2023/12/06

12/6 店日誌

12月6日、水曜日。ガラッとドアを開けて入ってきた男性は丁寧な物腰、一目見て、この方なら大丈夫と安心して放っておく。自分は入荷した本の値付け、届き立ての音源の紹介文を書くなどの作業をする(……でも、俺はこの人の顔を知っている。たぶん、あの人なんじゃないだろうか)。いざ会計となり、選んだ4冊を見て「これは」となって声をかける。少しずつ話を詰めていって、やっぱり! 同世代の信頼する書き手、橋本倫史さんだった。

ちくま文庫版『ドライブイン探訪』のあとがきのシブさ、『東京の古本屋』の味わい深さ、向井秀徳さんとのエピソード(「誠意を見せろ」)の話などが止まらない。ハイテンションの店主を嫌がらず、しっかり相手をしてくれた橋本さんに感謝、感謝。

昨日も新刊、新譜に入荷あり。溜めてしまった古本も値付けをして、店に出している。日々、何かしらの動きがあるので、気軽に足を運んでほしい。

今日明日、明後日は15時開店。9日(土)には久々に店番太郎くんが登場します。

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