3月24日、金曜日。一昨日の賑わいから一転、昨日は終日静かな店内。外は雨。ひとり本を読むにはうってつけ。遺作になった『雨滴は続く』(2022年)から『芝公園六角堂跡』(2017年)へと西村賢太の本を読み繋ぐ。暴力的な場面はほとんどなく、自己の内部の描写が多い。古書店〈落日堂〉店主・新川と貫多の会話の部分が多いと、なぜか嬉しい。どこにも芳しい話題はないのだが、安心感がある。
旧友のヨシオさん、卒業式前夜のUさんとお母さん、数人のお客さんに助けられた。気がふさぐような状況にポッと明かりを灯してくれた。閉店前になじみの男性が突然現れて驚いた。やや変わった人なのだが、本が好きなのは間違いない。
今日は15時、明日明後日は13時開店! 週明け27日(月)、28日(火)、29日(水)は三連休。
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