2021/12/21

『魂の形式 コレット・マニー論』

ジャンルの限定なしに、20世紀最大の歌手、あるいはやや控え目に言っても、20世紀最大の歌手たちの内の一人、と呼ぶのが相応しいと確信する。–大里俊晴

中村隆之『魂の形式 コレット・マニー論』が届きました。
刊行のたび書店やレコード店などで話題になるカンパニー社の新刊はフランスの女性歌手、コレット・マニーの研究書。「コレット・マニーとは誰か。誰であったのか」という書き出しから1960年代のデビュー、政治的な目覚めとそれに連動する音楽活動、フリージャズやシャンソンとの邂逅……と、1926年から1992年までのマニーの生涯と追走します。

この紹介文を書いている今、現時点での自分はコレット・マニーの音楽、歌唱を1秒たりとも聴いていないことを白状した上で書きます。つい数時間前に手にした本書、すごく重要なものだと感じています。

販売価格は2420円(税込)。同社の既刊もいくつか在庫しています。

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