電子音やフィールド・レコーディング+α、その間に宿る空間も含めて、そのサウンドは様々な景色を想起させる、そんなイマジネーションを静かに刺激するまさに“眺め”の音楽。(河村祐介)
COMPUMA『A View』が届きました。
ソロ名義・COMPUMAとして初めて発表されたアルバムは、2021年秋に上演された演劇「眺め」の公演音楽として制作された楽曲群を再構成して編まれたもの。収録された楽曲(全11曲)に耳を澄ますほど、本作を捉えて自分なりに言語化する難しさを感じてしまう。
聴取環境、流れる時間と組まれた音が合わさって、聴き手の心の水面に起きる波。その様子を自身で観察しながら味わってみると、見つかるものがあるんじゃないか。繰り返し再生して、自分なりの想像を膨らませてみてほしい。
販売価格は2750円(税込)。アートワークは五木田智央/鈴木聖によるもの。
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