自然をどうみるか。それは結局みられるべき自然の側の問題ではなく、私たちの側の問題にある。–高木仁三郎(『いま自然をどうみるか 増補新版』)
『Spectator』49号が届きました。
土のがっこう、パソコンとヒッピーに続く特集は「自然って何だろうか」。エコロジー発祥の地・アメリカの自然観、宗教観をひもとく「まんが 人は自然をどうみてきたか?」に始まり、問題提起の章「『地球の論点』とエコモダニズム」から「三人に聞く 私たちの自然観(内山節・坂田昌子・能勢伊勢雄)」へとつなぐ3章構成。
暮らしのそばにあるものを改めて見直し、存在の意味を再検証する。明確に数値化できること、哲学的な観点をはらむもの。どれをも軽視せず、時間をかけて触れていき、考える。ただし、明確な答えは求めない。ここ数号の編集姿勢が結実した深みのある内容になっています。
販売価格は1100円(税込)。バックナンバーも常備しています。
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