昨日のこと。午前中、早めに家を出て店に行く。散歩がてらに入ったリユース店で、坪内祐三『新書百冊』を見つける。嬉しい。カバンの中には読みかけの山口昌男『内田魯庵山脈(上)』と永井宏の本が数冊入っている。これで、今日は読むものに困らない。
定時より早めに開店。直後に来店、ひとりふたり。見知った顔の方はいつも音源を買ってくれる。その後に夫婦? カップル? みたいな二人組が続けて入店。隣の喫茶店から流れてきたのだろうか。本に興味はなさそうと一目でわかる(それが嬉しくも裏切られることも……あるのだけれど)。おのおのヒソヒソと会話だけして帰っていく。
そこから、ずっと本を読んでいた。合間にネットを開いて、告知をしたり、世間の様子をうかがったり。どうやら今日、書店はけっこう暇なようだ。敬愛する阿佐ヶ谷の古書店、行ったことはないけど気になる倉敷の古書店。それぞれに店の静けさを伝えていた。自分も同調しようと思うも、やめておく。
最後の最後、友人が仕事終わりにやってくる。だらだらと話をしたのち、予約商品を買っていく。これで少し息が抜けたかな。シャッターを降ろして、閉店する。
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