2021/11/01

11/1 雑記

リントン・クウェシ・ジョンソン、人が呼ぶところLKJ。彼の音楽作品が自分のなかで特別な位置を占めるようになったのは、今年になってから。店の常連さんから頂いた『BASS CULTURE』のレコードがきっかけだ。針を落として驚いたのは、音楽的な面白さ、心地よさ。LKJのパトワ語(ジャマイカ訛りの英語)でのポエトリー・リーディングは抑揚こそ少ないけれど、リディムに乗ると不思議なほどにしなやかだ。

手元にある3枚のレコードでギターを弾く、ジョン・クパイの手数がほどよく、耳がひかれる。ベーシストであるバンドリーダー、デニス・ボーヴェルの音作りが秀逸ゆえか、聴くほどに身体になじんでいくような感覚がある。

LKJの放つ言葉、詩の意味をしっかりと受けとめる工夫もしなくては。そう思いながらも、確かな手ごたえは得られない状況が続いていて、もどかしい。とにかく、まずは音楽としてしっかり受けとめる。そこからでも始められることがあるはずだ。

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