2021/12/03

『自叙伝』

大杉栄『自叙伝』(新装版)が届きました。
アナーキーな青春の傑作! という惹句とともに幅広のサイズ、やや薄手のヴォリュームになって再登場。これまでの判型よりグッとラフになり、手に取りやすくなったように感じます。裏表紙によれば「大杉栄氏は現代における一つの新しき戦慄であった。頑丈な骨組み、強い胸板、クリクリした大きな眼、物を叩くような烈しい言葉、彼の現れる所には常に黒旋風が巻き起こった」(アルス社広告)。

近代日本でも稀有な存在感でまばゆい光を放った大杉栄。彼が生涯を終えたのは、38歳のとき。いまの自分と同じ歳だと気がつき、しばしおのれを顧みた。

販売価格は2198円(税込)。土曜社刊行の大杉栄関連書籍、いくつか在庫しています。

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