2022/01/03

文庫善哉が2021年を振り返る

文庫善哉と申します。

年に一度、漫画家・山川直人さん、版画家・保光敏将さん、珈琲杖店主・薗田千晴さん、イラストレーター・長田結花さん、デザイナー・小沼宏之さんと、同人誌『サイコロ』を作っています。
ふだんは仕事の傍ら、本を読んだり、美術展に行ったり、庭仕事したり、おやつを作ったりして過ごしています。
肩書きをさがしてみましたが、どうにも思いつきません。
たとえば毎日の晩酌を心の糧にしているひとがいるように、休みさえあれば美術展へ行き日々読みたい本を読むことがなによりの楽しみで、それを小学生の頃からただただ続けてきた、そういう者です。

2021年の振り返り、というお題をいただきました。
実は2020年11月から2021年の1月にかけて、人生ふたつめの臓器を摘出し(人間はふたつも臓器を失っても生きていけるものですね。つくづくすごいなあ)療養していました。
その後も治療を続けながらの1年でしたが、ありがたいことに好きなことはほぼ問題なく続けることができました。
ただひとつ、美術展へ足を運ぶことだけは数ヶ月できずにいました(とはいえ一時退院した足で牧野伊三夫さんの個展に行ったことを思い出しました)。
それを再開できた喜びは、とても大きなものでした。

美術も、文学も、音楽も、実際にそれを創った人の思惑などわかりはしない。
けれど、目を凝らし、耳を澄まし、触れる、ひたむきさや、小さな煌めき、言葉にできないようななにかに胸が震える、そして思索する時間が好きなのです。

これからもそうして大切なことを心に留めながら過ごしていけたらいいな、そしてなにかを創っていくことができたらな、とも思っています。

2021年 とても好きだった展示5つ
①東京都美術館『Walls & Bridges  壁は橋になる 世界にふれる、世界を生きる』
②練馬区美術館『電線絵画展-小林清親から山口晃まで-』
③千葉市美術館『平木コレクションによる 前川千帆展』
④練馬区立美術館『ピーター・シスの闇と夢』
⑤ギンザ・グラフィック・ギャラリー『ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み』

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