡〉も営業中。

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