11月3日、金曜日。文化の日。朝イチで顔を合わせた隣の店長は顔がパンパン、血色もわるい。前の晩に飲みすぎたらしい。ま、そのうち元に戻るっしょと笑って、それぞれの仕事に戻る。店内で作業をしていると大坪さんが現れて声をかけてくる。ああ、はいはい、なんて感じで対応していると信号がかわるタイミングであわてて車に乗って去っていった。隣の店の人たちは面白い。
近所の〈古着屋may〉店主、細矢さんはSNSでの告知をまったくしない。なぜか、と聞くと、できないからと応えてくれる。みんながみんな、同じように考え、行動する必要はないのである。やれることをやればいい。行けば、店は開いている。その状態さえあれば、大袈裟な言葉で煽らなくてもいいんだよね。
あちこち、ほうぼうから聞こえる声、うわさ話。誰がどうした、どこに行った、どれだけ売った。誰それが来た。どれもわるいこっちゃないけれど、まあ、知らなくてもいいことだ。できるだけ静かに店を開けていたい。
今日、明日は通常営業。明後日5日(日)は17時までの短縮営業。
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