ニンゲンなんて、おもしろく、おかしく生きるが儲けではないか。
高木護『放浪の唄 ある人生記録』が届きました。
自由と反骨、放浪(九州一円、目的のないぶらぶら歩き)の人、高木護。こんな方がつい最近まで生きていたとは。とにかく型にはまらない。日雇い仕事を中心に就いた仕事は闇市番人、露天商、ドブロク屋、立ちん坊、人夫などなど、数知れず。「どんな逆境でも、のんべんだらりと、それなら、それになりきって、ささやかな楽しみを見つけることだ」。
1965年(昭和40年)に刊行された本書を自力で再刊したのは、静岡県富士宮市の出版社〈虹霓社〉。代表の古屋さんいわく「“一人でも多くの人に”ではなく、“高木さんを必要としているあなたに”届けたいと思っています」。
販売価格は2200円(税込)。間借り中の〈平凡〉でも購入できます。
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